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【メキシコ】セノーテツアー体験|絶景の水中写真で巡る神秘の世界

あなたにとって「一生に一度は見たい景色」はありますか。世界を旅する筆者が、心からおすすめしたい絶景がメキシコにあります。それが神秘の湖「セノーテ」です。
セノーテとは、メキシコ南部に点在する天然の湖や水中洞窟のこと。その数は4,000を超えるとも言われ、ひとつとして同じ景色はありません。マングローブが生い茂る緑豊かなセノーテ、暗闇に一筋の光が差し込む幻想的なセノーテなど、その表情はさまざま。
今回はそんなセノーテの魅力とともに、その美しさを存分に体感できる現地ツアーをご紹介します。
目次
水中に広がる、セノーテの魅力
数あるセノーテの中でも、「地球にこんな場所があるなんて!」と心を奪われたのが、こちらです。
<暗闇に光が差し込む、幻想的な水中空間>
こちらのセノーテは円柱型の地形で、入り口はごく小さいのに、水中へ潜ると壺のように大きな空間が広がっています。周囲は影に包まれ、真っ暗。その中心にだけ、一直線に太陽の光が差し込んでいました。
これほど強く光が放たれている理由は、水深およそ30m付近にある白い層の存在です。ミネラルを含んだその白いスモッグが光を反射し、上からも下からも光が満ちているように見えるのだそう。
人工では決して再現できない、自然がつくり出した奇跡のような構造でした。
また、こちらは雰囲気の全く異なるセノーテ。
<水中に自生する赤い花が印象的>
透明度の高い水の中に、赤い花が静かに咲いています。太陽の光が水面から差し込み、揺れる光と花の色が重なり合う様子が可憐です。
セノーテは、水面から眺めるだけでは魅力が伝わりにくい場所も多く、これらの動画のように実際に潜ってこそ、その美しさを実感できます。
<水面から見た景色>
<潜った先に広がる景色>」
水中の世界を体験する手段としておすすめなのが、スキンダイビング(素潜り)。下から太陽の光を見上げたり、静かな空間に身を委ねたりする時間は、ほかではなかなか味わえません。
スキンダイビングは、ボンベを背負うスキューバダイビングとは異なり、ライセンス不要で始められるのも魅力。自然との距離がぐっと縮まる体験を、ぜひセノーテで味わってみてはいかがでしょうか。
安心して楽しめる、日本語対応のツアー
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筆者がお世話になったショップは、セノーテが点在するトゥルムの街にある「Freedive Irabu Mexico(フリーダイブ・イラブ・メキシコ)」。
日本人女性とメキシコ人男性のご夫婦が経営するショップで、日本語・英語・スペイン語に対応しています。お二人は経験・知識ともに豊富で、ツアーは安全第一。少人数制で催行されるため、安心してアクティビティを楽しむことができました。
Freedive Irabu Mexico
公式サイト:Freedive Irabu Mexico Instagram
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セノーテは世界的にも有名な観光スポット。日本テレビ「イッテQ!」で紹介されたこともあり、近年は日本人観光客も増え、混み合う時間帯もあります。
こちらのツアーでは、なるべく人の少ない時間を選んで催行するほか、ショップを通さなければ入れない秘境のようなセノーテに案内してくれることも。
またセノーテは雨上がりなどで濁りが出ることもありますが、その日のコンディションを見ながら、最適なポイントを選んでくれるのも心強い点です。
※フリーダイビング認定が必要なセノーテもあります。
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こちらのショップは、アクティブに動くことが好きな人はもちろん、以下のような人にもおすすめです。
- スキンダイビングを始めてみたい人
- セノーテの景色をじっくり堪能したい人
- 美しい写真を残したい人
ツアーでは参加者のレベルや希望に合わせて、訪れるセノーテを柔軟に決めてくれます。
こちらのショップは以前、沖縄県宮古島のお隣、伊良部島を拠点に活動していました。筆者が宮古島に住んでいた頃、初めてスキンダイビングを教えてもらったのも、こちらのショップです。
