カナダ1("世界一の紅葉大国")

広大な大地が極彩色に染まる "世界一の紅葉大国" カナダ

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▲ローレンシャン高原(写真提供:カナダ観光局)

想像を超えるスケールで紅葉が広がる『秋のカナダ』。添乗員として各国への訪問経験も豊富な西村さんに、ツアー企画担当者・森下と秋のカナダの楽しみ方についてお話しいただきました。

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(左)添乗員 西村 見介さん(海外添乗日数2,149日/2016年4月現在)
(右)阪急交通社ツアー企画担当者 森下 進一

森下 世界の他の国々と比べて、ずばり、〝カナダの紅葉の魅力〟は何だと思いますか?

西村さん あらためて考えてみると、紅葉そのものを楽しめる国というのは意外と少ないですよね。その点カナダは世界第2位の面積の国ですから、〝桁違いのスケール〟で紅葉が満喫できます。東部にある「メイプル街道」では、『真っ赤』に燃えるメイプル(サトウカエデ)の紅葉が見渡す限りに続きますし、数千km離れた西部の「カナディアンロッキー」では、まったく異なる『黄金色』の黄葉が楽しめるんです。尋常じゃない規模の大自然が見せる〝色の多彩さ〟が、秋のカナダの最大の魅力ですね!

森下 ひとつの国で秋の風景がこんなにも違うなんて、広大なカナダならではのことですよね。東の「メイプル街道」だけ見ても、ケベック・シティからナイアガラまで800kmにわたって紅葉の名所が続くんですから!

西村さん 絶え間なく紅葉が楽しめる街道ですが、なかでもひときわ見応えのあるエリアが「ローレンシャン高原」ですね。メイプルの木が圧倒的に多いローレンシャン高原は、紅葉の色づきでは〝カナダ随一〟です!ゴンドラやリフトで「トレンブラン山」の山頂に登ると、紅葉の景色が見渡す限り360度に広がるんです!赤色だけでなくオレンジ・黄緑・黄色など、まるで〝宝石を散りばめたような景観〟に見とれてしまいますね。

森下 日本の四国ほどの広さのローレンシャン高原ですから、紅葉の楽しみ方もいろいろですね。セントアガタ村の「サーブル湖」ではクルーズ船に乗って水上から湖畔の紅葉を観賞できますし。

西村さん それに、メイプル街道沿いに点在する街や村では〝洗練された秋の景色〟が楽しめます。この街道はその昔ヨーロッパから来た開拓者たちが築いた道なんです。「ケベック」、「モントリオール」、そしてローレンシャン高原にある「トレンブランビレッジ」など。ヨーロッパ風のロマンチックな街並みはどこを見ても絵になりますよ。散策すると、ちょっとおしゃれなお土産店も見つかります!

>>続き「カナダ2("大人の秋"と"若い秋")」はこちらから

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