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【岩手】気軽に楽しめる絶景おすすめ日帰りモデルコース

岩手県盛岡市内からレンタカーを借りて、日帰りで行ける私のオススメルートをご紹介します。
今回は運転が不慣れな方でも行きやすいスポットをチョイスしました。
予約不要なのでお気軽に行けますよ。
目次
道の駅「もりおか渋民」
盛岡駅から車で30分ほど。
2025年4月にオープンしたばかりの新スポットです。
敷地面積は大きくないですが、飲食店などが豊富に詰まっています。
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11:00 駐車場は込み合うことなく停められましたが、続々と人が入ってきました。
まだまだ知られていないので穴場です♪
11:30 少し散策した後、こちらでランチ。
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もりおか短角牛を使った肉そばが売りのお店でしたが、じゃじゃ麺(850円)が食べたかったので、
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いつも食べる盛岡じゃじゃ麺【白龍】パイロンと比べ少しあっさりしていますが、美味。
子供達がチョイスしたざる蕎麦はのど越しがよく、蕎麦湯まであり美味しかったです。
12:30 食後は楽しみにしていた「時季の屋」でお買い物。
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地の野菜がとても安く立派でおいしそうだったのですが、家に持って帰ることができず横目で眺めました(泣)
お土産や手作りのお餅、おこわ等が豊富にあり、中でもいわての郷土菓子『かんづき』がたくさん並んでいました。
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『かんづき』とは?
小麦粉・重層・砂糖などと具材を混ぜて作った蒸しパンで岩手県・宮城県北部の郷土菓子。
迷ったあげく、この日は暑かったので塩気が欲しく、甘じょっぱい五平餅と焼き団子、岩手の観光地で有名な岩泉町・龍泉洞WEBサイトの水で作ったコーヒーを購入(後で車の中でのおやつにしました)。
最後はぶらっと外を散策。
高台にあるスポットなので、岩手山がどーんと目の前に広がってるはずが。。曇ってしまい見られず残念。
晴れていれば岩手山をバックにとっても素敵な写真が撮れます。
お手洗いは広く気持ちよく利用ができ、館内には無料で遊べる子供の遊び場に大きなエアトランポリンがありました。
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雨でも楽しめそうです♪
13:00 もりおか渋民を出発
小岩井農場
13:30 小岩井農場に到着。
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全国的にスーパーやコンビニなどでもよく見かける「小岩井牛乳」
飲んだことがありますか?
その小岩井牛乳を作っているのが、
東京都に本社がありますが、農場は日本最大、総面積3.000haもある民間農場なんです!
また、小岩井農場は「日本の20世紀遺産20選」に選定されており、農場内には重要文化財に指定された歴史的建造物も多く存在しています。
ちなみに、私は小学校の給食で「小岩井牛乳」が出ていた記憶があります。
しかし、その頃は毎日のことでこのおいしさに気づけなかった自分に後悔。。笑
改めて飲むと濃厚で生乳の香りもよく、とーっても美味しいのでオススメです。
ご近所で見かけた際はぜひ一度は味わってみてください^^
アクセス
■車
東北自動車道 盛岡ICより約15分(12km)
■新幹線(東北・秋田)・電車(田沢湖線)
JR東北・秋田新幹線 盛岡駅で下車後、路線バス・タクシーでお越しいただけます。
■ 路線バス
JR盛岡駅前「10番」乗場より「小岩井農場まきば園」行き バス乗車(約17km 約35分)。
運賃:大人730円 子供370円 (令和6年4月現在)
岩手県交通(株)滝沢営業所 (019-687-2321)
※小岩井駅より路線バスをご利用の場合、JR田沢湖線との接続の関係上、お待ちいただくことがあります。
■ タクシー
JR盛岡駅より約30~40分(約17km)
運賃:6,000円程度(目安ですので交通事情等により変わります。)
JR田沢湖線 小岩井駅より約10~15分(約6km)
運賃:2,000円程度(目安ですので交通事情等により変わります。)
(有)雫石タクシー (019-692-3131)
こがわタクシー(株) (019-613-4545)
ご利用案内
【営業時間】
天候・その他の条件により、変更となる場合があります。
4月3日 ~ 11月中旬 9:00 ~ 17:00
最終入場は16:00無料駐車場完備
大型バス 30台、普通車 1,500台
※各施設・アトラクションによって営業時間が異なるため事前にご確認ください。
入場料金
グリーンシーズン2025年4月12日 ~ 11月中旬
大人(中学生以上)800円
子ども(5歳~小学6年生)300円
ペット(犬)※1頭500円
障がい者割引2025年4月12日 ~
大人(中学生以上)半額
子ども(5歳~小学6年生)半額
ペット(犬)※1頭
通常料金※割引なし
"小岩井"の由来は頭文字
農場名は、日本鉄道副社長の【小野さん】
本社を置く三菱社社長の【岩崎さん】
鉄道庁長官の【井上さん】
この三名の頭文字をとって「小岩井農場」と名付けられたそうです。
そして、井上さんが農場主、岩崎さんが出資者、小野さんが保証人にあたるそうですが、1899年(明治32年)、三菱のオーナー一族・岩崎家の所有となりました。
そして・・・こんなエピソードもあるんです
・宮沢賢治は、農場とその周辺の景観を愛好ししばしば散策した。
中でも、1922年(大正11年)5月の散策は、詩集『春と修羅』に収録された長詩「小岩井農場」のもとになった。
・タレントの田中義剛は、生キャラメルで有名になった自身の農場(花畑牧場)を持つに当たって「小岩井農場のような大きな農場にしたい」と語っていた。
・昭和天皇は、1974年(昭和49年)、第25回全国植樹祭に出席のため来県した際にも、皇后とともに農場に行幸啓した。
半日で満喫おすすめルート
13:45 駐車場に車を停め、まずは牛舎から入ります。
■入場チケットはまきば園、上丸牛舎の共通券です。
改札機のようなゲートにQRコードをかざし入場。
少し奥へ行くとさっそく牛たちが見えてきました~
牛舎に入れる舎と外から覗く舎があります。
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近くで見ると迫力あるしなんだかかわいい!
