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なんと6,000種類以上?街ごとに味わいが違う!ドイツビールの魅力!

ドイツといえば、やっぱりビール!
実はドイツには6,000種類以上ものビールがあるのをご存じでしょうか?
街が変われば味も香りも変わる――そんな奥が深いドイツビールの世界は、まさに職人たちの誇りと伝統の結晶。
今回は、その多彩な魅力に迫ります!
目次
- ドイツが「ビールの国」と呼ばれる理由とは?
- ドイツビールを楽しむための基本ガイド!
- 各地域で違う!街ごとの"地ビール"を楽しもう!おすすめの街をご紹介!
- さぁドイツへ!ビールを片手に「プロースト(Prost!)=乾杯」!
ドイツが「ビールの国」と呼ばれる理由とは?
ドイツでビールが特別な存在なのは、長い歴史の中で「品質と伝統を何よりも大切にしてきた」から。
その象徴が、1516年にバイエルン公国で制定された「ビール純粋令」。
当時、醸造の際に安全でない材料(保存料やハーブ、果実など)が混ぜられることもあったことから、ビールに使ってよい原料を「水・大麦・ホップ」だけに限定したのです。(後に酵母も追加されることになります)
だからこそ、ドイツのビールは"安心でおいしい"
500年以上経った今も、多くの醸造所がこの精神を守り続けています。
旅行中、どの銘柄を試しても、「ハズレがない!」と感じるのは、この伝統のおかげなんですね。
ドイツビールを楽しむための基本ガイド!
ドイツには現在6,000種類を超えるビールがあるといわれていますが、大きくいくつかの代表的スタイルに分かれます。
レストランやビアガーデンでよく見かける種類を、ここで簡単にチェックしておきましょう!
1. ピルスナー(Pilsner)
日本でもおなじみの、最もポピュラーなビールスタイル。略してピルス(Pils)と記されていることも多いです。
どの地域でも見つけやすく、初心者にもおすすめですよ。
2. ヘレス(Helles)
南ドイツ、特にミュンヘン発祥のラガータイプ。
ピルスナーより苦味が少なく、麦の甘みがしっかり感じられます。
「Helles」はドイツ語で"淡い色"という意味なんですよ。
3. ヴァイスビア(Weißbier/Weizenbier)
小麦を使った白ビール。
バナナやクローブのようなフルーティーな香りが特徴で、泡がとてもクリーミー。
暑い季節や軽い料理と相性抜群です。 バイエルン地方の定番!
4. デュンケル(Dunkel)
"デュンケル"はドイツ語で「暗い」という意味。
麦芽をしっかり焙煎した、コク深く香ばしいダークビールです。
甘みと香ばしさが際立ち、ソーセージや肉料理との相性も良いですよ。
メニューを見てみよう!
メニューに「Bier vom Fass」とあれば、生ビール。
「Flaschenbier」は瓶ビールです。
各地域で違う!街ごとの"地ビール"を楽しもう!おすすめの街をご紹介!
1. ミュンヘン(München)|王道の「ヘレス」と「ヴァイスビア」
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<ミュンヘン_新市庁舎>
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<ミュンヘン_パウラーナー>
ドイツ南部・バイエルン州の州都ミュンヘンは、まさに"ビールの聖地"。
淡色ラガーの「ヘレス」や、フルーティーな「ヴァイスビア(白ビール)」が定番です。
◆代表的ブランド:
- Hofbräu München(ホフブロイ・ミュンヘン)
- Paulaner(パウラーナー)
- Augustiner(アウグスティナー) など
~たびのメモ~
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<ミュンヘン_ホフブロイハウス内観>
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<ミュンヘン_ホフブロイハウスお土産ショップ>
ミュンヘンを訪れるならぜひ行ってみたいのが「ホフブロイハウス(Hofbräuhaus)」。
中心部にある1589年創業の老舗ビアホールです。伝統音楽の演奏とともにジョッキを片手に乾杯してみてはいかがでしょうか。
そして!お土産にもぴったりなグラスやジョッキも購入可能♪私もお土産に思わず買ってしまいました。
これで日本でもドイツ気分です。
【公式HP】
Home - Hofbräuhaus München
2. バンベルク(Bamberg)|世界でも珍しい「燻製ビール」
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<バンベルク_街並み>
中世の街並みが残るバンベルクは、ラオホビール(Rauchbier)=燻製ビールの本場!
