公開日： 2025.07.16

最終更新日： 2025.07.16

11回目の尾瀬は天空の楽園への前泊地として訪問（前編）

こんにちは！たびこふれライターの中尾です。

11回目の尾瀬は天空の楽園へ行くための前泊地として訪問。天空の楽園とは...？それは次回の記事をお楽しみに。今回は簡単ですが、11回目の尾瀬を途中までお伝えします。久しぶりに尾瀬沼畔に泊まりました。今回は初めて長蔵小屋に泊まりました。それでは尾瀬へ足を踏み入れましょう！

今回の行程

【1日目】2025年7月4日

●行程：御池駐車場（標高1,500ｍ）に車を停め、シャトルバスで沼山峠登山口（標高1,700ｍ）へ移動。沼山峠登山口～沼山峠～大江湿原～尾瀬沼畔（標高1,665ｍ）。
●距離：3.2km
●時間：（休憩なしの標準・無冠雪期）1時間25分
●天候：雨のち曇り
●宿泊：長蔵小屋（尾瀬沼畔）

【2日目】2025年7月5日

●行程：尾瀬沼畔（標高1,665ｍ）から小淵沢田代へ。
●距離：1.7ｋｍ
●時間：（休憩なしの標準・無冠雪期）1時間05分
●天候：曇り

【2025年7月4日】沼山峠登山口から大江湿原を通り尾瀬沼畔へ

御池には御池山荘、売店、トイレがあります。　

御池駐車場からシャトルバス（大人800円）に乗車して沼山峠登山口へ。

御池駐車場から約30分で沼山峠休憩所に到着します。沼山峠休憩所は普段は無人です。トイレと飲料の自動販売機があります。

沼山峠登山口です。到着時は土砂降りの雨でしたが、少しおさまってきたので出発します。

【15:00出発】沼山峠登山口から尾瀬沼にかけては木道が整備されています。

【15:17通過】沼山峠を過ぎるとすぐ沼山峠展望台があります。晴れていたらここから尾瀬沼の一部を見ることができます。

激しい雨が降った後なのでいたるところで木道が水没していました。尾瀬には長靴も持参すれば良いのですが荷物の関係で難しいです。

防水の登山靴を履いていてもこれだけ水没していたら靴の中もびちょびちょです。

【15:38通過】大江湿原に到達しました。木道の両側にコバイケイソウが花を咲かせていました。

尾瀬沼とコバイケイソウの群落。

【16:08到着】長蔵小屋に到着。長蔵小屋は初めての利用です。

長蔵小屋に宿泊

長蔵小屋は尾瀬を開拓した平野長蔵氏、そしてその意思を引き継いぎ尾瀬の保護に尽力した平野長英氏が建てた山小屋です。

★長蔵小屋公式HPはこちらから

★長蔵小屋X（旧Twitter）はこちらから

★長蔵小屋Instagramはこちらから

●風呂：16:00～18:30
※大浴場には無添加ボディソープが置いていました。環境保護の観点から持参のボディソープやシャンプー類は使わないようにしましょう。
●夕食：17:30～
●朝食：6:00～
※早発する場合、朝食は弁当に変更可能です。

各施設の営業時間を確認しましょう。

長蔵小屋の2階廊下です。老舗山小屋としての歴史を感じます。

長蔵小屋の部屋（一例）です。2名で利用しました。

手前は2段ベッドになっていました。部屋のドアはふすまでカギはありません。壁は薄いのでおしゃべりがすべて筒抜けです（笑）。消灯時間は21時です。

敷地内にアネックス（右側）と別館（左側）があります。別館の1階には喫茶室があります。この日の営業時間は10:00～15:30（16:00閉店）、18:00～18:30（19:00閉店）でした。

喫茶室のメニューです。ご参考まで。

長蔵小屋のカフェ＆売店です。この日の営業時間は8:00～15:30まででした。

この日の長蔵小屋の夕食です。

【2025年7月5日】尾瀬沼畔から小淵沢田代へ

長蔵小屋の朝食は6:00からなので弁当をお願いしました。

【5:00出発】それでは小淵沢田代へ向けて出発しましょう！

尾瀬は誰でも歩けるよう木道を整備していますが、こちらは登山道です。それも結構な急登です。

大雪だった今年は尾瀬のあちこちで木道が破損しています。

【5:38通過】峠を越えました。

峠を越えると木道の階段です。この木道の階段、雨上がりだったためかめちゃくちゃ滑ります！

大江湿原との分岐点です。左に行くと大江湿原、右に行くと小淵沢田代です。

【5:53到着】小淵沢田代に着きました。早朝のためか誰もいません。

6月29日に登った日光白根山が見えていました。

この先は...。次回の記事に続きます。近日公開！

今回尾瀬で見ることができた高山植物

【お詫び】高山植物に関しては勉強中です...。間違えていたらいけませんので植物名の記載は控えます。

ミズバショウとともに尾瀬を代表する花・ニッコウキスゲ。これくらいは分かります。。。

今回大江湿原でたくさん咲いていたコバイケイソウ。

尾瀬へ行く方へのアドバイス

尾瀬に関してはこちらの記事で詳しく書きましたのでまずはコチラをご覧ください！

⇒尾瀬の魅力を詳しく解説します！（群馬・福島・新潟）

尾瀬へ入山する際のアドバイス

●尾瀬は雨（雪）の多い地域です。雨具は必ず持参してください。
●靴は防水のハイカットが必要。雨天時および雨上がりは登山道や木道が水没しているところがあります。
●雨天時および雨上がりなど木道が湿っている時はとても滑りやすく危険です。
●山小屋は事前予約制です。必ず予約して訪問しましょう。
●山小屋には浴場がありますが、タオルはありませんので、バスタオルなどを持参してください。
●日差しや雪焼け防止のため、帽子、サングラス、日焼け止めを必ず準備してください。
●スマートフォンの充電器、カメラの予備バッテリーを忘れずに準備してください。山小屋でのコンセントは共用なので混雑していると充電できないこともあります。
●ゴミ箱はありません。ゴミはすべて持ち帰りです。山小屋で購入したもののみ山小屋で引き取ってくれます。
●登山計画書を必ず提出しましょう。
●登山保険に必ず加入しましょう。