2025年最新版！ニューヨークで絶対行きたい話題のピザ店 5選

ピザ発祥の地といえばイタリア・ナポリ。でも、1905年にアメリカ初のピッツェリアが誕生したニューヨークも、"ニューヨークスタイルピザ"を生み出した、世界的なピザの聖地です。

ニューヨーカーに「市を代表する食べ物は？」と聞けば、チーズケーキ、ベーグル、そしてもちろん「ピザ」と答えるでしょう。

大きなピザを切り分けたスライスの形で購入し、折りたたんで食べるNYスタイルピザは、地元民だけでなく世界中の旅行者を魅了しています。

そんなピザの都ニューヨークには、100年を超える老舗から最新トレンドの人気店まで、個性豊かな名店が勢ぞろい。今回はその中から、2025年にぜひ訪れたい話題の5店を厳選してご紹介します。

観光の合間に立ち寄りたい旬なお店から、地元のツウが愛する老舗まで、ピザ好き必見のリストです！

目次

• Jonny's Pizza（マンハッタン・ロウアーイーストサイド）
• Cello's Pizza（マンハッタン・イーストビレッジ）
• Lucali（ブルックリン・キャロルガーデンズ）
• L'Industrie Pizza（ブルックリン・ウィリアムズバーグ）
• Una Pizza Napoletana（マンハッタン・ロウアーイーストサイド）
• まとめ

Jonny's Pizza（マンハッタン・ロウアーイーストサイド）

＜©Jonny's Pizza＞

2024年にオープンしたばかりなのに、すでにロウアーイーストサイドで1番と言われるお店。厳選された高品質な食材のみを使用。チーズは地元産の食材を使い、自然発酵させている。

漂白や臭素処理を施した小麦粉は、一切使用していない。生地はさまざまな伝統的な製パン技術を用いて丁寧に仕上げている。耳の部分（クラスト）はカリッとしていて、具が乗った本体はジューシーなのが特徴。

スライスで食べるニューヨークスタイルピザ。1番人気のメニューは、Vodka Pepperoni Slice 。ウォッカソースとペパロニのコンビネーションが最高と評判。シンプルなPlain Cheese Sliceも人気。ランチタイムは混雑するので早めの訪問がおすすめ。

Jonny's Pizza

• 所在地：173 Orchard St, New York
• 電話：(347) 470-1886
• 営業時間：12:00～23:00（水曜～24:00、木曜～02:00、金・土曜～03:30）
• 公式サイト： jonnyspizzanyc.com

Cello's Pizza（マンハッタン・イーストビレッジ）

＜©Cello's Pizza＞

以前「Funzi's」があった場所にできた、ピザ通の間で話題の新店。生地は比較的薄めで軽く、底面にはほどよい焦げがある。口当たりがもっちりしていながら香ばしいのが特徴。

酸味のあるトマトソースに甘めのブッラータチーズを載せたTomato Burrataとブロッコリ・ラーブ（苦味のある葉野菜）とソーセージ、クリーミーなペストソースをトッピングしたChicory Pizzaが人気。

スライス単位で注文でき、種類はクラシックなものから少しひねりのあるものまで。

Cello's Pizza　

• 所在地：36 St Marks Pl, New York
• 電話：(917) 475-1637
• 営業時間：12:00～22:00（木～土曜～24:00）
• 公式サイト： Cello's Pizza　

Lucali（ブルックリン・キャロルガーデンズ）

＜Photo by sveva valeria castegnaro＞

ビヨンセやテイラー・スウィフト、ベッカムなどセレブ御用達のこの大人気のピザの老舗は、ブルックリンのピザ文化を象徴する店のひとつ。支払いは現金のみで、お酒の持ち込みが可能（BYOB）。メニューは主に、ピザとカルツォーネのみ。

＜Photo by Sheila Marikar & Priv.Y＞

トッピングも、ペパロニ、バジル、ガーリックなどシンプルなものが中心。店内は小さくて、30席程度。キャンドルの明かりや木のテーブル、煉瓦の壁など隠れ家的で温かみのあるインテリア。

