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【夏山登山】北アルプス・針ノ木サーキット１泊２日！！
こんにちは！「三度の飯と山が好き！！」のニックネーム、倉山（くらさん）です。
みなさんは、今年も夏山登山を楽しんでいますか？
猛暑日が続いていますので少しでも涼しい高所の山へ出掛けたいと考えている方も多いと思います。
そんな７月に私は、先ずは富士山へ登頂し、中旬には北アルプスの後立山連峰に位置する蓮華岳と針の木岳を周遊する登山好きには人気のルートを山友と歩いて来ました。
涼しい雪渓を登り、綺麗な高山植物を観賞し透き通る様な景色を眺めながら歩く事が出来ましたので、その様子をご紹介させて頂きます。
＜蓮華岳山頂付近で出会った雷鳥＞
目次
１)後立山連峰？ってどこにあるどんな山でそこまでどうやって行くの？？
後立山連峰は北アルプスに属し北は富山、長野、新潟3県境にある白馬岳（しろうまだけ）から、南は針ノ木峠付近までを含む山域を称し一帯は中部山岳国立公園に属しています。
※国土地理院発行にDAN杉本様のカシミール３Dを使用し加工したもの
後立山連峰は広域になりますが、今回私たちが歩いたのは、長野県と富山県の県境にまたがる連峰中央部の針ノ木雪渓から入山し蓮華岳・針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳の名峰を周遊する通称『針ノ木サーキット』を楽しんで来ました。
登山口へのアクセスについては黒部立山アルペンルートの拠点、扇沢駅となり公共交通機関利用で、JRなら信濃大町駅や長野駅から路線バスで便利にアクセスする事ができます。
２）今回、歩いたルート（行程は実時間）を画像でご紹介します
大きな山塊なので実際歩いた総距離は約22ｋｍを超えました（YAMAP計測）
【１日目 歩行５ｈ30ｍ／8ｋｍ】
大町温泉〔今回の前泊地〕＝＝＜マイカー移動＞＝＝扇沢駐車場（5:20）・・・針ノ木岳登山口
※標高1433ｍ（5:50）・・・大沢小屋・休憩（7:00）・・・針ノ木雪渓を登る・・・針ノ木峠
※標高2536ｍ（10:00）・・・針ノ木小屋＜荷物をデポする＞・・・蓮華岳山頂※標高2799ｍ
（12:00）・・・＜登山道は高山植物の宝庫＞・・・針ノ木小屋（13:30）
＜宿泊先：針ノ木小屋／＠一泊夕食11,200円・現金＞
【2日目 歩行８ｈ00ｍ／14ｋｍ】
小屋（4:00発）・・・針ノ木峠・・・＜登山道より御来光＞・・・針ノ木岳山頂※標高2821ｍ
（5:30）・・・スバリ岳山頂※標高2752ｍ（6:30）・・・赤沢岳※標高2678ｍ（8:50）
・・・鳴沢岳※標高2641ｍ（9:50）・・・新越乗越山荘・休憩（10:30）・・・岩小屋沢岳
※標高2630ｍ（11：40）・・・種池山荘・休憩※標高2454ｍ（13:20）・・・柏原新道
・・・＜6.2ｋｍをひたすら下山＞・・・柏原新道登山口※標高1340ｍ（15:20ゴール）・・・
扇沢駐車場＝＝＜マイカー移動＞＝＝大町温泉〔日帰り入浴〕＝＝信濃大町駅〔信州蕎麦堪能〕
【それではルートに沿って写真でご紹介！】
＜扇沢の針ノ木岳登山道入口は、とても涼しく快適なスタート＞
＜雪解けの沢の水はとても豊富で冷たかった＞
＜これが日本三大雪渓の一つ長さ約700ｍ「針ノ木雪渓」その他は、白馬大雪渓と剱沢雪渓＞
＜「針ノ木峠」は日本三大峠の一つ。その他は雁坂峠（かりさかとうげ）と三伏峠（さんぷくとうげ）＞
＜登山道の脇には高山植物の女王「コマクサ」がお花畑の様に咲いていました＞
＜360度の大パノラマと言える蓮華岳へ登頂。右後方には剱岳と立山三山を望む＞
＜眼下には本日泊まる「針ノ木小屋」とその先には明日登る「針ノ木岳」を望む＞
＜２日目、針ノ木岳直下からの夜明け前の「富士山、八ヶ岳、南アルプス」を望む＞
＜振り向けば「槍ヶ岳、穂高連峰ほか」北アルプスの名峰を望む＞
＜素晴らしい御来光を拝む事ができました＞
＜針ノ木岳山頂からの景色も360度のパノラマで大満足＞
＜黒部湖と黒四ダムも一望です＞
＜北アルプスらしい岩稜帯とザレ場の登山道が続きます＞
＜スバリ岳山頂からどこまでもず～っと360度の大パノラマで大満足＞
＜刺激的な登山道が続くのも針ノ木サーキットの特徴です＞
＜赤沢岳からどこまでも続く快晴と絶景にスゲ～の言葉が止まりません＞
＜鳴沢岳からも剱岳と立山三山が丸見えでした＞
＜幅30ｃｍ位で切れ落ちた登山道は所々有り緊張しました＞
＜「シャクナゲ」がこんなにもたくさん見れるとは思いませんでした＞
＜最後の休憩地「種池山荘」から柏原新道を一気に下山開始。右奥は爺ヶ岳（じいがたけ）＞
＜ひたすら下りの6.2ｋｍを２時間で無事に下山。お疲れさまでした！＞
3）雑談とワンポイントアドバイス
今回ご紹介した「針ノ木サーキット」のルートは登山体力と技術が中級者以上として敢えて紹介させて頂きます。
画像でもご覧いただきました通り危険とも言える岩稜帯と急な斜面が続くからです。
しかし、雄大に続く稜線や見渡す限りの景観は、危険な事や疲れなど忘れてしまうほどに素晴らしく、みなさんご自身の目でぜひご覧いただきたいとお勧めします。
それにしても今回は、小さく可愛いらしい高山植物が驚くほど咲き誇りお花畑の様な斜面を何度も見かけました。
同行した山友は植物に詳しくとても長けており、その都度説明をしてくれましたが、お花の名前が不得意な私は、写真をたくさん撮りましたが下山後、半分も覚えていませんでした。
最後に針ノ木岳山頂からの丸見え動画をご覧ください。
こんなに素晴らしいアルプスの山々へ時間を掛けながらゆっくり登ってみませんか。
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倉山（くらさん）
- 2013年富士山が世界文化遺産登録の夏、50歳を迎えるこの年に富士山登頂を人生の思い出にしようと体力作りに近郊の山を歩き始めました。最初は息切れ筋肉痛や転倒など情けない状態でしたが、大自然に抱かれる心地よさに魅了されてしまい今では低山から日本アルプスまで登山なしではいられない生活になりました。仲間でお弁当持って歩く山が楽しくて大好きです。単独行でストイックに歩く山も好きです。素晴らしい景色、美味しい空気、そして大自然のありがたさを仲間の皆さまに感じて頂きたいと思う毎日です。目の疲れもストレスも景色を見ると癒されます。体調がとても良くなり食事が美味しくなります。きっと良いことが待っている山歩きを私と一緒に始めてみませんか。
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