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世界でここだけ!桃づくしの「桃のフルコース会席」【吉川屋】

<吉川屋のもも会席イメージ>>
奥州藤原氏の玄関口、東北三名湯のひとつ「飯坂温泉」
その奥座敷にまだ誰にも知られていない"穴場"の穴原温泉があります。
天保12年創業、185年間おもてなしを守り続けている宿「吉川屋」は時代の変化とともに常に挑戦し続けています。
私は吉川屋の七代目社長、畠 正樹です。
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本日は「世界でここだけ!桃のフルコース会席」についてお伝えいたします。
桃が好きで好きでたまらない!という方には喜んで頂ける内容だと思います!
目次
なぜ桃のフルコース会席なのか?
「福島の誇りを世界に届けたい」
2011年3月に発生した東日本大震災は、多くの犠牲者を出しただけではなく、東京電力福島原発で起きた世界に類を見ない原子力災害は、東北、そして福島に長く暗い陰を落とし続けました。
14年経った今、国内の風評被害は大分少なくなったものの、海外からのインバウンドは国内ワーストくらい来ておらず、世界的には根強い風評被害が残り続けています。
しかしながら桃の海外輸出は歴代最高の売上になったり、福島県や生産農家はたゆまぬ努力を続けてきました。
「旅館から福島の魅力を発信したい」
そう思い、ロビーラウンジに「蛇口から桃ジュース」スタンド(桃ジュースは夏期限定)や世界で唯一の「桃神社」を設置してきた吉川屋。
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<ジューススタンド>
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<桃神社>
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<撫で桃>
しかし一番の目玉は全てのメニューに「桃」を使った「桃のフルコース会席」
今年で3年目を迎え、年々バージョンアップしており予約も殺到しております!
そんな「桃のフルコース会席」の魅力をお伝えします!
実際のメニューはこんな感じ!
「そうは言ってもイメージが湧かない!」と思われると思います。
でも実際に食べてみると...様々な顔を見せてくれる桃たちと創作和食のハーモニーに驚かれることでしょう!
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〜前菜~
ビシソワーズと桃のすり流し 仙台麩桃味噌漬け
荏(え)胡麻(ごま)豚の生ハム巻き 若桃ソース
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~吸椀~
吉川屋名物 薬膳美肌スープ(桃入り)
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~造り変り~
白身・北寄貝・甲いか(常磐(じょうばん)もの)
麹(こうじ)天津(てんしん)紅(べに)桃(もも)ジュレドレッシング 山葵(わさび)ビーズ
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~しのぎ~
もも麺クリームパスタ風(常磐(じょうばん)もの 穴子)
浅蜊のクラムチャウダー
(常磐(じょうばん)もの 県産牛乳使用)
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~主菜~
福島牛もも肉ローストビーフ(桃デミグラスソース)
桃のソテー(バター焼)
会津産アスパラ炭火焼
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~冷やし鉢~
桃・水玉野菜
福島の美味しいお酒の吟醸ジュレ
とうもろこしぬか漬けソース
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〜食事・止椀・香の物~
伊達鶏もも炊込み御飯
あおさ味噌汁
桃ぬか漬け
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~桃いろいろ デザート~
桃・桃ワイン煮 県産ブルーベリー
クリームチーズタルト 黄桃ジャム
白桃ゼリー(県産白桃ピューレ使用)
白桃キャラメルポップコーン・酪王カフェオレポップコーン
バニラアイス
(天津紅桃ソースと963ウイスキーソース)
お客様のお声
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<桃のクリームパスタ>
「驚きがあり見た目もキレイで楽しみがあった」
「普段食べることのないフルーツを温かい状態で出す等の工夫がありとても良かった」
「吉川屋さんでしか食べられないもも料理がたくさんあって良かった。期待以上でした」
最後に。来年はさらに進化?
どのような思いで「桃のフルコース会席」を作っているのか?
大友料理長に聞いてきました。
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<大友料理長>
「桃のフルコース会席は今年で3年目になりますが、私が料理長になって初めての桃会席になります。
昨年からの改善点としては、まず温かい料理を増やしたこと。昨年は冷菜が中心でしたが、今年は熱々のクラムチャウダーをかける桃のパスタや、美肌スープ、前回は桃のちらし寿司だったものを伊達鶏もも炊き込みご飯にするなど、温かい料理と冷たい料理のバランスを目指しました。
「もも」ということで、フルーツの桃だけでなく福島牛の「もも」肉や伊達鶏の「もも」肉も活用。
地域で桃の麺や桃のポップコーンを作られている事業者様がいますので、それらを活用したりして情報発信するなど地域貢献も視野に入れています。
桃は果物としてそのまま食べたり、フルーツソースとして食べることが多いと思いますが、素材の良さを生かしながら料理として召し上がってほしい、という思いで作っています。
福島の食材、福島牛や常磐ものの魚介、地元産の野菜など「オールふくしま」の魅力を味わってほしいと思います。
来年は、「福島牛のローストビーフ」と「桃のビーフシチュー」のメイン料理がチョイスできるようにしたいと、献立を考えています」
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<メイン料理>
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<デザート>
独創的な大友料理長のアイディアが止まらない。
来年もさらに進化し続ける吉川屋の「桃のフルコース会席」をお楽しみに!
2025年は8月31日(日)までのご提供です。
吉川屋インスタ「桃会席」
https://www.facebook.com/reel/748553254523298
「桃会席」の予約はこちらから
https://reserve.489ban.net/client/yosikawaya/0/plan/id/162986/stay
来年は7月中旬~8月末まで販売予定です。
吉川屋 ホテル基本情報
- 〒960-0211 福島県福島市飯坂町湯野字新湯6番地
- TEL 024-542-2226
- 公式HP https://yosikawaya.com/
- 公式Instagram https://www.instagram.com/kamurominosato_yoshikawaya/
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吉川屋七代目
- 創業185年の老舗旅館の七代目社長。子供の頃から漫画家を志し、現在も趣味で執筆活動を続ける。地元福島県飯坂温泉を盛り上げるために、若旦那三味線ユニットの一員としても活動中。漫画・ゲーム好きの一児のパパ




























