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5つ星パラドールで中世ヨーロッパの雰囲気を堪能!【スペイン】

スペインのパラドールは、古城や宮殿、修道院を改築した宿泊施設で、実に90箇所以上もあり、文化財としての価値はもちろんのこと、スペインを旅する旅行者の、宿泊すること自体が旅の目的のひとつにもなっています。
その中でも、5つ星に指定されているパラドールはスペイン全土でも3つだけ。
そのうちの2つ「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」と「レオン」のパラドールを旅してきましたのでご紹介します。
目次
まずは、サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールへ
ローマやエルサレムと並ぶキリスト教徒の三大聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
聖ヤコブの遺骸があるとされるこの地を訪ねて、ヨーロッパ各地から巡礼の旅が始まります(バスで付近を走っていると、そこらかしこで巡礼者が歩いているのを見かけますよ!)。
写真にある「ホタテのマーク」は、巡礼の最終の地サンティアゴ・デ・コンポステーラの方向を指しています。
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<巡礼者の像>
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<ホタテのマーク>
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<サンティアゴ・デ・コンポステーラ>
このパラドールの正式名称は「パラドール・デ・サンティアゴ・オスタル・レイス・カトリコス」。
全136室からなる石造りのパラドールで、かつては王立病院だった建物を改装したパラドールです。
館内を散策すると、中世らしい独特の雰囲気が漂っていますよ(夜はちょっと怖いかも笑)。
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<サンティアゴ・デ・コンポステーラ>
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<サンティアゴ・デ・コンポステーラ>
サンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールに宿泊するもう一つの楽しみ・・・それはパラドールの素晴らしい立地。
パラドールを出るとすぐそこには旧市街が。
中世の街に暮らしているような体験ができるのはこの地ならでは。深夜まで食べ歩きをしてもよし(酔っ払っても帰れます笑)、
早朝の澄んだ空気の中、大聖堂のまわりを散策してもよし、思い思いの滞在が楽しめます。
海の幸も豊富なので、タコ料理やマテ貝のグリルなどがこの地方の名物です。
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<サンティアゴ・デ・コンポステーラのレストラン>
続いては、レオンのパラドールを訪ねて
スペイン全土のパラドールの中、最も華麗で、最大の大きさを誇るパラドールです。
レオンのパラドールは16世紀に建設が始まった、かつては病院(兼修道院)であった建物。
長さが100mにもおよぶ外観はまさに圧巻です。ここ数年でリノベーションを完了し、古き良き時代の雰囲気を残しつつも、現代的な佇まいを取り入れた5つ星パラドールでの滞在は、ヨーロッパらしい旅の重要なエッセンスになっています。
パラドール内部の見学だけでも十分に楽しめますよ!
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<レオン>
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レオンのパラドールの隠れた見どころをもう一つ。
それは夕闇の中にたたずむ荘厳なパラドールの建物外観。
パラドールの中にいると気づきませんが、一歩外に出てパラドールを見てみると、なんとライトアップが美しいことでしょう。
この写真はレオンのパラドールと、町の中心にあるカテドラルのライトアップです。
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こうした幻想的な景色が眺められるのも、パラドールに宿泊した旅人だけの特権ですね。
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まとめ
今回はサンティアゴ・デ・コンポステーラのパラドールと、レオンのパラドールをご紹介しましたが、スペインには約90ものパラドールがあり、その土地ごとの素晴らしい景色と滞在が楽しめます。
世界遺産に指定されているトレドにあるパラドール「パラドール・デ・トレド」は館内のバルコニーから見る景色がまさに絶景(個人的に景色NO.1のパラドールです!)、人気の観光地アルハンブラ宮殿にある「パラドール・デ・グラナダ」は、世界遺産の施設内にあるだけに特別感があって別格です。
ぜひこの機会に、旅の目的を「パラドール」にして、スペイン旅行を探してみてください。
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パンダ基地
- 朝ランニングして、筋肉痛のまま出勤するのが楽しくなってきています




























