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全北の人気観光地・茂朱で渓谷の紅葉とホテルリゾートを満喫!|韓国

全北特別自治道の北東部にあり、西部は忠清南道、東部は慶尚南道に接する茂朱郡(ムジュグン)。四季折々の豊かな自然あふれるリゾート地で、標高1614メートル、韓国で4番目に高い徳裕山(トギュサン)の麓に位置しています。
春の新緑や秋の紅葉、夏は盛大にほたる祭りが開催され、冬には大勢のスキー客で賑わいます。今回は11月に訪れた茂朱の美しい渓谷の紅葉と,初夏の異国情緒あふれるリゾートホテルをご紹介します。
目次
九千洞渓谷で紅葉トレッキング!
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11月初めにぐっと気温が下がり、道内でも気温が低い茂朱では、紅葉が始まっていました。九千洞渓谷は徳裕山の麓から山頂方面まで続いています。
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徳裕山国立公園の入口近くからスタートするトレッキングコースは約6キロメートル。往復3時間ほどかかるので、今回は半分ほど歩くことにしました。
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山道ではあるものの高低差が少ないので、ひんやりとして気持ちのいい空気の中で、気軽にトレッキングを楽しむことができました。
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夏にはほたる祭りが開催され、水がきれいなところとしても知られる茂朱。澄んだ水と岩々が織り成す渓谷の風景に、心も体も癒されます。
Gucheondong Valley
- 所在地:519 Samgong-ri, Seolcheon-myeon, Muju-gun, Jeonbuk State, 韓国
キノコたっぷりのランチで大満足
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自然に囲まれて心地よい汗を流したあとのランチは、香茸のキノコ鍋をセレクト。香茸は天然のキノコで、韓国でも高級な食材です。ほかにも見たことあるものからないものまで、いろいろなキノコがたっぷり。あっさりとしたスープが体に中に染み渡ります。
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テーブルにずらりと並ぶおかずは、山菜のナムルや新鮮な野菜など、自然の恵みが満載。高冷地野菜の茂朱の白菜で作った瑞々しいキムチも最高でした。
예촌본가
- 所在地:611-26 Simgok-ri, Seolcheon-myeon, Muju-gun, Jeonbuk State, 韓国
そのほかの見どころもご紹介
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三国時代に百済と新羅の国境を形成したところと推定されている羅済通門。かつてそれぞれを行き来する人たちが通っていた峠道があったと言われています。
写真に写っているのは百済側(西)の雪川面で、トンネルを抜けると新羅側(東)の茂豊面。ここを境に東西の文化や言葉が違い、現在も東側では慶尚道の方言を耳にすることがあるそうです。
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羅済通門の近くにもきれいな水のせせらぎが。7月に訪れたときは、緑が鮮やかでした。
トレッキングを楽しんだ渓谷とともに、美しい風景の33カ所を結んだ「茂朱九千洞33景」の第1景が羅済通門で、徳裕山の最高峰、第33景の香積峰(ヒャンジョクボン)まで続きます。
羅済通門
リゾートホテルでリフレッシュ
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ウインタースポーツのメッカ、茂朱徳裕山リゾートにあるホテルチロルは、オーストリア西部のリゾートホテルがコンセプト。アルプスのような雰囲気のホテルで、非日常のひとときを満喫。
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木の温もりあふれる広々とした室内でくつろいでいると、部屋から出たくなくなってしまいます。大きなベッドはクッションを並べたメイキングがかわいらしく、寝心地もよくてリフレッシュできました。
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ゲレンデ側からの建物全景です。早朝、建物の周辺を散歩するだけでも、気持ちのよいひとときが過ごせます。
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非日常のリゾート気分を満喫できるホテルチロルですが、思いのほかリーズナブルで驚きました。リゾートホテルなので、もちろんオフシーズンとハイシーズンの価格差は大きいのですが、上手に計画すれば気軽に楽しめそうです。
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このホテルには、ペ・ヨンジュンをはじめ、なんとマイケルジャクソンも宿泊したそう。それぞれ宿泊した部屋にはサインも残されています。写真は今回特別に部屋を見せてもらったペ・ヨンジュンが泊った部屋のベッドルームです。
広々とした浴室にはシャワーブースとは別に猫足バスタブがあり、全体的にゆったりとした造り。同じタイプの部屋が数室あり、人気があるそうです。ちなみにマイケルジャクソンが泊った部屋は別格で、価格を聞いてびっくり。宿泊の販売はしていないそうです。
Hotel Tirol
- 所在地:185 Manseon-ro, Seolcheon-myeon, Muju-gun, Jeonbuk State, 韓国
茂朱へのアクセス
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ソウルからは、南部ターミナルから茂朱公用ターミナルまでの市外バスが1日4往復運運行していて、所要時間は約2時間30分です。地方都市からの移動では、茂朱の北部に位置する大田広域市にある大田複合ターミナルから市外バスで50分ほど。
大田発は1日19回、茂朱発は1日6回運行しています。仁川国際空港から大田複合ターミナルまで約3時間。本数は多く、日中は10~30分間隔で運行しています。
茂朱九千洞渓谷へは、茂朱公用ターミナルからタクシーで約30分。ターミナルから九千洞停留所までのバスもあります(時間など要確認)。
茂朱徳裕山リゾート、ホテルチロルへは、茂朱公用ターミナルからタクシーで約30分。九千洞停留所などからシャトルバスの運行もあるので、詳細はご確認ください。※2025年12月現在
おわりに
韓国地方旅の魅力にはまると、あちこち行ってみたくなります。今回ご紹介した茂朱は移動方法や所要時間など、少しハードルが高めではありますが、長めのお休みがとれたときや癒しの旅に出かけたくなったときに、ぜひ足をのばしてみてください。
筆者も次回また違う季節に訪れてみたいと思っています。
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あんそら
- 2005年より「あんそら」のペンネームで韓国のガイドブック(単行本)を企画・製作。2021年12月から、韓国の地方都市でのんびり暮らしています。




























