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【実体験レポ第2弾】アメリカ再入国は「ビクビク」からの「えっ?」。グローバルエントリーの実力

前回の記事では、アメリカから出国する際の私の実体験を踏まえながら、ぜひ渡米の際に役立てていただきたい情報をお知らせしました。
前回の記事をまだお読みでない方はこちらから ↓
>>【実体験レポ】アメリカ出国前に要チェック!知っておきたい賢い空港の通過術
そして先日、日本での一時帰国を終えて、ロサンゼルス空港に降空いたしました。再入国はすっかり慣れているはずのプロセスですが、実は、今回は特に大きな不安を抱えていました。その気持ちと実体験を実況中継風にご紹介したいと思います。
目次
「もし入国できなかったら...」という不安
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<Photo: Daniel Lincoln / unsplash>
これまで、おそらく50回以上は出入国を繰り返しているアメリカですが、正直、今回はかなり緊張と不安を抱えていました。というのも、最近よく耳にするのが、アメリカの入国審査がとても厳しくなってきているという話。移民政策の強化に関するニュースが多く見られるようになりました。
何が引っかかるかわからない時代に
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<Photo: Caleb Perez / unsplash>
実際に報道では、過去の軽微な違反歴を理由に、グリーンカード保持者であっても入国を拒否されるケースや、ツーリストビザで来た旅行者が空港で数時間足止めされるケースなどが伝えられています。
たとえ合法のステータスを持っていても、思わぬ理由で止められるというのは、他人事ではありません。
ストレスを減らす救世主「グローバルエントリー」
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<Photo: JC Gellidon / unsplash>
そんなニュースを耳にしている私も、もちろん心配するような違反歴などはありませんが、やはり「何が入国審査に引っかかるのか分からない」ことが不安でした。
特に今回は少し長めの日本滞在だったこともあり、戻る際にいろいろと質問をされるかも...。そこで、その入国のストレスを減らすために、「Global Entry (グローバルエントリー)」を登録したという経緯もありました。
このグローバルエントリーは、米国入国者向けのプログラムで、事前登録と面接をすることで、自動モーションや顔認証での通過が可能になる有料プログラムです。
もちろん、これを利用するためには、米国のCBP (Customs and Border Protection)の公式サイトから申請をし、オンライン面接を受けて承認される必要がありますが、認証されれば、同時にTSA PreCheckも付与されるという利点もあり、国内外を行き来する人には必須レベルのプログラムです。
まさかの"パスポート不要"で入国
そんな私の今回の再入国。いつもは1時間以上並ぶこともありえる入国審査の長い列を横目に、目指したのは「Global Entry」のサインです。
いつもの通り、すぐにパスポートを出せるように準備を整えながら並んだ先には、顔認証カメラがあり、顔を向けたとたんにパッとライトが緑に変わり、「はい、終了です。どんどん前に進んでくださいね!Welcome back!」の声。ものの数秒で入国していました。パスポートをバッグから出す必要もなく。
絶大な簡素さで「ああ、やっぱりグローバルエントリーは取ってよかった...」と心から思わせてくれた、グローバルエントリーの実力をまたひとつ実感した再入国となりました。
また今後、日本への帰国や移動のご予定がある方は、ぜひ前回記事と併せて、ご参考にしてくださいね。
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グローバルエントリーの情報
- 公式サイト:グローバルエントリー
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SOLO
- ビーチ、青空、パームツリーのカリフォルニアに憧れて20年前に単身渡米、ロサンゼルス郊外オレンジ・カウンティー在住のライターおよび編集者。エクササイズ、新しいレストラン巡り、パーティー好き。最近の趣味は30年ぶりに始めたサクソフォーン。




