麦芽を燻して仕込むため、香ばしくスモーキーな香りが特徴です。
最初の一口目は今までにない味わいで驚きましたが、飲むほどにクセになります!
◆代表的ブランド:
- Schlenkerla(シュレンケルラ)
- Spezial(シュペツィアル) など
~たびのメモ~
ラオホビールとともに燻製ハムやチーズがぴったりです♪ ぜひお試しください。
3.ドレスデン(Dresden)|エルベ川の風景と共に楽しむピルスナー
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<ドレスデン_ラーデベルガー>
東ドイツの古都ドレスデンでは、ピルスナー(Pilsner)が人気。
バロック建築が美しいドレスデンは、音楽や芸術の都として知られていますが、実はドイツ東部を代表するビールの街でもあるんです。
◆代表的ブランド:
- Radeberger(ラーデベルガー):ドイツ初のピルスナー専用醸造所。
- Feldschlößchen Dresden(フェルドシュレッシェン) など
~たびのメモ~
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<ドレスデン_ヴァツケ外観>
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<ドレスデン_ヴァツケ_ビール>
ドレスデン中心部にあるビアレストラン「Watzke(ヴァツケ)」がおすすめ。醸造所が併設されており、新鮮なビールとともにドイツ料理を楽しめます。エルベ川沿いにあるのでドレスデンにご宿泊の際はぜひ立ち寄ってみてください。
【公式HP】
Watzke am Goldenen Reiter - Hausbräu Watzke
4.ベルリン(Berlin)|伝統×モダン "新時代のビール都市"
ドイツの首都ベルリン。古くからの地ビールだけでなく、個性豊かなクラフトビールが次々と誕生しています。
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<ベルリン_大聖堂>
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<ベルリン_ベルリーナー・キンドル>
◆代表的ブランド:
- Berliner Pilsner(ベルリーナー・ピルスナー)
- Berliner Kindl(ベルリーナー・キンドル) など
~たびのメモ~
ベルリン名物である「ベルリナーヴァイセ(Berliner Weisse)」も人気。ヴァイスビアにシロップで割ったスタイルで、ラズベリーシロップ(赤)やウッドラフ(緑)を加えて楽しみます。写真映えも間違いなし(?)
5.ライプツィヒ(Leipzig)|伝統が息づく「ゴーゼ(Gose)」
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<ライプツィヒ_ゲーテ像>
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<ライプツィヒ_ゴーゼ>
はじめて今回訪れたのが、バッハやメンデルスゾーンなどの有名音楽家ゆかりの地の「ライプツィヒ」。
ここの名物は、少し塩味のある酸味系ビール「ゴーゼ(Gose)」。
ライプツィヒ以外ではなかなかお目にかかれない珍しいビールです。
◆代表的ブランド:
- Leipziger Gose(ライプツィガー・ゴーゼ)
- Bayerischer Bahnhof Gose(バイエリッシャー・バーンホフ)
~たびのメモ~
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<ライプツィヒ_アウアーバッハス・ケラー_内観>
ライプツィヒを訪れるならぜひ訪れていただきたいのが、「Auerbachs Keller(アウアーバッハス・ケラー)」。
ゲーテの代表作「ファウスト」に登場するレストランです。あの森鴎外も通ったことで有名ですよ。
【公式HP】
Auerbachs Keller Leipzig - im Herzen der Stadt - Auerbachs Keller
さぁドイツへ!ビールを片手に「プロースト(Prost!)=乾杯」!
いかがでしたでしょうか?ドイツでは、街が変われば味も文化も変わります。
"その土地の一杯"を味わうことは、まさに旅の思い出を増やす最高の体験。
ビール片手に、ぜひお気に入りの街を探してみてくださいね。
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まいまい
- 国内外問わず、旅行が好きです。現地の面白い情報を発信していきます!




























