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【ポルトガル】ポートワインが生まれる場所!観光おすすめスポットもご紹介♪

みなさんはワインと聞くとどの国をイメージしますか?フランス、イタリア、スペイン...等々。
もちろんいずれもワイン大国ですが、実はユーラシア大陸の西の果て「ポルトガル」も、世界のワイン生産量ランキングトップ10に入る一大産地なのです!
今回は、そんなポルトガルを代表する品種のひとつ「ポートワイン」を楽しめるスポットをご紹介します♪
目次
- ポートワインとは??
- ポルトのガイア地区にあるワインセラー「SANDEMAN(サンデマン)」
- ブドウ畑が広がるワイナリー「QUINTA DO SEIXO(キンタ・ド・セイショ)」
- バスや車だけじゃない楽しみ方も!
- こんなところにもポルトガルを代表する○○が...!(おまけ)
ポートワインとは??
食前酒や食後酒として親しまれる「ポートワイン」は北部ドウロ川流域で造られる酒精強化ワインでポルトガルを代表する種類のひとつ。アルコール度数が20度前後と高く、甘みが強いという特徴があります。ポルトガル第2の都市であるポルトのガイア地区で熟成され、その港から世界各地へ出荷されていたことから、ポルトには多くのポートワインブランドのワインセラーが立ち並んでいます。
ポルトのガイア地区にあるワインセラー「SANDEMAN(サンデマン)」
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ポートワインを代表する銘柄のひとつ「サンデマン」。そのブランドを表すシンボルとしてよく目にするのがこちらのシルエット ↓
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コインブラに代表されるポルトガルの学生マントとスペイン帽子を組み合わせたデザインで、少しミステリアスな雰囲気ですね!
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内部には貯蔵用のオーク樽が並び、木材とワインの混ざり合った香りが漂っています。「トウニー」と呼ばれる熟成ワインや、赤ワインの「ルビー」、白ワイン「ホワイト」などの種類があり、それぞれ貯蔵する樽やタンクの大きさ・材質・貯蔵期間などが異なります。
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こんなところにもサンデマンのドン!
見学の最後には試飲コーナーもあり、ポートワインの飲み比べを楽しむことができます。
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ホワイト・ルビー・トウニーの3種類を試飲。
フルーティーな甘さで飲みやすい一方、喉がカァ~っと熱くなる感覚もありさすがの度数の高さ...!
濃厚なので少量でも十分味わいを感じることができます。
出口付近にはお土産コーナーもあり、ポートワイン各種はもちろん、サンデマンのオリジナルグッズが多数販売されていました!
他とは被らないお土産にいかがですか♪
ブドウ畑が広がるワイナリー「QUINTA DO SEIXO(キンタ・ド・セイショ)」
先ほどご紹介したワインセラーだけでも楽しめますが、時間がある方はぜひ一足延ばしてポートワインが生まれるブドウ畑も訪れてみてはいかがでしょうか?
ポルトから東に約150km内陸部に位置するドウロ渓谷。ピニャオンと呼ばれるドウロ川の上流地域であるこの一帯に広がるこちらの光景。
まるで何かの模様のようにも見えますが、こちらすべてブドウ畑なのです!!圧巻のスケールですね。
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そんな見渡す限りのブドウ畑が広がるドウロ渓谷の丘の上に位置しているのが、サンデマンのワイナリー「キンタ・ド・セイショ」です。
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オーク樽がずらりと並び、収穫されたブドウがここで醸造されます。
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出口手前の試飲コーナーからは、ドウロ川と広大なブドウ畑を一望することができます!
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手前にはちょうどブドウが実っていました。
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ワイナリーレストランも併設されています。ぜひ見学とあわせてランチにいかがですか?
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バスや車だけじゃない楽しみ方も!
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この地域でのもう一つの楽しみ方は、ドウロ川を渡る船上からブドウ畑を眺めるリバークルーズです!
今回乗船したのは、渓谷の間を往復する約40分のクルーズ船。この日は8月末の15時頃で天気も良かったので屋外の日差しは痛いほどでしたが、こちらのクルーズは屋根付きなので雨も強い日差しも心配ご無用!椅子に座って心地よい風に吹かれながら、のんびりと左右に広がるブドウ畑を眺める...まさに憩いの時間です♪
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席は自由席で、後方にお手洗いやドリンク販売のミニカウンターがありました。
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豊かな自然の中を進みます。
ちなみにこちらの地域、なかなかの奥地のため車の場合ポルトの街から2時間ほど掛かります(特に渓谷ではヘアピンカーブのような道が続くので、車酔いにも注意...!)そこでおすすめしたいのが、ポルト発着のドウロ川リバークルーズです!
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こちらは「MS Vasco da Gama号」。
1週間前後でポルト~スペイン国境付近を往復するリバークルーズです(スペイン国境を越えないルートもあります)。いかにもポルトガルらしい船名ですね!クルーズの旅は、移動時間までもが観光!風光明媚な景色を楽しみながら移動する、そんな旅のかたちもおすすめです♪
こんなところにもポルトガルを代表する○○が...!(おまけ)
クルーズ乗り場の近くにあるPinhao(ピニャオン)駅。ここで見つけたのが・・・
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ポルトガルを代表するタイル装飾の「アズレージョ」でした!
駅構内やホームには、ドウロ渓谷の風景が描かれた美しいアズレージョが飾られています。
縁の部分にはブドウも描かれ、この地域の特色がよく表れていますね♪
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ポルトのサン・ベント駅から列車では約2~3時間ほど要するピニャオン駅ですが、この小さな駅にもポルトガルの伝統が息づいていました!
ということで、ポルトガルを代表するワイン「ポートワイン」を楽しめるスポットのご紹介でした!
現地のスーパーなどでもお土産用に販売されてはいますが原料となるブドウ畑や醸造される過程を知ればより味に深みを感じることができると思います。みなさんもポルトガルを訪れた際はぜひポートワインを楽しんでみてくださいね♪
★SANDEMANの公式サイト:https://www.sandeman.com/
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W.I




























