【2025入間航空祭】ブル－インパルス！レポ

＜出典：航空自衛隊公式サイト＞

毎年11月３日（祝）に埼玉県の入間基地で行われる『入間航空祭』。
ご存じの方も多いかと思いますが、あなたは訪れたことはありますか？

空軍基地内に入ることができ、空自が装備するT4練習機やC2輸送機の展示飛行、F2戦闘機やヘリの地上展示などが行われ、貴重な機体の航空ショーが間近で見られるんです。

私は数年前にこの航空祭へ行き、目玉でもあるブルーインパルスの虜になり、すっかりファンになってしまいました＾＾

遠目で見るのとは違い、エンジン音、スピードがケタ違いなんです！！
惚れます！笑

そんな航空祭をレポートします♪

目次

• 入間航空祭会場へのアクセス
• 気になる混雑具合は？
• 展示飛行
• 装備品展示場
• 待望のブルーインパルス

入間航空祭会場へのアクセス

電車利用の場合

稲荷山門へ

西武池袋線「稲荷山公園駅」～ 徒歩約5分（約200m）

基地正門へ

西武池袋線「入間市駅」南口 ～ 徒歩約15分（約1.0km）
※電車を降りると臨時改札になっていてそのまま列の流れに沿って迷うことなく入場できます。
この道中や入場した際にパンフレットをぜひゲットしてくださいね！
航空祭の日は臨時便が出ています。

駐輪場について

基地内への自転車･バイクの乗り入れはできません。

※収容台数に限りがありますが、駐輪場が設置
※駐輪場はスペースが無くなり次第、受け入れ終了となります。
※バイクの駐輪場は「基地正門」のみ

※駐車場はありません
アクセス｜防衛省 [JASDF] 航空自衛隊

気になる混雑具合は？

今年もなんと！！26万人が来場したそうです。

この数字を見ると航空祭の人気ぶりが分かる！！
会場の混雑を想像しただけでぞっとしてしまいますね＾＾；
しかし、混雑はしていますが、実際は滑走路を含め基地内がとても広いので、密集している感じはなく苦痛に感じません。
注意書きには「シートの持ち込み禁止」と記載がありますが、ブルーインパルスの飛行時間まではOK！
許容範囲でシートを敷いて座ったり、ご飯を食べたりと比較的ゆったり飛行を見学することができるので、心配ありません♪

稲荷山公園駅から向かいましたが、駅周辺は何もお店がないので、向かう道中でご飯や飲み物を買って行くと便利です。
午前中のイベントとはいえ、帰りは電車に辿り着くまで時間がかかりお腹が空きます。。笑

コロナ前まではB級グルメなどたくさんの屋台が賑わっていましたが、
近年は数店舗の屋台が出ています。
飲み物の自動販売機やブルーインパルスTシャツ、タオル、キャップ等グッズ販売も★

トイレ

仮設トイレはたくさんあり、困りません。
中央エリアを避ければ並ばず入れます。
ただし、ブルーインパルスの飛行時間前後は比較的混雑しているので、早めに済ませておくのがオススメ

展示飛行

9：00　オープニングフライト

『Ｃー２』

令和に配備された最新鋭
世界に誇るメイドインジャパンの輸送機
最大速度　マッハ約0.82
航続距離　約7,600km(20t搭載時)

＜出典：航空自衛隊公式サイト＞

この『Ｃ－２』２基から各８名ずつ、パラシュートで隊員が降下してきました。
風が強い日だったのですが、もちろん着地ポイントにしっかり着地
すでに感動の嵐～
さすがです！！すごいな～

『Ｕ－６８０Ａ』

9：28～
航空保安無線施設の機能を点検する飛行点検機
最大速度　マッハ約0.8
航続距離　約5,000km

＜出典：航空自衛隊公式サイト＞
U-680AまたはU-125を使用し、自衛隊（陸海空）基地にある航空保安施設等の点検を行う飛行点検隊が保有
日の丸がかっこいい！飛行点検機の伝統を受け継いだデザインだそうです。

『Ｔー４』

9：39～
基本操縦課程の全てを担う、信頼性・整備性の高い純国産の練習機
最大速度　マッハ約0.9
航続距離　約1,300km

＜出典：航空自衛隊公式サイト＞
戦闘機かと思いきや、練習機です
脱出装置の一つであるキャノピー破砕方式や機上酸素発生装置を備え、さらに炭素系複合材などの新技術を採用
戦闘機と同じ迫力があり、スピードにわくわくします

『ＣＨー４７Ｊ』

9：50～
航空基地とレーダーサイトへ必要器材を運ぶ輸送ヘリコプターです
最大速度　約163kt
航続距離　約1,000km（6t搭載時）

＜出典：航空自衛隊公式サイト＞

こんなかわいい顔付きで展示されていました。
昭和から活躍を続ける輸送ヘリコプター　チヌーク
たまに自宅付近で上空に飛んでいるのを見ると「わぁー！自衛隊だ」と嬉しくなる機体
重厚感がありますね～

『Ｕ－４』

10：00～
要人輸送、指揮連絡から貨物の空輸まで多彩な活躍をしています
最大速度　マッハ約0.88
航続距離　約6,500km

オープニングに飛んだ『Ｕ－２』とともに飛行
『Ｕ－４』は小さい旅客機の様な見た目ですが、訓練支援などで立派な活躍をしている機体です

展示飛行を終えるとブルーインパルスまでは少し時間が空くので、自衛太鼓や警備犬訓練展示、装備品展示場で楽しむことができます。
私は朝一に、軽音楽や太鼓が見られる体育館で「T-4」のポスター（無料）をゲットしてきました！

