洋上のオールインクルーシブで楽々クルーズ!「三井オーシャンフジ」乗船記

<韓国・麗水へ寄港する三井オーシャンフジ>

三井オーシャンフジをご存知ですか?

日本のラグジュアリークラスのクルーズ船です。全客室がなんとスイートキャビン。

ベランダも広々としているので、ルームサービスを頼みベランダで大海原を眺めながらティータイムを楽しむ贅沢な時間を過ごすことができます。
ドリンクはアルコール類も何種類か含まれているオールインクルーシブ。

飲食、Wi-Fi、アクティビティなどほとんど費用がかかりません。ストレスフリーなクルーズの旅を満喫できます。

目次

[三井オーシャンフジ]はどんなクルーズ船?

商船三井クルーズがにっぽん丸の就航以来、34年ぶりに新規投入したラグジュアリー船が三井オーシャンフジです。

前身は、世界有数のラグジュアリークルーズ運行会社シーボーンクルーズラインの客船、シーボーンオデッセイ。

この船を購入後、部分改装を行ったのち2024年12月に就航しました。もうすぐ就航一周年を迎えます。
総トン数は32,477トン にっぽん丸よりも大きく飛鳥Ⅱより小さいクルーズ船です。
客室が全部で229室しかないため、クルーズ船としてはお部屋もベランダも広く作られています。
収容人数は458名 前方に客室、後方にレストランやステージ等のパブリックスペースを備えているため、移動もしやすく、船内はとても分かりやすい構造となっています。

エレベーターはもちろんありますが中央近くにある螺旋階段を使用しながら移動するのも、ちょうど良い運動になります。
寄港地の乗下船にもさほど時間がかからない収容人数ですので待ち疲れることもありません。
船内は欧米のラグジュアリー感もあり、とても優雅に過ごすことができます。
きらびやかな感じではありませんが、それはそれで日本が誇る「おもてなし」と融合し上質な空間を作り上げています。

[三井オーシャンフジ]は一人旅でも飽きません!


「クルーズの旅って暇じゃない?」と思われる方も多いようですが、そんなことはありません!!
むしろ一人旅もお薦めです。三井オーシャンフジでは、外国人クルーも多くいらっしゃいますが、日本語を勉強していますので、とにかく明るくてお客様を楽しませようとする気持ちで溢れています。
メインダイニングやビュッフェの際のお食事でも2名テーブルが多くありますので、気軽に一人でゆっくり食事を楽しむことも出来ます。また船内イベントも充実しており、クルーと一緒に輪投げやダンスなど盛沢山です。

そしてなにより好きな時間に好きなように過ごすことができ、デッキに出てのんびり日が沈む時間を過ごしたり、朝日が昇る時間と共にデッキを歩いて運動したり。
困りごとがあったら日本人クルーが多く乗船していますからなんでも相談にのってもらえます。
安心してクルーズの旅を楽しめます。

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<三井オーシャンフジから朝日を眺望>

[三井オーシャンフジ]のおすすめポイント

実際に乗船してみて感じた三井オーシャンフジの魅力は次の4つです。

  1.一流シェフが作るフレンチスペシャルレストラン北斎
  2.ラグジュアリーな部屋
  3.プールサイドで過ごす時間
  4.一体感溢れるエンターテイメントステージ

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<スペシャルレストラン北斎のメニュー>

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<北斎の前菜の一例>

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<客室ベランダスイートE>

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<客室ベランダスイートE>      

私がおすすめする船内での過ごし方

まず手にするのは船内新聞。

一日のイベントや施設のオープン時間などが記してあります。

Wi-Fiが使えるので、イベントを携帯に収め、いつでも見られるようにし一日の行動を予定します。

この予定を立てている時は片手にドリンク。

オールインクルーシブの船なので、片手には好きなワインでもビールでも持ちながら予定を立てられます。

その時間も至福の時。寄港地での過ごし方もWi-Fiが繋がるのでネット検索できます。

船内新聞には各地の日没時間、日の出時間、天気情報も記載があります。
私はクルーズ船から見る朝日と夕日が大好きなので、まず時間をチェックし朝日とともに体を動かしデッキを散歩するのがクルーズ船での日課です。

その後に朝食。

三井オーシャンフジのお食事はフリーシーティングなので好きな時間に行くことが出来ます。

航跡を見ながら朝食をとりたいので、いつも私は後方のテーブルに座ります。
一日のスタート、日常では感じることの出来ない優雅なひと時です。

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<航跡を見ながら朝食/テラスレストラン八葉>

あると便利な持ち物、不要な持ち物

お部屋の中でもWi-Fiが繋がるので、ついつい携帯を見てしまいます。

充電機をお忘れなく!延長コードを用意しておくとベッドに横になりながら充電できます。
歯ブラシや石鹸などのアメニティは充実しているので備えついている洗面用具で良ければ持参する必要はありません。

持っていくと結構かさばりますよね。アメニティは充実しているのでご安心を。
洗面台の目に見えるところではなく、引き出しの中に入っているので最初捜してしまうかもしれません。

[三井オーシャンフジ]に関する質問例


1.船内全体やレストランでのドレスコードはあるの?


→航路によってはドレスクードがありますが、ショートクルーズは全日カジュアルなスタイルでOKです。折角なのでお洒落を楽しむこともお薦めです。

2.料金はいくらくらい? 安く乗船する方法は?


→クルーズ船は高いイメージがありますよね。三井オーシャンフジもラグジュアリーな船ですので、それなりの料金です。

一般的にはベランダスイートE(6階で一番部屋数が多いタイプ)で1泊8万位ですが早期割引や船内で使用できるオンボードクレジット(お小遣い)などの特典もあることが多いのでパンフレットを隅々まで見てお得な時期に予約することをお薦めします。

3.三井オーシャンフジはパスポートが必要?

→はい、必要です。三井オーシャンフジは今のところ外国籍の船のため海外へ寄港しなくてはなりません。

その為、韓国や台湾へ行く航路が多いです。パスポートは必ず必要です。クルーズ終了日より残存6ケ月以上が必要なのでチェックしておいてください。

まとめ


初めてのクルーズ旅行にも最適ですし、飛鳥やにっぽん丸といった日本船の旅のご経験がある方でも、ぜひ三井オーシャンフジへご乗船ください。

欧米で培った上質な雰囲気とマッチして忘れられないひと時を過ごせることでしょう。

日はいつも昇りますが、クルーズ船からみる日の出は忘れられない思い出になるはずです。

三井オーシャンフジのクルーズツアー商品ページはこちら

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