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プライベートクルーザーと高級車での移動が当たり前!リッチでセレブな国モナコ公国
カジノやF1グランプリなど華やかなイメージのあるモナコ公国。面積は約2平方キロメートルでバチカン市国に次ぐ世界で2番目に小さい国ですが、1人当たりの国民総所得は国連加盟国の中でもトップと言われています。総人口約37,000人のうちモナコ国籍の人はわずか6千人で、その他の3万人以上が海外から移住してきたセレブたち。モナコは資産数十億を超えるクラスの超裕福層が多く住居している世界有数のセレブリティ国家なのです。
リゾート先としても人気のモナコは、お隣の国フランスのニースからはバスに乗って40分ほどで到着します。でもそんなローカルな方法でモナコに入国するのは"ダサい"といわれ、プライベートクルーザーでクルージングしながら訪れるのがセレブの証。モナコ港での停泊料は1週間約1,000万円で、F1レースの開催時期ともなるとさらに高額になります。国内の移動はもちろん高級車。カジノ前の駐車場にはロールスロイスやベントレー、フェラーリなど普段はなかなかお目にかかれないような車が並び、その光景がモナコのひとつの観光名所にもなっています。
それではなぜ、お金持ちセレブがモナコを好むのでしょうか?理由のひとつは、税金がかからないタックスヘイブンの国だからです。所得税がないので多く稼いだお金を税金で持っていかれることもなく、法人税や相続税もかなり低く設定されています。その為、自国で多額の税金を取られるくらいなら、モナコに移住してしまおうという高額所得者が世界中から集まります。
もうひとつは治安の良さ。モナコはセキュリティー強化に力を入れていて、とても治安の良い国です。街には500台以上の監視カメラが設置され、警察官の数も世界トップクラス。住民70人に1人の割合で警察官を配置し、常に街をパトロールしています。お金持ちがいくらゴージャスな宝石を身に着けて派手に遊んでいても、犯罪に遭うことはほとんどありません。 安心して贅沢に豪遊できるお金持ちのテーマパークのような国モナコ。多少物価は高いですが、訪れてそのセレブ感を味わうだけでも十分価値がありますよ。
文:南まい
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