地元で人気!ハイデラバードのお土産はここで買う|インド

ハイデラバードでお土産を探すなら、地元の人々にも愛される「Shilparamam Art & Craft Village(シルパラマム・アート&クラフト・ビレッジ)」がおすすめです。

ここは、インド各地の伝統工芸を一度に楽しめる野外型の手工芸博物館。職人がその場で手仕事を披露していたり、一点ものの雑貨やアクセサリーが並んでいたりと、まるで工芸のテーマパークのようです。

観光客だけでなく地元の人も週末に訪れる人気スポットで、掘り出し物が見つかる確率も高め。量販店では出会えない温かみのある手づくりのアイテムが多く、贈り物にもぴったりです。

夕方からは屋台や伝統音楽のパフォーマンスも行われ、ショッピングだけでなくフォトジェニックな雰囲気も楽しめます。ハイデラバードの旅で「ここにしかないお土産」を探すなら、まずはこの場所を訪れてみましょう。

目次

ハイデラバードのお土産はここで買う

地元ならではのお土産品の魅力

映えるショッピングスポット

お土産の選び方と注意点

まとめ|地元で人気!ハイデラバードのお土産はここで買う

ハイデラバードのお土産はここで買う

Shilparamam Art & Craft Villageとは

ハイデラバードは、南インドの中でもバンガロール、チェンナイに続いて日本人在住者が多い都市の一つです。 有名な映画のテーマパーク「ラモジフィルムシティ」やニザム王国の宮殿「チョウマハラパレス」などみどころも多くあります。

しかし、デリーやムンバイと比べると「お土産」を買う場所が少ない気がしたので地元の人に聞いてみると、紹介されたのがここ。民芸品が外国人でも買いやすくバラエティに富んだものが見れるので安心して買い物ができます。

Shilparamam Art & Craft Villageとは

Shilparamam Art & Craft Village(シルパラマムアート&クラフト・ビレッジは、インド伝統工芸の複合施設

Shilparamam Art & Craft Village(シルパラマム・アート&クラフト・ビレッジは、インド伝統工芸の複合施設です。広大な敷地内には、各州の工芸品を展示販売するブースがずらりと並び、木工・布製品・陶器・ジュエリーなど多彩な手仕事に出会えます。

大きな駐車場も完備しています。大通りに面しているのでわかりやすいです。最寄りのメトロはHITECCityで、徒歩20分ほどです。

入場料がかかりますが、逆に適度にあまり込み合うことがなくスムーズに回れます。園内には緑豊かな庭園やアートギャラリーもあり、散策するだけでも心が落ち着きます。

ハンディクラフトがずらりと揃う

シルパラマムでは、インド全土から集まった職人たちが手がけるハンディクラフトが一堂に並びます。木彫りの小物、鮮やかな刺繍布、手描きの陶器、民族ジュエリーなど、ブースごとに個性が際立ち、見ているだけでも飽きません。

インド全土から集まった職人たちが手がけるハンディクラフトが一堂に並びます

ここはテランガナ州が地域の手工芸品産業をサポートするために建てられた施設です。観光地の市場よりも品質が高く、職人本人から直接購入できるのも魅力です。

価格交渉も可能ですが、楽しくほどほどに。(最近は小さな金額であまり割引してくれなくなりました。)笑顔でやりとりを楽しむのも旅の思い出の一つ。

お部屋のインテリアやおしゃれなアクセントとしても使えるアイテムが多く、「本物志向のお土産」を探している人にぴったりの場所です。

地元ならではのお土産品の魅力

シルパラマムでは、地域の暮らしに根ざした実用品も多く並びます

お土産ショップはショッピングモールで買うこともできますが、モールでは売ってないアイテムがずらり。シルパラマムでは、地域の暮らしに根ざした実用品も多く並びます。

たとえば、コットン素材のストールや布袋、木製のスパイスボックスなどは、使うほどに味が出る人気アイテム。観光客向けの派手なデザインよりも、素朴でナチュラルな色合いのものが多く、実際のインドの暮らしを感じられます。

また、フェアトレード精神に基づく販売が多く、購入が職人たちの生活支援にもつながるのも嬉しいポイント。お土産としてだけでなく、「心を伝えるギフト」としても価値のある選択です。

