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タンザニアのオフシーズン・雨季に観光旅行を楽しむメリット

タンザニアは南半球で、赤道直下ではないものの熱帯地域に位置しています。季節は雨季と乾季に別れていて、言わずもがな乾季が観光シーズンとして人気です。
ただ雨季の観光にもいくつか利点がありますので、雨の時期に行ってみたい!と思う方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんな方々のために!3月中旬から始まる大雨季時の旅行について、詳しくご紹介します。
目次
タンザニアの季節
まずはタンザニアの季節や気候についてお伝えしていきます。タンザニアは基本的に常夏の環境にはります。アフリカで一番高いキリマンジャロ山や、世界で2番目に深いタンガニーカ湖など、高低差が豊富で1つの国でさまざまな気候を有する自然豊かな国です。詳しい情報を見ていきましょう。
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1. 気候
タンザニアは4つの気候区分に分けられますが、大部分は熱帯気候になります。特に沿岸部は高温多湿で、この気候を顕著に表しています。
熱帯サバナ気候が主で、雨季と乾季がはっきり分かれ、乾季にはほぼ雨が降りません。熱帯雨林気候も見られる場所があります。
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<5,895mを誇るキリマンジャロ山>
キリマンジャロ山周辺など、北部や南部の山岳地帯が亜熱帯高山気候になります。標高が高いため、年間を通じて涼しく、サバナ気候より過ごしやすい地域です。
南半球の冬にあたる7-8月にかけては、地元の人はセーターを着込むほどヒンヤリ感じます。
首都ドドマを含めた内陸部分は、降水量が少ないステップ気候になります。
中部から北部にかけてステップ気候ベルトが形成されており、西側にもこの気候区分に入る地域があります。乾燥していて、雨が降ってもすぐに蒸発して乾きやすい土地です。
2. 季節
日本のような四季がないタンザニアは、雨季と乾季で分かれています。大雨季は3-5月で、特に熱帯気候の沿岸部で大きな雨が降ります。
雨季といっても豪雨が毎日ずっと降り続けるわけではなく、1日のうちでも断続的に降ったり、2日雨で1日晴れになったり、雨が止んでいる時間も多少はあります。
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<雨季は雨の合間に移動します>
小雨季は11-12月で、大雨季ほど長く続きません。12月からシーズンを迎えるマンゴーやパイナップルは、この時期の雨によって甘くなります。異常気象で雨が少ないと、トロピカルフルーツが不作になり、値段も高くなってしまいます。これら大雨季と小雨季の合間が乾季となります。
3. 気温
北半球の日本とは逆で、南半球のタンザニアは12月が一番暑く、8月が一番涼しくなります。
涼しくなるといっても熱帯気候の地域は年間で20度を下回ることが少なく、年中半袖で過ごせます。かといって最高気温も35度を超えることはあまりなく、気温的には日本の真夏より下になります。
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<蒸し暑い沿岸部>
沿岸部は蒸し暑く感じますが、日本の蒸し蒸しした夏と比べるとカラッとしていると思うかもしれません。
日本より太陽の日差しがきつく、日向にむき出しの肌を晒すと、突き刺さるような痛みを感じます。沖縄やハワイを思うと、イメージが湧きやすいかもしれません。
雨季の利点
タンザニアの観光ベストシーズンは、やはり乾季の6-10月と言われています。その中でも特にハイシーズンになるのが夏休み時期の7-8月です。
また暑さ真っ盛りとはなりますが、クリスマス&ニューイヤー休暇の12-1月も人気です。1-2月はベストシーズンほど人が多すぎず、野生動物たちの出産期ということもあって、ハイシーズンに次いで人気があります。
逆に人気がないのは大雨季の3-5月で、2024年の統計によると特に4月は一番観光客が少ない傾向にありました。ではここで、わざわざオフシーズンを選ぶどんな利点があるか、検討してまとめてみましょう。
1. 人混みが少ない
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<乾季は動物をたくさん見るのにいいが、乾燥している>
旅行は好きだけど人混みはちょっと...という方、多いのではないでしょうか。ハイシーズンにサファリやビーチに行くと、メインの動物や自然よりも、溢れかえる人の方が視界いっぱいに広がっていることがよくあります。
オフシーズンでは人の数が圧倒的に少なく、閑散期にもなりますので、ホテルも何かしらのチケットも直前でも取れます。観光地ではまるで貸切りであるかのように堪能でき、ゆったりのんびり楽しむことができます。
2. リーゾナブルなお値段
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<人がほぼいないビーチ>
ハイシーズンと比べて、かなりお安くなります。世界的に有名なセレンゲティでサファリに行く場合、地元のツアー会社によると、ピーク時の半額くらいの料金で行けてしまうこともあるのだとか。
3. 雨季ならではのキレイな景色
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<鮮やかな緑を楽しめる>
乾季の時期は、乾いた茶色い風景がよく見られるのですが、雨季には生き生きとした緑の生い茂る草原を見ることができます。
バスや汽車での長距離移動をする場合は、目に優しく雄大な自然をのんびり楽しめます。また水を求めて渡ってくる、様々な種類のカラフルな鳥を見ることができます。
バードウォッチングが趣味の方には最適な時期と言えるでしょう。雨が降れば暑さが和らいで涼しいので、じっくり時間をかけて動物たちを観察できます。
雨季旅行時の注意点
ハイシーズンとは違った、別の魅力あるオフシーズンですが、どんな点に注意しながら旅行すると良いでしょうか。
1. 計画に余裕を持つこと
タンザニアでは天気予報があまり当てにならず、突然豪雨に見舞われることもあります。
急激な天気の変化に、急遽予定を見合わせる必要も出てくる可能性があります。計画を立てる際は時間に余裕をもち、詰め込みすぎないよう注意すると安心です。
2. 持ち物を事前に吟味
濡れに強い靴やカバン、多めの着替え、雨具など、雨に降られることを前提とした持ち物を準備しましょう。特にパスポートやチケットなど、重要なドキュメントが濡れない工夫をして臨みます。
3. 病気対策を万全に
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<水辺は蚊がいるので特に注意>
雨季は蚊が大量発生する時期でもあります。蚊を媒介する病気に、マラリアやデング熱があり、雨の時期に流行る傾向があります。
長袖長ズボンや、蚊よけスプレーなど、蚊よけ対策をしましょう。また体調が悪いと病気になりやすいので、睡眠や栄養に気を配ります。
最後に
今回は雨季の時期にタンザニアへ来る場合についてお伝えしました。どの時期に来ても、タンザニアの人たちは温かく、素晴らしい体験ができると思います。
遥か遠い地であるアフリカに降り立って、異国文化を楽しんでいただければ幸いです。
タンザニア
※この記事は、2026年2月の情報です。
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Miyuki Meta
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