かわいいインドのお土産10選!定番&おすすめ雑貨を厳選 大切な人にもバラマキにも

旅行の楽しみのひとつといえば、ショッピング。インドには伝統的な模様から動物モチーフなど、心ときめく雑貨があふれています。

インド渡航歴10年の筆者が、実際に旅の中で見つけ「これは喜ばれた!」と感じた、女性向けのかわいいインド土産を厳選してご紹介します。

目次

ブロックプリントの布製品|温もり感じる動物や植物のモチーフと豊富なラインナップが魅力

木版を手押しして模様を染める「ブロックプリント」は、古くからインドで愛される伝統的なプリント技法です。なかでもラージャスターン州ジャイプールが特に有名で、「Anokhi(アノーキ)」「Soma(ソマ)」などの人気ショップがあります。

鳥や花などをモチーフにしたデザインは、手仕事ならではの温もりがあり、ナチュラルな風合いが魅力。バッグやクッションカバー、ランチョンマット、寝具まで揃い、ラインナップが豊富です。

自分用にも贈り物にも選びやすいアイテムです。

デリーのコンノートプレイスにある「Soma Shop」で購入した、鳥と植物が描かれたブロックプリントのポーチ
<デリーのコンノートプレイスにある「Soma Shop」で購入した、鳥と植物が描かれたブロックプリントのポーチ。手しごとの温もりが伝わります。>

写真のポーチは見た目以上に収納力があり、仕事道具や旅の小物がすっきり収まります。使うほどに手になじみ、カラフルな色合いが日常でも旅先でも気分を明るくしてくれるアイテムです。

刺繍ストール|憧れのカシミアも!布屋さんで楽しむストール選び

繊細な手刺繍のシンプルなストール
<繊細な手刺繍のシンプルなストール。お出かけに一枚あるととっても便利。>

繊細な刺繍と豊富なカラーバリエーションが魅力のインドのストール。素材も価格も、多種多様。カシミール地方のカシミアは、一枚あるだけで上品に彩ってくれます。

普段使いなら、バザールで購入するのもおすすめ。安くてかわいい布を、ベッドカバーやカーテンに使用するのは筆者のお気に入り。

サリー屋さんの様子
<サリー屋さんの様子ですが、布屋さんもカウンターの後ろに同じような棚があり、天井まで続く棚にストールがギッシリ。>

布屋さんでは色や柄の希望を伝えると、天井まで続く棚から次々とストールを取り出して広げて見せてくれます。色や柄が多すぎて迷ってしまっても、店員さんが根気よく相談に乗ってくれます。

複数枚買う場合は値段交渉してみるのもおすすめです。価格はピンキリで、数百円〜素材によっては数万円の物も。

ミラーワークの雑貨|光を受けてきらめく伝統技法

刺繍と鏡がかわいい、光がきらめくミラーワークのクッションカバー
<刺繍と鏡がかわいい、光がきらめくミラーワークのクッションカバー。>

小さな鏡を糸で縫い留める「ミラーワーク」は、インドの伝統的な装飾技法。光を反射してキラキラと輝き、一つあると、お部屋の雰囲気が変わります。

キーホルダーやポーチ、クッションカバーなど種類も多く、部屋のアクセントにもぴったり。

クルタ(クルティ)|チュニック感覚で楽しめるインド服

チュニック感覚で着られるクルタ
<チュニック感覚で着られるクルタ。上品な刺繍が全面に。>

クルタは、インドで日常的に着られるチュニックのような民族衣装。一般的には綿素材で涼しく、日本でもレギンスやデニムと合わせて、気軽に楽しめる一枚です。

刺繍入りやブロックプリント柄などバリエーションが豊富で、旅の思い出を"身にまとう"アイテムとして人気。価格もピンキリで、数百円〜ブランド服では数万円の物も。

スパイス|市場の量り売り体験も旅の思い出に

デリーのチャンドニーチョークにあるスパイスマーケット
<デリーのチャンドニーチョークにあるスパイスマーケット。交渉して、250グラムで購入しています。>

スパイスマーケットでは、鮮やかな色のスパイスが山のように並び、量り売りでは基本的に1キロ単位で購入できます。交渉しだいで、ハーフサイズやクォーターサイズを販売してくれるお店もあるので聞いてみましょう。

