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オーストリア・ウィーン1(2017年はマリア・テレジア生誕300周年!)

記事投稿日:2016/12/13最終更新日:2017/07/06

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マリア・テレジア生誕300周年!2017年は『ウィーン』が熱い!! 歴史を彩った"女帝"の素顔は!?

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▲シェーンブルン宮殿/「パリのヴェルサイユ宮殿に匹敵する離宮」というマリア・テレジアの祖父・レオポルト1世の命で建設された宮殿。マリア・テレジアの時代に大改築が施され、バロック様式とロココ様式を併せ持つ今日の美しい姿になりました。その後、ハプスブルク家の離宮として使われたほか、ナポレオンの占拠など数々の歴史ドラマの舞台ともなりました。

「世界環境ランキング」で「最も住み心地の良い都市」として7年連続世界1位に選ばれたウィーン(マーサー世界生活環境調査)。この街の魅力を、来年2017年に生誕300周年を迎えるマリア・テレジアとハプスブルク家を中心に、ウィーン在日代表部の福田さんにお聞きしました!

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(左)ウィーン在日代表部 アシスタントマネージャー 福田 明子さん
(右)阪急交通社 ツアー企画担当者 石橋 華代

石橋 2017年は「マリア・テレジア生誕300周年」ということで様々なイベントが行われるそうですね。

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cDauerleihgabe der Osterreichische-Nationalbank, Foto: A. E. Koller fur SKB

福田さん 「馬車博物館」、「宮廷家具博物館」、「国立図書館」などでも特別展示が開催されます。貴重な品々が間近で見られるチャンスですから、ウィーンを旅するならまさに今ですね!

石橋 今でも国民からの絶大な支持を誇る"女帝"マリア・テレジアについてお聞かせください。

福田さん 一言でいうと『国母』です。よく"女帝"といわれますよね。父帝が男子に恵まれなかったのでハプスブルク家の当主になりましたが、実際に帝位についたのは夫・フランツ1世です。しかし彼女は巧みな政治手腕で領地を守り続け民衆の尊敬を集め愛されていました。また、政略結婚がほとんどだった当時としては奇跡にも近い恋愛結婚をした方なんです!夫のフランツ1世と夫婦仲も良く16人の子供にも恵まれ、とても教育熱心な母親でもあったそうです。

石橋 女性らしい横顔を知ると身近に感じられてきますね。

福田さん マリア・テレジアがとても好んだ「シェーンブルン宮殿」をじっくり見学して、"女帝"が暮らしていた空気感を味わっていただきたいです。

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▲シェーンブルン宮殿の庭園内にある対プロイセンの戦勝記念碑「グロリエッテ」(cANTO/Diejun)

石橋 お客様にじっくり見て楽しんでいただきたかったので、今回は宮殿内の公開されている全40室を見学していただけるツアーもご用意しました。

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▲シェーンブルン宮殿「大広間」/皇室主催のレセプションに使用され、「会議は踊る」で有名な1814年のウィーン会議の舞台にもなりました。(cANTO/Trumler)

福田さん 宮殿内にあるマリア・テレジアの『家族の肖像画』も必見!夫フランツ1世の手がマリア・テレジアを指し、皇子たちも母の方を向いてまるで「家長はこの方ですよ」と言っているかのよう。

石橋 国でも家の中でも中心的な存在だったのですね。

福田さん シェーンブルン宮殿は『夏の離宮』と呼ばれますが、実際は家族と一緒によく滞在していたそうです。フランツ1世は自然科学が好きだったので、現存する世界最古といわれる「動物園」も敷地内に造りました。ハプスブルク帝国のご威光で外国から珍しい動物を取り寄せて夫婦2人で眺めていたのだとか。それから見事な「庭園」も見どころです。庭師が常駐していて、花の季節には美しい花々を楽しむことができます。

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cANTO/Diejun

2017年、生誕300年を迎える"女帝"マリア・テレジア(1717~1780年)

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▲マリア・テレジア広場のマリア・テレジア像(cVRO)

マリー・アントワネットの母であり、オーストリアの女帝と言われたマリア・テレジア。幾多の対外戦争を巧みな政治手腕で乗り切り、シェーンブルン宮殿の造営、小学校の建設と義務教育化など近代オーストリアの基礎を築いたことから"国母"と今なお慕われています。母親譲りの美しい容姿をしていた彼女は、市民からの人気も高く、当時の貴族には奇跡とも言える、恋愛結婚をした夫フランツ1世とのおしどり夫婦ぶりも有名です。

>>続き「オーストリア・ウィーン2(エリザベート生誕180周年!)」はこちらから

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記事投稿日:2016/12/13最終更新日:2017/07/06

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