ハンドクラフト雑貨|象徴的なデザイン

ペイズリー柄やマンダラ、花や孔雀をモチーフにしたアイテム

特に人気なのは、伝統模様をモチーフにしたデザイン。ペイズリー柄やマンダラ、花や孔雀をモチーフにしたアイテムは、インドの象徴的なアートパターンとして知られています。

お部屋のインテリアとして飾っても華やかで、異国情緒を楽しめます。また、軽くて壊れにくいため、スーツケースにも入れやすく、お土産としても実用的です。

手作りの不揃いさが味わいとなり、「世界にひとつだけのギフト」として贈るのも素敵。ハイデラバードの工芸文化をそのまま持ち帰れるハンドクラフト雑貨は、旅の思い出を長く手元に残したい方にぴったりです。

真鍮の置物|ちょっと変わったものを探す

真鍮の置物:ちょっと変わったものを探す

インドのお土産といえば、真鍮(ブラス)製の置物を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ハイデラバードでも、寺院や伝統美術にインスピレーションを受けた真鍮細工のアイテムが豊富に見つかります。

象やラクシュミー女神、ガネーシャ神など、インドを象徴するモチーフが多く、ひとつ飾るだけで空間に神秘的な雰囲気を添えてくれます。シルパラマムのような手工芸市場では、地元職人が手作業で作る一点ものの真鍮細工が並び、手触りや輝きもそれぞれに個性があります。

磨かれた真鍮の表面には年月とともに味わいが増し、アンティークのような深みが生まれるのも魅力。旅の思い出とともに、少しずつ変化していくその風合いを楽しむことができます。

真鍮のお土産は重厚感がありながらも手のひらサイズのアイテムも多く、リビングの棚やデスクの上に置くだけでアートのように映えます。派手すぎず上品で、日本のインテリアにもよく馴染むため、"ちょっと変わったけれど上質"なお土産を探している方におすすめです。

アクセや洋服も|インドテイストをお土産に

アクセや洋服も|インドテイストをお土産に

インドらしい色彩とデザインを取り入れたアクセサリーや洋服も、ハイデラバードで人気のお土産です。シルパラマムでは、手作業で作られたピアスやネックレス、刺繍入りのスカーフなど、見ているだけで心躍るようなアイテムが揃います。

中でもおすすめは、ガラスや真鍮、天然石を使ったアクセサリー。伝統技法を現代風にアレンジしたデザインも多く、日常のファッションに自然に取り入れられるものばかりです。

洋服では、コットン素材のクルタ(民族調トップス)やカンタ刺繍のショールが人気。軽くて通気性がよく、日本の気候にも合うため、旅行後も長く愛用できます。インドの大胆な色使いは、身につけると気分が明るくなり、普段のコーディネートのアクセントにも。

また、手仕事のため一点一点表情が異なり、まさに"出会い"のような買い物が楽しめます。お気に入りの一着やアクセサリーを見つけたら、それは旅先の思い出そのもの。インドの文化や美意識を感じられるファッションアイテムは、自分へのご褒美としても最適です。

映えるショッピングスポット

日が沈むと、敷地内の手工芸エリアやステージ、そしてインド神話をモチーフにした彫像がライトアップされる

ハイデラバードのShilparamam Art & Craft Villageは、昼間とはまったく違う魅力を夜に見せてくれる場所です。日が沈むと、敷地内の手工芸エリアやステージ、そしてインド神話をモチーフにした彫像がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。

観光客だけでなく、地元の人々も夜の散歩や撮影を楽しみに訪れる人気スポットです。お土産を選びながら夜の光景を眺めれば、インド文化の深さと温かさを感じることができるでしょう。

ライトアップの夜がおすすめ

日没後、Shilparamamの庭園や彫像群がライトアップされる時間帯は、まさに「映える」瞬間です。特に、写真のようなシヴァ神のナタラージャ像は、光と影の演出によって神秘的な美しさを放ちます。

周囲の木々や建物も柔らかい照明で照らされ、幻想的な雰囲気に包まれるため、インド旅行の思い出に残る絶好のフォトスポットです。カメラ片手に歩くと、手工芸の屋台や伝統舞踊のステージも見どころの一つ。夜風に吹かれながらインドの夜を満喫できる、特別な時間が流れています。