スパイスカレーを作らない人には、日本でも普段からよく使う、ブラックペッパーやレッドチリ(唐辛子)がおすすめです。

スパイスのお土産
<本格インドカレーを作る人も増え、スパイスのお土産が喜ばれるようになりました。>

スパイスは、マーケット以外でも、スーパーやお土産屋で購入することができます。小分けになっているものが多く、安価でお土産にちょうどいいサイズです。

また、チャイをお土産にする場合は、カルダモンやクローブを添えるとより本場の香りになるのでおすすめです。

チャイとお菓子|本場チャイにはビスコッティ添えて

牛乳と一緒に煮出して飲む、インドの紅茶チャイ
<牛乳と一緒に煮出して飲む、インドの紅茶。>

紅茶は、インド土産の定番。チャイとはミルクティーのことで、カルダモンなどのスパイスとアッサムティーを牛乳と一緒に煮出すだけで、本格的なチャイが作れます。冬場は、すり下ろしたショウガを入れると体が温まります。

現地では、ビスコッティが添えられて出されることが多いチャイ。スーパーやお土産屋さんでもよく見かけ、紅茶とビスコッティをセットで贈ると喜ばれます。

プチプラ雑貨(ブックマーク・マグネット)|軽くて壊れずバラマキに最適

ゴールドで象やピーコックモチーフのブックマーク
<ゴールドで象やピーコックモチーフのブックマークは、インドらしさもありギフトに最適。>

象やペイズリー柄の金属製ブックマークやマグネットは、軽くて壊れずバラマキにぴったり。種類が多く、手頃な価格で買い揃えやすいアイテムです。

プチプラ雑貨は他にも、ペーパークラフトも人気で、ちょっとしたメモ帳やブックカバーなどもおすすめです。

ジュエリー|華やかで個性的な民族調デザインがおすすめ

伝統的な民族調のピアス
<伝統的な民族調のピアス。同じモチーフでもサイズや色合いが豊富。>

民族調アクセサリーは、色彩やデザイン、素材が豊かで個性的。プチプラが多く、気軽に楽しめるのも魅力です。

インドの人は、アクセサリーが好きなので、バザールやお土産屋さん、服屋さんなど、どこででもアクセサリーを見かけます。バザールで豊富な種類の中から選ぶのがおすすめです。

アーユルヴェーダのコスメ|自然派に喜ばれる定番アイテム

自然派ブランドのコスメ
<自然派ブランドのコスメは香りがよく、プチギフトにぴったり。クローゼットに置くと芳香剤にも。>

「Himalaya Herbals」などの自然派ブランドはスーパーでも買え、バラマキにおすすめのお土産。種類が豊富で、香りのよさとアーユルヴェーダの自然素材で老若男女に人気です。

白檀(サンダルウッド)のクシ|香りとともに贈ろう

白檀の香りがふわりと漂う木製のクシ
<白檀の香りがふわりと漂う木製のクシ。多くの形があるので、用途に応じて選んで。>

インドでは、木彫りの神様を掘る際に用いる、大切な白檀。白檀のクシは、ほのかな香りと滑らかな髪通りが魅力。静電気が起きにくいため、日常使いにもおすすめです。

取っ手の付いた大きめの普段使いから、ポーチに入るサイズ、目の荒いクシなどさまざまです。

インドでの買い物の注意点

スパイスは帰国時の検疫で確認されることがあります。量り売りの場合は 密閉袋 に入れて封をしてもらってください。また、ココナッツの実は日本へ持ち帰れません。受託荷物・機内持ち込みともに禁止されているため注意しましょう。(乾燥ココナッツファインはOK)

まとめ|旅の思い出をおすそわけ

ニューデリーのコンノートプレイスから伸びるジャンパトロード
<ニューデリーのコンノートプレイスから伸びるジャンパトロードは、お土産屋が並ぶ買い物スポット。途中には、所狭しと店が並ぶマーケットもあるので、ついつい時間を忘れて没頭してしまいます。>

色鮮やかで個性的なインドのお土産は、選ぶ時間そのものが旅の楽しみ。お気に入りの雑貨で、カラフルでかわいいインドを贈ってください。

ジャンパトロード

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きさらぎ

フラダンスのインストラクターでもある、世界中を旅したい”踊れるライター”です。
最近の興味はもっぱらインド。毎年インドに呼ばれています。旅先では、人とのふれあいや美味しいものを楽しみに、導かれるままに歩いています。「行ってみたい!」と思ってもらえるような魅力を、心を込めてお届けします!

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