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ブラジル・ベレンでしか味わえない6つのアマゾン体験

ブラジル北部、アマゾン川の河口に広がる都市ベレン。
熱帯の空気、香り立つアサイ、マンゴの並木道。
ここには、私が住むサンパウロでは出会えない驚きが詰まっていました。
今回は、そんなベレンでしか味わえない6つのアマゾン体験をご紹介します。
目次
- ベレンについて
- ナザレ聖母大聖堂の門にリボンを結び願い事をする
- ピラルクのフライをアサイと一緒に食べる
- アマゾンフルーツのアイスクリームを食べる
- ちょっとだけジャングル体験
- アマゾン川で夕陽を眺める
- マンゴ並木を歩く
- まとめ
ベレンについて
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ベレンはブラジル北部のパラ州の州都で、アマゾン川の河口南岸に位置する都市です。年間を通じ最高気温が32度前後なだけではなく、湿度が常に80~90%という極度な蒸し暑さ。
しかも雨が降れば豪雨。気候的にはかなり厳しいところですが、アマゾンはこの気候の恩恵の賜物だと思うと、我慢もできるというもの。
ブラジル国内では、毎年10月に開催される巡礼祭「シリオ・デ・ナザレ」で有名。また、アマゾン食材を使用した豊かな郷土料理は、日本ではまだあまり知られていませんが、先住民の食文化をベースにポルトガルとアフリカの食文化が加わっており、この点においてブラジル料理の代表と言えるでしょう。
ナザレ聖母大聖堂の門にリボンを結び願い事をする
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ナザレ聖母大聖堂は、ベレン市民だけではなく、ブラジルのカトリック教徒にも広く知られています。それは「シリオ・デ・ナザレ」と言う巡礼祭が、毎年10月に開催され、全国から信者が集まるからです。そのため、ナザレ聖母が祀られている大聖堂は、ベレンの代表的な観光地の一つとなっています。
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この大聖堂の周囲には出店がたくさんあり、ここには色とりどりの「ナザレ聖母」と印字されているリボンが販売されています。このリボンを大聖堂の門に結び付けてお願い事をすれば叶うという民間信仰があり、教会前の門にはカラフルなリボンが所狭しと結び付けられています。
願いが叶った後の、お礼参りのリボンも見受けられ、どうやら願いが叶えられるようです。大聖堂を訪れた際には、お願い事をしてみてはいかがでしょうか。
ナザレ聖母大聖堂(Basílica Santuária de Nazaré)
- 所在地:Av. Nossa Sra. de Nazaré, 1300, Nazaré, Belém
- 拝観時間:月~金曜 7:00~19:00、土曜 7:00~18:00、日曜 7:00~13:00、15:00~21:00
- 公式サイト:ナザレ聖母大聖堂
ピラルクのフライをアサイと一緒に食べる
ベレンの郷土料理は、他では食べられない食材を使った独特の風味で、かなり美味しい。なかでもアマゾンフルーツとして日本でも有名なアサイのローカルな食べ方があると聞いていたので、試してみました。
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ヴェル・オ・ペーゾ市場やサン・ブラス市場などにある大衆食堂に行くと、ピラルクのフライの付け合わせとしてアサイが出されています。ピラルクとは、日本では水族館でお目にかかれるあの巨大な古代魚のこと。
揚げたてのピラルクに、アサイをたっぷりつけて食べてみました。塩辛い白身魚とほのかに甘いプレーンのアサイの組み合わせは、今までに食べたことがない味覚で、アサイの甘さに深みを感じました。
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ヴェル・オ・ペーゾ市場(Mercado Ver-o-Peso)
- 所在地:Boulevard Castilhos França, Campina, Belém
- 営業時間:5:00~18:30
- 定休日:日曜
サン・ブラス市場(Mercado de São Brás)
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サン・ブラス市場(Mercado de São Brás)
- 所在地:Avenida Almirante Barroso, São Brás, Belém
- 営業時間:月曜 7:00~22:00、火~木曜 7:00~0:00、金・土曜 7:00~1:00、日曜 7:00~0:00