展示会をしている冬がお得

季節限定の展示会やクラフトフェアが頻繁に開催

冬のShilparamamでは、季節限定の展示会やクラフトフェアが頻繁に開催されます。この時期は海外からの観光客も増え、全国各地の職人が自慢の作品を持ち寄るため、通常よりも多彩な商品に出会えるのが魅力です。

木工、布製品、ジュエリー、真鍮細工など、手仕事の温もりを感じる品々が並び毎日遅くまで周辺がにぎわいます。夜は気温も下がり過ごしやすく、ライトアップと展示会を一緒に楽しめる絶好の季節です。南インドの文化を深く味わうなら、冬の夜のShilparamamを訪れるのが一番のおすすめです。

お土産の選び方と注意点

展示品

旅先でのお土産選びは、その土地の空気や出会いをもう一度思い出させてくれる特別な時間。けれど、つい見た目の可愛さだけで選んでしまうと、「あれ?思っていたのと違うかも」と感じることもあります。

そんな時こそ、お店の人のおすすめを聞いてみてください。彼らは、長年その土地の品を扱ってきた"目利き"であり、どんな素材が長持ちするか、人気のデザインはどれか、観光客にはあまり知られていない掘り出し物まで教えてくれます。

まずは、お気に入りの一点を探しましょう。値段交渉はその後です。

地域の文化や習慣を知るきっかけにもなります。郷に入っては郷に従え。その土地ならではのルールにのって自分だけの宝物を見つけるのも旅の醍醐味です。

お店の人と交流しよう

インドは不思議と人とのふれあいを避けてとおれない国。反対に味方についてもらったら、こんなに頼もしい人たちはいないかもしれません。

ただ買い物をするだけでなく、お店の人との会話を楽しんでみましょう。たとえば「どの色が人気ですか?」と尋ねるだけでも、そこから話が広がることがあります。

インドのお店の人たち

地元の人のおすすめは、ガイドブックに載っていないリアルな情報の宝庫。お祭りの日にだけ並ぶ限定アイテムや、伝統的な職人さんが作る一点ものなど、旅人の目線では見逃してしまうような魅力を教えてくれることも。

さらに、お店の人とのやりとりはその土地の文化を体感するチャンスでもあります。笑顔での挨拶やちょっとしたおまけ、そんな温かな交流こそが、旅の思い出をいっそう豊かにしてくれるはずです。

買い物の時間を、地元の人との小さな交流のひとときを楽しんでみてください。

エコバックを持参しよう

インドのエコバック

海外のマーケットや小さなお店では、袋がもらえないことも少なくありません。そんな時に役立つのが、自分のお気に入りのエコバッグ。

折りたたんでポーチに入れておけば、急な買い物でもスマートに対応できます。特にアジアやヨーロッパの市場では、量り売りや手作り品などをそのまま渡されることも多く、マイバッグがあるととても便利です。

環境に優しく、自分にも優しい旅のスタイルです。買い物袋を広げるたびに、旅の景色や香りがふと蘇る、そんな日常の中の小さな喜びにもつながります。

まとめ|地元で人気!ハイデラバードのお土産はここで買う

民芸品や手工芸品を効率よく安心してみる事ができるのはShilparamamは最高の場所といってよいでしょう。買い物だけじゃなく、中には博物館もはいっているので1日中楽しめる複合施設です。

軽食が食べられるお店もはいっていますので、夕方から閉館までが狙い目。ライトアップや夜に行われるダンスなども楽しんでください。

ここでのお土産は、相手にその国での体験も一緒に伝えることができます。そんな商品が見つかることを祈っています。

Shilparamam Art & Craft Village

  • 所在地:Hi-Tech City Main Road, Madhapur Rd, HITEC City, Hyderabad, Telangana 500081
  • 電話:+91 8886652009
  • 営業時間:10:30~20:00 (イベント時は延長あり)
  • 定休日:火~木曜     
  • 料金:大人60ルピー、子供20ルピー (2025/10月現在)   
  • 公式サイト:Shilparamam Art & Craft Village 

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田澤ともき

アーユルヴェーダがきっかけでインド在住。ハイテクから古代伝統まで、100人100色楽しめますよ。インドならではの出来事や、インド生活についてお届けします。

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