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ニューヨークのクリスマスをストレスなく楽しむテクニック

ニューヨークを旅するなら、もっともおすすめしたいのが11月末から12月末にかけてのホリデーシーズン。街全体がイルミネーションの光に包まれ、まるで映画のワンシーンのようにロマンチック。
誰もが一度は訪れたいと憧れる"ニューヨークのクリスマス"は、本場ならではの華やぎに満ちています。ただし、この時期にニューヨークを訪れるなら、"混雑"と"厳しい寒さ"は避けて通れません。
そこで今回は、絶対に行きたい王道スポットと、ホリデーシーズンのニューヨークをストレスなく楽しむためのテクニックを紹介します。
目次
押さえておきたい王道スポット
ホリデーシーズンにニューヨークを訪れたら、必ず押さえておきたい"王道スポット"は、以下の5つです。
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー
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世界で最も有名なクリスマスツリー。誰もがテレビや映画で1度は目にしたはず。圧倒的な迫力と美しさは一見の価値あり。2025年の点灯式は12月3日。
Rockefeller Center
- 所在地:45 Rockefeller Plaza, New York
- 公式サイト:Rockefeller Center
5番街のホリデーウィンドウ
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<Matthew Penrod / NYC Tourism + Conventions>
サックス・フィフスアベニューの華麗なホリデーウィンドウとライトショーは圧巻。
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<Matthew Penrod / NYC Tourism + Conventions>
カルチェやティファニー、ディオール、フェラガモなどのハイブランド店のデコレーションも見逃せません。
ブライアントパークのウィンターヴィレッジ
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<Brittany Petronella / NYC Tourism + Conventions>
"世界一のクリスマスマーケット"に選ばれたこともある人気スポット。目の前にそびえ立つ立派なツリーとアイススケートを眺めながら、ホットワインやホットチョコレート、チュロスを楽しむ時間は格別。
Bryant Park
- 所在地:41 & 42 Sts (Between 5th & 6th Aves)
- 営業時間:ホリデーマーケット 11:00~20:00、土・日曜 10:00~20:00
- 公式サイト:Bryant Park
ラジオシティの「クリスマス・スペクタキュラー」
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ロケッツによる本格ホリデーショーは、ニューヨークの冬の風物詩。家族連れにもおすすめ。
Radio City Music Hall
- 所在地:1260 6th Ave, New York
- 公式サイト::Radio City Music Hall
セントラルパーク周辺のイルミネーション
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<Julienne Schaer / NYC Tourism + Conventions>
ホリデー期間中は、どこもイルミネーションが飾られ綺麗ですが、特にペニンシュラホテル、ザ・プラザホテルなどセントラルパークサウスの一流ホテル前のイルミネーションはゴージャス。
5番街やコロンバスサークルもきらびやかで、寒さを忘れるロマンティックな散策が楽しめます。
混雑を避ける賢い見学タイム
上に挙げたのは、どれも人気の名所ばかりですが、ホリデーシーズンはいつもに増して人が多く、特に夜は大混雑します。
ロックフェラーセンターのツリー周辺など、ひどい時には、前に進むのもままならない感じ。せっかくなら、ゆとりを持って楽しみたいもの。
そこで、混雑を回避するために、特に混雑が予想される以下の3カ所を訪れるのにおすすめの時間帯をお教えします。
ロックフェラーのツリーは「午後5時から午後9時を避けて」
午後7時台をピークに、午後5時から午後9時が最も混むため、午後9時以降が狙い目です。写真も撮りやすく、意外と家族連れが減って快適です。
ツリーは、午前5時から午前0時まで点灯しているので、早朝や消灯前もグッドチャンス。時差ぼけで目覚めたら、薄暗い中、ツリーに向かうのも良いかも。
ただ、最近のニューヨークはホームレスが増え治安があまり良くないので、あまりにも人が少ないところをウロウロするのはおすすめしません。
クリスマスは24時間点灯を続け、大晦日は午後9時に消灯します。
5番街は「午前7時から午前9時頃」と「午後11時30分から午前1時頃」が穴場
午前9時までは、出勤前の時間帯である上、5番街に立ち並ぶブティックなどがまだ開店していないので、歩く人は少ないです。
イルミネーションの華やかさは夜がベストですが、ショーウィンドウをじっくり見たいなら明るい時間帯が正解。人が少なく写真もクリア。午後11時30分以降もぐっと人が減りますが、週末や祝日前夜は人が増える傾向に。
ブライアントパークのウィンターヴィレッジは平日の昼間狙い
ブライアントパークのウィンターヴィレッジは、"平日の昼"が断然おすすめです。週末はできるだけ避けましょう。フードの屋台は夕方から行列ができます。
平日昼に屋台を楽しみ、夜にイルミネーションとスケートを楽しむ"2回訪問"が最もストレスフリー。
寒さ対策を万全に
12月のニューヨークは氷点下になる日も多く、体感温度は東京の真冬よりさらに冷たく感じます。イルミネーション巡りを快適にするためにも、しっかり防寒を。
- ダウンジャケットなどの防寒上着+冷たい風から首元・耳を守るアイテム。
- 厚手の靴下。足元から温めましょう。
- 手袋は必須。忘れたら絶対にポケットに手をつっこむことになりますが、路面が凍っている場合に手がふさがっていると危険です。指の部分だけ外せる手袋やスマホ対応手袋があると、写真を撮ったりスマホを操作したりするのにいちいち外さなくて済むので便利。指の部分がない手袋は、指先が冷たくなるのであまりおすすめしません。
- カイロがあると快適です。
失敗しないためのポイント
- ニューヨークの室内の暖房は強いので、暑く感じることも。防寒ジャケットとセーターの下に薄手のインナーを着ると、室内が暑すぎる場合でも、脱げば不快な思いをせずに済みます。
- 雪の日や路面が凍っている極寒の日は本当に滑りやすいので、滑りにくい靴を履いて行きましょう。
- 人込みで貴重品を盗まれるのを防ぐためと、両手を空けておくために、クロスボディバッグが理想的。写真撮影などスマホ操作に便利な上、万が一滑った時でもとっさにどこかにつかまることができます。
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ナツコ・H
- 世界で活躍するジャズ奏者の夫のマネージメント、CD収録曲の作曲を手がける。NYの日系新聞でニュース記事執筆中。法律翻訳家。93年よりNY在住。




























