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【三重県】観光客や地元民、リピーターに愛される「伊勢の推し新名物」3選を紹介

各種餅や伊勢うどん、手こね寿司、伊勢エビ、アワビ、サメのタレ...。伊勢志摩へ観光に来た際、地元の歴史と風土と自然が生み出す食文化に触れた人も多いかと思います。
しかし、今や地元民が伊勢エビやサメのタレなど高価な食材を口にするのはまれ。ではどのような「新名物」が根付いているのでしょうか。
そこで、伊勢生まれで地元育ちライターが、数ある中から、観光客や地元民、リピーターに愛されるおすすめの「伊勢の推し新名物」3選を紹介します。
目次
新名物の特徴は
ひとことで言えば「昔ながらの伊勢」と「現代のニーズ」を掛け合わせた「進化系ローカルフード」。
古くから親しまれてきた食文化に新たなアレンジを加え、食べ歩きしやすいよう棒状にしたり、地元ならではの素材感を前面に出して、老舗店が新たな提案。
季節や行事に寄り添うメニューを展開とさまざまです。
見た目も味も印象的で、旅の記憶に残るグルメとして今後、ますます注目されそうです。
「伊勢味噌煮込みうどん」「和風サンドイッチ」「山村プリンバー」「ジェラ餅®」など数多くある中、「地元民が日常生活で飲食する新名物」に焦点を当てます。
伊勢ひりょうず
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<伊勢ひりょうず>
1905(明治38)年創業・伊勢かまぼこ「若松屋」の看板商品で約15年前、4代目店主が考案しました。
ひりょうず(飛龍頭)とはがんもどきのこと。
上すり身に、伊勢ひじき、しいたけ、にんじん、きくらげ、ごぼう、たけのこ、わかめ、枝豆、うずらの卵の9種類を入れて揚げた逸品で、煮炊き物にせず揚げたてをそのまま味わいます。
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<若松屋外観>
ずっしりと重く、1個食べるとお腹いっぱいに。
具だくさんひりょうずは、さまざまなメディアに取り上げられ伊勢の新名物となり、リピーター続出。
写真は本店などで購入できる揚げたてで、1個税込み400円。
賞味期限が約30日間の真空個包装は税込み432円です。
若松屋 本店
- 所在地:三重県伊勢市河崎1丁目9-28
- 電話:0596-23-1721
- 営業時間:9:00〜18:00
- 定休日:無し(1/1、1/2、1/3を除く)
- 駐車場:あり
- 公式サイト:若松屋
伊勢甘たれからあげ
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<甘たれからあげひつまぶし>
にほんからあげグランプリで2020年、金賞を受賞。
片栗粉をまぶしてカリッと揚げたジューシーな鶏もも肉に、伊勢うどんで知られる、地元の伝統的な「たまり醤油」をかけて味わいます。
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<個室創作ダイニングパセプション外観>
新しいご当地グルメとして注目を集める料理。
もともと飲食店のまかない料理として誕生し、「とてもおいしい」と従業員たちのすすめもあり、2010年地元のB級グルメのイベントで初披露。
ここでも「おいしい」との評判を得て、口コミでも広がることになりました。
店内飲食をはじめ丼や弁当、パーティーメニューなどのテイクアウトもあります。
個室創作ダイニングパセプション
- 所在地:三重県伊勢市小俣町元町18コンフィアンス 1F-B
- 電話:0596-37-7112
- 営業時間:ランチ 11:00~14:00( LO13:15)、ディナー 18:00~23:00 (LO22:00)
- 定休日:水曜
- 駐車場:専用駐車場あり、大型観光バス駐車可(要予約)
- 送迎:無料送迎あり(4名様から・ディナー時に限る)
- 公式サイト:個室創作ダイニングパセプション
真珠入りのオリジナルクラフトビール「私はほぼクレオパトラ」
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<私はほぼクレオパトラ>
小麦麦芽を使ったホワイトエールで、アルコール分5%・330ミリリットル入り1,000円。
製品にならない真珠層を粉末にして加えました。
「私はほぼクレオパトラ」のネーミングは、世界三大美人の一人「クレオパトラ」が、真珠を酢に溶かして飲んだと伝えられているのに由来します。
粉末は瓶の底に沈殿しているので、回して白濁色にしてからゴクリ。
最初はさっぱり、後から芳醇な味わいが口の中に広がります。
フルーティーですっきりとした仕上がりは、ビールが苦手な人でも飲めるように―と工夫しました。
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<大山真珠店外観>
販売元の大山真珠店は創業1916年(大正5年)創業の老舗真珠専門店。
同店は2023年12月19日にリニューアルオープンする際、新たにドリンクスタンド「隣席in大山真珠店」を併設。
真珠が入ったオリジナルクラフトビール「私はほぼクレオパトラ」をはじめシャンパンやワインなどを提供しています。
大山真珠店隣席in大山真珠店
- 所在地:三重県伊勢市本町18-19
- 電話:0596-24-2921
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:無し
- 駐車場:コインバーキングを利用
- 公式サイト:大山真珠店隣席in大山真珠店
まとめ
「伊勢ひりょうず」「伊勢甘たれからあげ」「私はほぼクレオパトラ」は、それぞれ何度飲食しても飽きがこない点がおすすめで、観光や生活の一部を彩ります。
伊勢志摩の新名物は「地域の個性」+「現代的な感性」から生まれたものばかり。
伝統的な風景の中に、意外性や楽しさが加わった新たな魅力が広がっています。
次に訪れる際は、紹介した「推し名物」も味わってみてはいかがでしょうか。
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haruharu
- 伊勢生まれの伊勢育ち。昔から旅行が好きで、学生時代はユースホステリング部に所属。仲間と共に、北海道や九州、米国を旅しました。50歳を過ぎたあたりから、地元の歴史にも興味が。旅行者の視点で楽しめる記事を紹介します。




