予約は受け付けないが、午後4時から名前を書いて順番取りができる。夕食時は長い行列ができることも。待ち時間を見込んで余裕をもって訪問するか、近隣で時間をつぶせる場所を探しておくとよい。

世界のベストピザランキング25位。マイアミにも支店がある。

Lucali

• 所在地：575 Henry St, Brooklyn, NY
• 電話：(718) 858-4086
• 営業時間：17:00～23:00
• 定休日：火曜
• 公式サイト：Lucali　

L'Industrie Pizza（ブルックリン・ウィリアムズバーグ）

＜©L'Industrie Pizza＞

2017年に、本場イタリアのフローレンス出身のシェフがオープンした。古典的なニューヨークスタイルのスライスに、イタリアからの素材と長時間発酵の生地を組み合わせたスタイルを追求。

生地は、非常に薄くてクリスピーながら、発酵による風味と適度なもっちり感があり、クラストの焦げやエアポケット（気泡）が特徴。

人気のスライスは、シンプルな定番ながらもバジルとチーズのバランス、トマトソースの味が光るMargherita、クリーミーさが際立ち、インスタ映えすると評判のBurrata。

スパイシー・サラミをトッピングし、香ばしさと程よい脂のうま味が好評のSpicy Salami、 イチジクとベーコンという甘さと塩味のコントラストが魅力で、ちょっと珍しいけどリピーターが多いFig and Bacon。

カジュアルな雰囲気で、屋外席もある。座席数が限られているので、特にピーク時間帯は行列ができることが多い。

L'Industrie Pizza

• 所在地：254 S 2nd St, Brooklyn, NY
• 電話：(718) 599-0002
• 営業時間：12:00～22:00
• 公式サイト：L'Industrie Pizza

Una Pizza Napoletana（マンハッタン・ロウアーイーストサイド）

＜©Una Pizza Napoletana＞

国際的なコンテスト「50 Top Pizza USA」で今年、アメリカ国内No.1に選ばれた名店。

ニューヨークで本格的なナポリピッツァといえば必ず名前が挙がる。サンフランシスコで人気を博した後、オーナーシェフのアンソニー・マンジャリがニューヨークに戻り、現在はロウアーイーストサイドで営業している。

シンプルながらも厳選素材と伝統製法にこだわり、香ばしく焼き上げられた生地は「ニューヨーク 1」と称されるほど。メニューは限られているが、その潔さが逆に特別感を高めている。

1番人気は、トマト、モッツァレラ、バジルというシンプルな定番中の定番Margherita（マルゲリータ）。他にも、チーズを使わず、トマトソース・オレガノ・ニンニク・オリーブオイルで仕上げる伝統的ナポリスタイルのMarinara（マリナーラ）や、トマトを使わず、モッツァレラとリコッタをのせたクリーミーな白いピザBianca（ビアンカ）も人気。

Una Pizza Napoletana

• 所在地：175 Orchard St, New York
• 電話：(646) 476-4457
• 営業時間：17:00～21:00
• 定休日：日～水曜
• 公式サイト：Una Pizza Napoletana

まとめ

ニューヨークを歩けば、驚くほどたくさんのピザ店に出会えます。昔ながらのカジュアルなお店からモダンでお洒落な店まで、スタイルも実にさまざま。

切り売りが定番のニューヨークスタイルをはじめ、本格イタリア風の窯焼き薄生地、シシリアンやシカゴスタイル、さらには「ピザハット」「ドミノ」「パパ・ジョーンズ」といったファストフード系チェーンまで勢ぞろいです。

どのピザにもそれぞれの魅力がありますが、今回紹介した「2025年注目の5店」を巡れば、ニューヨークのトップクラスの味を堪能できるはず。旅行や出張で訪れる際には、ぜひ足を運んで、お気に入りの一枚を見つけてください。

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