高知・幕末維新博(大政奉還150年!歴史の封印が今解かれる)

新発見!坂本龍馬の書簡 ~大政奉還150年~ 歴史の封印が今、解かれる。

坂本龍馬像
<提供:(公財)高知県観光コンベンション協会>

今年2017年は、武家政権が終わりを告げ、新しい国づくりへの転換期となった慶応3(1867)年の「大政奉還」から150周年の節目を迎えます。

土佐藩の隠居、山内容堂による「大政奉還建白書」の提出をきっかけに、徳川家第15代将軍・慶喜は朝廷に政権を返上しました。こうして、初代・家康以来、征夷大将軍として、徳川家が264年にわたり保持していた、国内の行政に関わる権限は天皇に返還されたのです。

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▲大政奉還建白書写し
 
そんな大政奉還直後...坂本龍馬が暗殺される5日前に書いたとみられる手紙が、新たに見つかりました。

坂本龍馬の書簡
▲坂本龍馬の書簡

福井藩の重役に対して旧知の三岡八郎(由利公正)を新政府の財政担当者として出仕させるよう求め、1日遅れれば「新国家の御会計(財政)御成立」が1日先になってしまう、と早急な派遣を懇願する内容です。

140点以上あるといわれる龍馬の手紙では初めて、『新国家』という文字が確認されました。龍馬は死の直前まで、新政府の樹立、新国家の建設に専心していたことをよく示しています。

この手紙は、2017年3月4日グランドオープンの高知城歴史博物館にて、全国初公開されます。(2017年3月4日~5月7日、5月8日以降は複製展示)

高知城歴史博物館
▲高知城歴史博物館
 
「志国高知 幕末維新博」では、高知城歴史博物館など全23会場で、幕末維新の志士ゆかりの歴史文化について知ることができます。なぜ京や江戸から遠く離れた土佐の山間から、龍馬をはじめとした多くの若者が維新の志士となって飛び出し、またその後の自由民権運動にかかわっていくのか。

彼らを育んだ土佐の風土・文化、地域の人々、食・自然を肌で感じに、高知を訪れてみてはいかがでしょうか。

志国高知 幕末維新博 ロゴ
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志国高知 幕末維新博 ※終了しています

第一幕:2017年3月4日(土)~2018年3月31日(土)
第二幕:2018年4月21日(土)~2019年1月31日(木)
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