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香港1(世界都市『香港』を遊び尽くそう!)
夜景!街角グルメ!!人気スポット!!! イギリスの影響が色濃く残る"アジアの世界都市"香港へ!
▲「ビクトリア・ピーク」から見下ろす香港の夜景
日本からのアクセスも良く気軽に海外旅行が楽しめる街、香港。冬から春の乾季は雨が少なく、特におすすめのシーズンです。世界中から観光客が集まるこの街の楽しみ方について、香港政府観光局の吉田さんと古谷さんにお話いただきました。
(左)香港政府観光局 アシスタントマネージャー 古谷 剛さん
(中)香港政府観光局 シニアマーケティングマネージャー 吉田 美貴さん
(右)阪急交通社ツアー企画担当者・香港スペシャリスト 錦織 賢太郎
錦織 林立する高層ビル群、派手なネオン看板の波、グルメをうならせる美食の数々...。観光地として見どころたっぷりの香港ですが、その魅力を"ひと言"で表すとどんな場所でしょうか?
吉田 "エネルギー、パワーがみなぎる街"ですね。風水の視点から見ても、香港は良い「気」が集まる場所と言われ、いつも活気にあふれています!また、古くからいろんな国の人が集まった世界都市ですから、多様性のある文化が息づいている街です。
古谷 ひと言で言うと、"日本と同じような感覚で過ごせる街"でしょうか。香港人は見た目も同じアジア系ですから、日本人は緊張せずに街を歩けます。イギリス統治時代の名残りで公用語は広東語と英語。街には漢字があふれていますし英語を話せる人も多い。日本の旅行者は現地の人と漢字で筆談したり、簡単な英語でコミュニケーションすることもできます。初めての海外旅行にはおすすめの場所ですよ。
錦織 香港人は外国人観光客に慣れていて、自然に接してくれるからとても気が楽です。マナーの良さも感じます。
古谷 地下鉄やバスに乗る時は整列するので割り込まれるようなことはありません。まるで日本にいるような感じで安心してご旅行できますよ。
吉田 交通機関内は飲食が禁止なのでとても清潔。旅行する方にとって"快適な街"だと思います!
錦織 香港には随所にイギリスの影響も残っているなと感じます。例えば車も左側走行でイギリスと同じ。もう一つトラム(路面電車)もバスも2階建てですがこれもイギリスの影響ですよね。
▲2階建てトラム/香港島では地下鉄の他にトラムが市民の足として利用されています。
吉田 実は、香港はイギリスに割譲される前は小さな漁村だったんです。150年以上におよぶイギリスの統治時代に近代化が進んで交通機関も整備されました。「ビクトリア・ピーク」の山頂展望台へ向かうケーブルカー「ピークトラム」は、もともとピークの上のイギリス人の邸宅に行くために造られたんですよ。
▲ピークトラム
古谷 イギリス統治の遺産は他にもあります。香港は高層ビルに埋め尽くされていると思っている方が多いのですが、意外にも海と緑の美しい自然が広がっているんですよ。イギリス統治時代に自然保護を大切にしたので、香港の40%は「自然保護区」でトレイルなども整備されているんです!
▲香港ではあちこちにトレイルが整備されています。
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