いつもおいしい牛乳をありがとう^^
この時はちょっと曇っていましたが、さすが重要文化財!
素敵な建物が多く、いい写真が撮れました。
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14:00 小岩井資料館に入る
ここでは小岩井の歴史を知ることができます。
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小・岩・井さんです!
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牛乳10円って夢みたい~~
ちなみに「アルペン」というのは大正15年に発売されたさわやかな喉越しで夏にぴったりな清涼飲料水だそうです。
アルペン...?カルピスのようなジュースかな??
ちょっと気になります^^
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昔のテレビや冷蔵庫、バター製造機まで展示されていました。
混雑することなくゆったり楽しめました。
14:30 まきば園メインゲートから入園
入った途端、どかーんと綺麗な芝生広場があります。
急にテンションが上がり放牧状態な子供たち。。(笑)
まずは「ひつじのおうち」でひつじたちにご挨拶をしつつ「まきばのホール」へ
ここでは期間限定で「世界一かわいい羊」と呼ばれるヴァレーブラックノーズシープの親子がみられました。
もこもこでぬいぐるみみたい!
ほんとにかわいい~~
癒され度100% 必見です!
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外へ出ると「あそびの広場」では箱型になっているシーソーや長い滑り台など、いい景色を眺めながら楽しめる遊具がたくさんありました。
15:15 森の坂道を抜け「まきばの天文館」へ
ここでは手作り工芸品の販売や太陽観察会、クラフト教室などに参加することができます。
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こちらの前にある「銀河ごろごろネット」が私のいちおしスポット!!
無料で利用ができ、大人でも2~3人が余裕で寝られるサイズのネットに寝転んで青空や目の前にどーんと広がる岩手山、ひつじたちをのんび~り眺めることができるんです!
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何とも言えない至福の時間
ぜひ小岩井農場へ行った際は体験してくださいね!
16:00 たくさん歩いたので「小岩井ファームキッチン」でひと休み
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牛串、じゃがバターなど農場で作られたメニューや、牛乳、ヨーグルト、ソフトクリームももちろん豊富にあります。
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ここでじゃがバター(600円)とソフトクリーム(450円)を購入。
バターは小岩井オリジナルでしたが、しっかりとした味でいい香り(スーパーなどの店頭でもこのバター、よく売られています)
ソフトクリームは濃厚で優しい甘さですが、すっきりしているので、いくらでも食べられちゃいます!
16:30 「ファームパトロール」で大暴走
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閉園も近づいてきてしまったので、子供がお目当てだったこちらへ滑り込み。
券売機の対象年齢の文では身長150cm以上、体重100kg未満と記載されていてがっかりしていたところ、テーマパークにいそうな明るいお兄さんが近寄って来て、優しく「複雑な案内ですみません。ペダルに足が届けば乗れますよ~」とのこと^^
よかったー♪ お兄さん、ご親切にありがとうございます!
利用料金:1人600円
回数券を複数人で使用することができたので、3人で1700円とお得に体験できました~
利用時間7分間(1周約3分)
幼児はさすがに乗れませんでしたが、120~130cmくらいの子供なら乗れます。
よーいドン♪
レースではないのですが、こりゃー競争しますよね(笑)
足漕ぎボートに似ている感じで、なかなか重くて大変そうなペダル。
疲れて止まってしまったり、ショートカットしたりてんやわんやで愉快なレースでした(笑)
最後は期間限定で開催されていたスタンプラリーに挑戦!
閉園間近なのに走って周る子供たち。笑
なんとかスタンプを見つけることができ、汗だくななか、無事「ひつじのショーン」小岩井オリジナルステッカーをゲットすることができ、大喜びで帰りました。
超広大な面積な「小岩井農場」ですが、まきば園のみなら半日でも充分楽しめます。
今回は立ち寄りませんでしたが、園外に大きなお土産・飲食店や有名な一本桜があるので近くへ行った際にちょこっと立ち寄ってみるのも良いかと思います。
さいごに
岩手の夏も近年では本当に暑い!
なので避暑地を求めて山の方へ行きましたが、平地とあまり変わりませんでした^^;
しかし空気は綺麗で人混みを気にせずのびのびできるので、リフレッシュできること間違いなし
そして何より事前に準備することなく気軽に行ける日帰りルートです。
この日は晴れたり曇ったりとなかなか絶景を写真に撮ることができませんでしたが、このルートは東北の富士山と呼ばれる岩手山を眺めることができるスポットがたくさんあります。
春から秋のドライブにピッタリなので、ぜひ訪れてみてくださいね!
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mAriel
- おてんば1女のママ。寝る時間を削ってでも街を歩いていたい!食べることが生きがいです.国内外問わずガイドマップにはない情報や親子旅のアレコレをお伝えします!




























