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ただ鑑賞するだけでは分からなかった!? 登頂して初めて分かる、"聖なる巨岩"『エアーズロック』の隠れた表情
Hello!本日はオーストラリアにある『エアーズロック』を紹介したいと思います!
オーストラリア大陸の中央部、広大な赤土の砂漠地帯に忽然と姿を現す世界で二番目に大きな一枚岩『エアーズロック』。先住民アボリジニ達はこの巨岩を『ウルル』と呼び、古くから聖地として崇めてきました。その証拠に、1987年に自然遺産に登録された約7年後、アボリジニの文化・精神が深く宿ることが認められ、文化遺産にも登録されました
エアーズロックは、周囲約9km、高さ約350m、全長3400mという巨大さながら、地上にでている部分はなんと、岩全体のたった一割程度。六億年もの歳月をかけ、地中深くに造られた岩層が地殻変動で地表に現れたもののほんの一部なのです。エアーズロックの魅力は、その大きさだけではありません。時間の移ろいと共に変わりゆく神秘的な表情は、エアーズロックを語る上で欠かせない魅力です。朝日を浴び、徐々にオレンジから燃えるような朱色へと変化し、夕暮れ時にはオレンジかゆっくりと藍色へと自在に彩りを変え、そして日没後には満天の星が空を埋め尽くします。
そして、エアーズロックにはまだ、もう一つの表情があるのです。急な斜面を歩き続けること、約一時間。その巨岩をのぼり詰めた時、あなたを山頂で出迎えてくれるのは、未だかつて見たこともない、雄大な眺望。それを遮るものはなにもなく、360度地平線が広がっています。きっと眺めるだけではない、エアーズロックの新たな魅力を実感できることでしょう。
太古から続く神秘の物語に、上から下から、いつまでも見とれてください。
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世界の絶景編集部
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