装備品展示場

オープニングで見たパラシュートや自衛隊の装備品を装着して写真を撮ったり、無料で貴重な体験ができます。
実際背負って山登りの訓練をしているというバッグは重い物でなんと！！60kg！！
大人の男性でも持ち上げるだけで必死なバッグを背負って山道を歩くのだそう。
想像できませんね；すごすぎる！！
持ち上げるだけと思いましたが、びくともしませんでした（笑）
軽い物で30kg
これだって充分重すぎる。。
尊敬します！

パラシュートも間近で見ると大きかったです。

これで空から降りたら気持ち良さそうだな～
機体のエンジンや「T-4」が展示してあり、近くで見ることができました。

待望のブルーインパルス

11：05～
日本トップのアクロバット機
最大速度　マッハ約0.9
航続距離　約1,300km

ブルーインパルスを保有する松島基地から遥々来ました。

まずは知っておきたい基本情報

ブルーインパルスとは？

航空自衛隊の存在を多くの人々に知ってもらうために、航空自衛隊の航空祭や国民的な大きな行事などで、華麗なアクロバット飛行(これを展示飛行と呼びます)を披露する専門のチーム、それがブルーインパルスです。

正式名称は、宮城県松島基地の第４航空団に所属する「第11飛行隊」。青と白にカラーリングされた6機の機体が、大空で展開する一糸乱れぬフォーメーション、そしてダイナミックなソロ演技――次から次へ繰り広げられる驚異のパフォーマンスは、初めて観る人にとっては驚きの連続に違いありません。地上は大きな感動と歓喜の声に包まれます。その美しく雄大、華麗にして精密なフライトは、内外から高い評価を得てきました。これからもブルーインパルスは、｢創造への挑戦｣を合言葉に、より多くの人に｢夢・感動｣を感じていただける展示飛行を求め続けていきます。

＞＞航空自衛隊ブルーインパルス公式サイト

パイロットになるには？

アクロバット飛行専門の飛行隊が立ち上がったのは、１９９５年のことです。
それを機にブルーインパルスのパイロットの任期は３年とされました。
１年目はＴＲ（訓練待機）として演技を修得します。
展示飛行のときには、ナレーションを担当し、また後席に搭乗します。
２年目はＯＲ（任務待機）として展示飛行を行います。
３年目は展示飛行を行いつつ、担当ポジションの教官として、ＴＲメンバーに演技を教育します。
ブルーインパルスのパイロットは全国の飛行機部隊から選ばれた精鋭揃い。
日々厳しいトレーニングを積んで、華麗なテクニックを磨いています。

＞＞航空自衛隊パイロット公式サイト

今回搭乗するパイロットの平均年齢は36歳でした。
へぇ～！と基本を知ったところでブルーインパルスレポ！

ついにスタートです！！
登場からスピード、迫力に会場はみんな一気に興奮！！
エンジン音が違うんです。

何もない上空でこの等間隔に並んだ飛行

この時は雲が少し多く、ちょっぴり残念

分かりますか？
逆さまになったままの飛行は何度見ても信じられません。
ドキドキでまばたき厳禁な瞬間です

ピッタリ息の合ったタイミングで描く恒例のハート

星はなぜこんなにきれいに描けるのか。。

展示場の方ではギリギリの上空を飛ぶブルーインパルスが見られます。

私の好きな観覧エリア
スリルを味わいたい人はこのエリアがおすすめ

その他、ロケットの様に真上や真下に向かって飛行したりぎりぎりな位置でクロスしたり、思わずキャーと叫んでしまう演技ばかりで黙って見てはいられないくらいスリルがあり目が離せません。
パイロットはどれだけの圧がかかるのか。。
色々考えると訳が分かりません。

ものすごく厳しい訓練を重ねてるんだろうな～

夢があり、これは惚れます！
恥ずかしいお話ですが、私は感動して涙なしでは見られませんでした。

一緒に行った家族はあまり興味がない、と言いつつも最後にはしーっかり大興奮してました。
優しい自衛隊の方との写真も撮ってもらえて子供もご満悦＾＾

来年も絶対来ようね、と話し余韻に浸りつつ帰路へ。

しかし、ここはさすがに混雑。。。笑

少し時間をずらすと良いですが、展示飛行が終わった途端に駅までの道はう回路に変更され、滑走路から稲荷山公園駅へたどり着くまでにちょうど1時間かかりました＾＾；
臨時便が出ていたり、入場規制をしているため、ホームや電車内はギューギューではありませんが、だいぶ混雑するので時間に余裕を持った計画をしてくださいね♪

ちなみに日当たりの良い「入間航空祭」が行われる11/3は、最高気温18℃ほど
晴れれば長袖シャツ1枚で快適ですが、風が吹いたり、曇ると寒さを感じるので天気予報を確認し、防寒をお忘れなく。

最近では悪天候により「世界陸上」での展示飛行が中止となってしまったので、久しぶりのブルーインパルスでした。
お住まいの地域などで機会があればぜひ、一度見てみてください

想像以上の感動と興奮を味わえるはずです！

＞＞入間基地公式サイト

＞＞航空自衛隊公式サイト