アマゾンフルーツのアイスクリームを食べる
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ベレンには地元で有名なカイルというアイスクリーム屋があります。ここは、アマゾンフルーツのアイスクリームが豊富で、地元民に人気。エスタサォン・ダス・ドカスというウォーターフロント施設などの観光客が訪れる場所にも店舗があり、アクセスも簡単。
アマゾンフルーツの代表格と言えば、アサイをはじめ、クプアス、バクリ、タペレバなど。どれもこれも試してみたかったのですが、さんざん悩んだあげく、やはり定番のアサイに挑戦。濃厚なフルーツの味を堪能しました。
カイル(Cairu)
- 所在地:Boulevard Castilhos França, 19, Campina, Belém
- 営業時間:10:00~23:00
ちょっとだけジャングル体験
ベレンと言えば、アマゾンの森を連想してしまいがちですが、普通に都会なので、森がすぐ近くにあるわけではありません。でも来たからには、ちょっとアマゾンを感じたいですよね。そういう場合は、エミリオ・ゴエルジ・パラ博物館がおすすめです。
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アマゾンに生息する動物のほかに、珍しい鳥や魚が見られるだけでなく、巨大水性植物、オオオニバスにもお目にかかれます。
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この空間だけは、まさにジャングル。都会にいることすら忘れてしまいます。
エミリオ・ゴエルジ・パラ博物館(Museu Paraense Emílio Goeldi)
- 所在地:Avenida Governador Magalhães Barata, 376, São Brás, Belém
- 開館時間:9:00~16:00
- 閉館日:月・火曜
- 入館料:3レアル
アマゾン川で夕陽を眺める
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ベレンに行けば、アマゾン川沿いで夕陽を眺めることができます。趣のある乙な体験です。エスタサォン・ダス・ドカスというウォーターフロントに夕方行けば、アマゾン川に沈む夕日を鑑賞することができます。
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広大な川に沈む夕日は、非常に神秘的で美しい。旅の忘れられない景色になること間違いありません。
エスタサォン・ダス・ドカス(Estação das Docas)
- 所在地:Avenida Marechal Hermes, S/N, Campina, Belém
- 営業時間:日~木曜 10:00~0:00 金・土曜 10:00~1:00
マンゴ並木を歩く
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ナザレ地区の並木道は、なんとマンゴの木でできています。そもそも、マンゴの木というものがあれだけ高く、生い茂る緑を持つことを知りませんでした。
そんな印象的な並木道ですが、最大の問題は、丸々としたマンゴが落ちてくること。運が悪ければ、頭に直下するかもしれません。落ちるたびに、ドスンという音がして、びっくりしました。
路上に停めている車の上に落ちることは日常茶飯事のようで、車のフロントガラスには厚めの段ボールをのせて、マンゴ対策をしている車もありました。
乗ったタクシーの運転手には、マンゴでいっぱいの袋を見せられ、「お一ついかが」とすすめられました。どうやらベレンの人たちは、マンゴはスーパーで買うものではなく、道で収穫するもののようです。落ちてすぐが狙い時で、早朝には、道を掃きがてら、マンゴを収穫している住人も見かけました。
そんな不思議な光景を見たい方には、宿泊先にホテルも多いナザレ地区をおすすめします。
ナザレ地区
まとめ
以上、ベレンでしか体験できない6つのことを紹介しました。ベレンはアマゾンの入り口であり、ブラジルの奥深さを感じるところ。普段の私の生活では体験できない日常がたくさんあり、好奇心が刺激されるとても素敵なところでもありました。
アマゾンに行かれる場合には、ぜひベレンにも立ち寄ってみてください。
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オシャラ
- ブラジル在住19年。今はサンパウロに住んでいます。現地ならではの旅情報を発信していけたらと思います。




























