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タンザニア|国際都市ダルエスサラームから、北の観光都市アルーシャへのバス旅レポ

筆者が住んでいるダルエスサラームは国際空港があり、タンザニアで一番発展した貿易都市です。インド洋に面した港町で、メインエリアは東京の如くいつも賑やかです。先日そんな都市から、観光都市として有名なアルーシャへ旅をする機会がありました。
目次
タンザニア北部の観光地
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タンザニアの北部にあるモシ、アルーシャ、ムワンザは、国内有力観光地の中でも特に有名です。それぞれ特徴が違い、たくさんの外国人が旅程に取り入れるスポットなので、この機会に一つずつ魅力をご紹介していきます。
1. モシ
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<まだ熟していないコーヒー豆>
「煙」を意味するスワヒリ語の名前がついたこの街は、北部でも真ん中からちょっと東寄りの場所にあります。かの有名なアフリカNO.1の高い山、5,895mを誇るキリマンジャロを有していて、登山に訪れる観光客で溢れています。この山の周りは国立公園になっていて、ゾウやヒョウなど動物を見ることもできます。
山の街だけあって高度が高いため、12月から酷暑になるダルエスサラームに比べると、過ごしやすい気候になります。コーヒーの栽培に適していて、キリマンジャロ山の麓には農園がたくさんあります。酸味が強い爽やかな味が特徴で、お安く買い付けることができます。
モシ
2. アルーシャ
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<タランギーレ国立公園>
モシから車で2時間ほど西に向かうと、キレイな観光都市アルーシャに着きます。こちらでは標高4,562mの、アフリカで8番目&タンザニアで2番目に高いメルー山が街の象徴となっています。こちらも登山客で賑わうスポットです。
そして何といってもサファリもできる豊かな自然に囲まれているのがポイント!アルーシャからアクセスできる大自然は、セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロ自然保護区、マニャラ湖国立公園、オルドヴァイ渓谷、タランギーレ国立公園、アルーシャ国立公園などたくさんあります。
タランギーレ国立公園
3. ムワンザ
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<ビクトリア湖>
北部で西寄りにあるムワンザは、石と湖の街です。世界で2番目に大きいと言われる淡水湖であるビクトリア湖は、まるで海のような雄大さを感じさせます。ここで取れるサトなどの淡水魚やダガーと呼ばれる小魚は、タンザニア全国の魚の需要を賄っています。
またムワンザは「ロックシティ」というあだ名があるほど、石が特徴です。そこここに大きな岩を見ることができますが、特に湖の際で見れる岩の上に建てられた家々は、まさにロックシティだなという感想を抱けます。
湖に浮かぶウケレウェ島やルボンド島国立公園も観光スポットなので要チェックです。
ムワンザ
旅の進め方
今回のアルーシャ旅は、親戚の子の卒業式に参加するのが目的でした。飛行機で行くのが一番速いのですが、お財布事情の関係で長距離バスを使用することになりました。ちなみにダルエスサラームとアルーシャ間のフライトは大体1時間半ほど、往復で約13,000円です。
1. バスチケットの購入
アルーシャに行くことが決まってから、まずはバスをチェックしました。チケットの購入の仕方は主に3通りあります。
オンライン
まずは一番便利なオンラインです。最近タンザニアでもオンライン化が進み、バス会社の公式サイトや、長距離バスのwebサイトでブッキングできるようになりました。
電話
2つ目は電話でのブッキングです。オンラインの情報は最新のものでなかったり、変更が反映されていなかったりします。また直前になってしまってオンラインでは予約できない場合、電話で直接やりとりする方が便利です。マップやサイトの情報から番号を検索してかけることができます。
バス乗り場
3つ目は直接バス乗り場で支払う方法です。予約なしでも直接行って、空いているバスに乗ることが可能です。もちろん前日までに直接買いに行くのもOKです。祝日や大型連休の時期はどのバスも満杯になるので、できれば3日くらい前に予約しに行くのをおすすめします。
今回は電話で前日に予約しました。日付、乗りたい時間帯、トイレ付きなどの希望を口頭でお願いすると、当日の集合時間と料金を教えてくれ、無事ブッキング成功。
当日は30分前くらいに、「ご利用のバスは始点をすでに出発しました、早めにお着きください」というショートメッセージでリマインドしてくれました。
2. バスの様子
今回使ったバスは、Esther Luxury Coach(エスターラグジュアリーコーチ)で、地元の人にも安全だと評判の会社です。行きは朝6:30に乗り込み、アルーシャに着いたのが夕方6:30頃、約12時間の旅となりました。
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<工事でボコボコの道>
タンザニアには日本のような高速道路というものはなく、一般道を100キロ以上のスピードで走ります。ただどこの道路にも所々にスピードを減速させるためのハンプ(路面に設置された凸部)や、整備不良でボコボコの箇所があり、スムーズな走行は望めません。
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<10分休憩した場所>
私が利用したバスはトイレ付きだったので、途中休憩は1回だけ。お昼頃にサービスエリアで10分休憩がありました。レストランもあるので、フライドポテトとチキンなどで小腹を満たすことも可能です。
私は酔いやすいので何も食べませんでしたが、大部分のタンザニア人のお客さんが買っていたファーストフード臭で酔うかと思いました。
実は帰りは夜行バスにしたのですが、ずっと酔いっぱなしでとても辛かったです。夜の方が空いているのでものすごいスピードを出しますが、ハンプの手前で急ブレーキ→高速スピード、というのが繰り返されるので、ジェットコースターかと思うほどの緩急でした。
行き12時間のところを10時間で着いたのですが、吐き気止めを飲んでいたのにほぼずっと吐くか吐き気と戦うかでした。もう二度と夜行は乗りません。
ちなみにタンザニアの方達は三半規管が強いのか?誰一人酔っていませんでした。以前、日本人の友人と運転の荒いバスに乗ったことがあるのですが、普段酔いにくい友人も流石に酔ったと言っていたので、私たち日本人は酔う可能性が高いかもしれません。ご利用の際はお気をつけください!
3. アルーシャにて
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<観光客向けの素敵なカフェやレストランが多いアルーシャ>
大体のバス会社のアルーシャ終点は、Makao Mapya(マカオマピャ)というバスターミナルです。ターミナルというほど大きくなく、長距離バスが鮨詰めで停まっているバス停になります。こちらはアルーシャの街中なので、どこにアクセスするにも便利な地点になります。
ホテルやレストランもたくさんあり、サファリや登山のプランが充実したツアー会社が多数あります。観光客が大量に来る、という都市ではないので、当日でも受け入れてくれるところがほとんどです。スリやひったくりに気をつけつつ、繁華街を探索するのも楽しそうです。
アルーシャ
最後に
今回はダルエスサラームからアルーシャへのバス旅の様子をお伝えいたしました。タンザニアの交通事情は日本より格段に悪く、事故の発生率も高いです。スリや詐欺も起こりやすいので、知らない人と握手をしたり、食べ物をもらったりしないよう気をつけましょう。
安全を重視するならば、空の旅をおすすめします。素敵なタンザニアの旅をお楽しみいただけますように。今回はその旅の様子をレポしていきます。
※この記事は、2025年11月までの情報に基づいたものです。
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