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まだ間に合う?ガトーショコラの浅間山とセットで楽しむ秘境と名湯|長野県

山から山へ旅するライター、もりのりこです。
春の気配に、なんだかそわそわしてくる季節。そんな気分になるのは、皆さんも同じではないでしょうか。
今回は、昨年の様子をもとに、2026年3月の最新情報を交えて、春が始まったばかりの信州へ冬の名残を探しに出かける旅をご提案します。
標高2,000メートルに位置する高峰高原なら、まだ雪景色に間に合うかもしれません。 「名湯」と「秘境」を巡り、帰りのバスで寝落ち。そして、目覚めたら新宿。そんな休日はいかがでしょうか。
目次
- 移動時間はお休みタイムな省エネ旅
- 歩いて行ける秘境へ
- 10万年の歳月が作り出した圧倒的な存在感
- 高峰高原からのアクセス
- ヨーロッパの田舎町を彷彿とさせる信州の景色
- 旅の締めくくりに外せない「立ち寄り湯」
- まとめ
移動時間はお休みタイムな省エネ旅
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<高峰高原を登山口とする黒斑山からは浅間山が間近に見られる>
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<高峰高原からは雲海が見られることも多い>
高峰高原へは都内から高速バスが運行しており、新宿から乗り換えなしで行けます。
たくさん遊んで疲れたら、小諸の温泉であったまり、帰りのバスでぐっすり眠る......。たまには力を抜いて旅するのもいいものです。
- 公式サイト:ジェーアール関東バス 高速バス(新宿〜佐久・小諸・高峰高原) ※最新の運行状況をご確認ください
高峰マウンテンパーク
- 所在地:長野県小諸市 高峰高原
- 公式サイト:高峰マウントパーク
歩いて行ける秘境へ
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<昨年は4月でもこの雪景色に出会えた>
浅間山を間近に見られる黒斑山、手軽に登れる2,000メートル峰の高峰山などの登山口がある高峰高原。
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<古代遺跡のようにも見える「ねんぼう岩」>
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<渓谷には散策路が整備されているがクマの目撃も多い>
その南麓に位置する深沢渓谷には、ねんぼう岩と呼ばれるラプンツェルの塔のような奇岩がひっそりと佇んでいます。岩山の頂上には弁慶が隠した金の茶釜が置かれているという伝説が残る、地元でもそれほど知られていないミステリアスな場所です。
10万年の歳月が作り出した圧倒的な存在感
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<3月半ば頃まで雪が残ることもある>
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<暖かな日が続けばすっかり春の様子に変わる>
黒斑山と同時期に出現したと言われる高さ9メートルの巨岩は、まるで天から突き刺さった門柱のよう。 周囲の森とは明らかに違う、時間が止まったような静寂に包まれています。
ねんぼう岩の付近は広場として整備されているので、ここで休憩するのがおすすめです。
高峰高原からのアクセス
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<高峰温泉から祠の前を下る>
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<4月でも降雪後はこの景色>
ねんぼう岩へは高峰温泉から3.3キロメートルほど沢沿いを歩きます。
スキー場のポップな音楽や登山者たちの賑わいを後に、高峰温泉から深沢渓谷への道に入ると、一瞬で静寂に包まれます。
そのコントラストが強いほど、より一層、ねんぼう岩の異世界感が際立ちます。
ヨーロッパの田舎町を彷彿とさせる信州の景色
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<秋にはアサギマダラの乱舞が見られる>
深沢渓谷の先にあるのは「糠地(ぬかじ)」地区。八ヶ岳や日本アルプスの雄大な景色を望むこの地区には、ヴィンヤードと呼ばれるワイン用ブドウ畑が広がり、ヨーロッパの田舎町を彷彿とさせます。
一瞬で心を奪われる景色と、明るく開放的な空気を感じに足を伸ばすのも良いかもしれません。
旅の締めくくりに外せない「立ち寄り湯」
市内に9つの源泉を有する小諸。高峰高原周辺にも個性豊かな立ち寄り湯があります。
1. 高峰温泉
ランプの宿 高峰温泉|標高2,000メートルにある雲上の温泉
泉質:含硫黄カルシウムナトリウムマグネシウム炭酸水素塩温泉
- 所在地:長野県小諸市高峰高原
- 営業時間:日帰り利用 11:00~16:00
- 入浴料:700円
- 公式サイト:ランプの宿 高峰温泉
※雪上車(冬季)乗車の場合は別途乗車料金
2. 天狗温泉
天狗温泉 浅間山荘|鉄分を多く含んだ褐色の湯はインパクト大
泉質:単純鉄冷鉱泉
- 所在地:長野県小諸市甲又4766-2
- 営業時間:日帰り利用 11:00~17:00
- 入浴料:1,000円
- 公式サイト:天狗温泉 浅間山荘
3. 菱野温泉
菱野温泉上の湯 薬師館|洞窟の奥に湧き出でる歴史のある温泉
泉質:単純炭酸鉄泉
- 所在地:長野県小諸市菱平740
- 営業時間:日帰り利用 11:00~21:00
- 入浴料:800円
- 公式サイト:菱野温泉上の湯 薬師館
菱野温泉下の湯 常盤館|専用の登山電車で向かう展望露天風呂
泉質:アルカリ性単純温泉
- 所在地:長野県小諸市菱平762-2
- 営業時間:日帰り利用 11:00~14:30
- 定休日:火曜
- 入浴料:1,800円
- 公式サイト:菱野温泉下の湯 常盤館
※平日料金あり(8月以外)
4. 布引1号泉
高峰高原ホテル こまくさの湯|バス停からも駐車場からも近い。高峰高原の立ち寄り湯。
泉質:ナトリウムー塩化物泉
- 所在地:長野県小諸市高峰高原704
- 営業時間:日帰り利用 10:00~18:00
- 入浴料:1,000円
- 公式サイト:高峰高原ホテル こまくさの湯
まとめ
知る人の少ない「ねんぼう岩」ですが、実際にその神秘的な空気に触れてみれば、きっと「来てよかった」と思える旅になるはずです。
たまには高速バスに身をゆだね、のんびりと信州の春を探しに出かけてみてはいかがでしょうか。お出かけの際には、温泉セットとハイキングの装備もお忘れなく。
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もりのりこ
- 東京・渋谷出身。東京と長野を拠点にあちこち巡るヒト。
伝統の中にある新しさ、ここにしかない風景、人との出会いを求め、旅しています。ほんとうに伝えたいことだけをていねいに記事にします。信州登山案内人、全米ヨガアライアンス




