当時は潜るどころか、平泳ぎもままならない状態。それでも、ひとつひとつ丁寧に教えてもらえたおかげで、スキンダイビングを楽しめるようになりました。
「セノーテで泳いでみたいけど、慣れていないし少し不安......」そんな方も、一度相談してみてはいかがでしょうか。
美しさをそのまま写真に
こちらのショップでは、セノーテでの水中撮影も行っています。スキンダイビングのレクチャーを受けたあと、泳いでいる様子を撮影し、編集後のデータを受け取ることができます。
どれだけ美しいセノーテでも、その空気感やスケールを写真に残すのは難しいもの。このツアーでは、インストラクター兼フォトグラファーの方が撮影を担当してくれるため、実際に見た美しさに近い一枚を残すことができます。
筆者はカメラを向けられると少し緊張してしまうタイプですが、ポーズの取り方や潜り方をわかりやすく教えてもらえたので、自然体の写真を撮っていただけました。
ここからは、実際に撮影してもらった写真とともに、印象的だったセノーテをご紹介します。
写真紹介|惑星のようなセノーテ
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こちらは、水中で色の層が現れるセノーテ。画像加工ではなく、実際に目で見てもこの色合いなのが驚きでした。
水面付近は、スモッグがかかったようなオレンジ色で、水温は30度ほど。温水プールのような感覚でした。しかし潜っていくにつれて水温はぐっと下がり、視界は一気にクリアに。その先には、深い緑色の世界が広がっていました。
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<にじむ層と澄んだ水のコントラストが印象的>
透明度が非常に高く、水の中というよりも、空間そのものに身を置いているような感覚になります。
重厚感のある地形、岩の質感、そして奥行きのある眺め。色合いも相まって、まるで別の惑星に迷い込んだかのようでした。
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<視界いっぱいに広がる水中の世界>
このセノーテは水深があるので、スキンダイビングの経験をある程度積んでから訪れてよかったと感じました。呼吸や泳ぎに意識を取られすぎず、景色そのものに集中できたからこそ、落ち着いて味わえたのだと思います。
写真紹介|地球の豊かさがわかるセノーテ
こちらは、多くの人が「セノーテ」と聞いて思い浮かべるであろう景色。洞窟のような空間に光が差し込み、シャラシャラと筋が広がっています。
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<実際に見ると、光がカーテンのように揺れて美しい>
先ほどのセノーテとは対照的に、こちらは「地球らしさ」を強く感じる場所でした。周囲には自生するマングローブの緑。透明度の高い水中には、水の流れで削られた地形が広がり、そこへ太陽光が降り注ぎます。
水、岩、緑、太陽。地球を構成する要素に包まれながら泳いでいるような感覚でした。
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<穏やかさが心地よいセノーテ>
聞こえてくるのは、風に揺れる葉の音と、鳥のさえずりだけ。人の少ない時間帯に案内してもらえたこともあって、とても静かで、落ち着いた時間を過ごすことができました。
さいごに
今回ご紹介したのは、筆者が実際に参加し、自信をもっておすすめできるセノーテツアーです。日本語で気軽に相談でき、現地の状況を踏まえながら、その日のコンディションやレベルに合ったセノーテを案内してもらえました。
そして、実際にセノーテに訪れて感じたのは「写真で見る以上に美しい」ということ。空間の広がり、光、水に包まれる感覚。それは画面越しでは伝えきれません。
「世界一」と聞くと大げさに思えるかもしれませんが、セノーテには、そう呼びたくなる理由が確かにあります。もし人生で一度、絶景に身を委ねる体験をしてみたいなら、メキシコのセノーテでその瞬間を味わってみてはいかがでしょうか。
グランセノーテ
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maryo
- のんびり世界一周中。読んだ人が旅情に浸れる、そんな温かい記事をお届けします。




























