オーストラリア人の御用達Bunnings(バニングズ)に行ってみよう!

オーストラリアに住んでいてBunnings(バニングズ)に行ったことがない人なんているのか?というくらい生活に根付いているハードウェアストアのバニングズ。

バニングズのない生活なんてありえない!色んなものがオーストラリアらしいスケールで置いてあるので、旅行者でも行ってみると楽しいはず。そんなバニングズの様子を紹介します。

目次

Bunningsとは

深緑色の建物が目印の、オーストラリア発祥である大型ハードウェアストアです。(ニュージーランドにも店舗はあるそうです。)

Bunnings(バニングズ)

扱っているのは建築資材に工具、作業着、配管類、電気類、キッチンやバスルームセット、アウトドア用品、ガーデニング用品、ペット用品、クリーニング用品など、ありとあらゆるものが揃っており、バニングズでの買い物だけで家が一軒建てられると言っても過言ではないくらいです。

オーストラリア全土に387店舗を構えており、DIY大好きなオーストラリア人には欠かせないお店なのです。

プロの職人さんだけでなく、むしろ一般市民の方が多く利用しています。我が家も建築業をしているので分かりますが、プロは業者から直接大量に買いますが、少しだけ必要な物や緊急で欲しいものはバニングズで買う感じです。

日本でいうところのホームセンターのような位置づけになるかと思いますが、家庭用品というより、それを入れる入れ物や棚、部屋、倉庫、家を造る材料を扱っているとでも言いましょうか。

とにかく見るほうが早いので、店内を散策してみましょう。

店内を散策してみよう

私たちがよく利用するAlbanyの店舗に入ってみると、こんな感じです。

お店というより、倉庫のような造り

お店というより、倉庫のような造りです。とにかく扱っているものが多いですが各列にボードがあり、番号と置かれているアイテムが書かれています。

赤と緑でコーディネートされた店員さんに聞けば一発で場所を教えてくれる

分からなければ、この赤と緑でコーディネートされた店員さんに聞けば一発で場所を教えてくれるので、いつも感心してしまいます。

専用スマホで在庫確認中
<専用スマホで在庫確認中>

まずは手始めにネジやボルトコーナーをのぞいてみましょう。

Bunningsの倉庫

Bunningsねじ屋さんのようにそろっている

ネジ屋さんに行かなくても、これだけ揃っています。次は木材コーナー。

床材

こんなのが2列ほどありますが、これより大きなものは店の端に、床材は別の場所にあります。そして工具類。

Bunnings 電気工具ブランド-
<電気工具は8種類のブランドを扱う>

ドリルビットなど
<ドリルビットなど>

他にもたくさんの建築資材類はありますがキリがないので、私が好きなバスルームエリアをのぞいてみましょう。

トイレ展示

シャワーヘッド

蛇口

蛇口ひとつでもいろんな形があるので、見ているだけでもワクワクしてしまいます。バニングズでの買い物で家一軒が建てられると言いましたが、忘れてならないのがガーデン。

オーストラリアの一軒家には、庭が大なり小なりあるものです。ということで、ガーデンコーナーも充実しています。

庭のオーナメントや家具、BBQ

庭のオーナメントや家具、BBQも大事なアイテムです。

一回に一台はあるBBQマシーン
<一家に一台はあるBBQマシーン>

キッチン展示

実はなんと、お店の中にカフェがあります。

Bunningsのここがすごい!

オーストラリア人の御用達Bunnings(バニングズ)に行ってみよう!

ここまで見ると、ただ日本のホームセンターの巨大版に見えてしまうかもしれませんが、我らが誇るバニングズにはもっとすごい特徴があります!

犬の入店OK

必ず愛犬たちも連れてショッピング

私たちが街に買い物に行くときは必ず愛犬たちも連れて行くので、これはありがたい待遇です。他の買い物先では必ず私か夫が愛犬と車内待機になりますが、バニングズでは家族そろって買い物できるので、必要なものがなくてもついバニングズに行ってしまいます。

オリジナルグッズをくれる

缶や瓶にかぶせて使う保冷カバー
<缶や瓶にかぶせて使う保冷カバー>

運がいいとバニングズのオリジナルロゴの入ったグッズがもらえることがあります。

グッズを着用した我が愛犬19
<グッズを着用した我が愛犬>

しかもなんと、犬用グッズもあるのです。

店員さんも我が愛犬にメロメロです
<店員さんも我が愛犬にメロメロです>

バニングズらしく作業着仕様で、とてもかわいいです。犬連れだと店員さんに声をかけてもらいやすいですが、自ら聞いてみて在庫があるともらえますよ。

子どもにもやさしい

子ども向けワークショップ

店内にはアスレチックがあったり、子ども用の買い物カートまでもあります。

お子様カート

また子ども向けワークショップも開催されており、さすがDIY大国ならではの英才教育ぶりをみせています。

車で入れる

車の入口 
<車の入口>

大きなアイテムを買う人もいるので、資材コーナーからは車のまま入店できます。資材を買わない人でもここから入店できるので、雨がひどい日に利用することも。

店の中
<店の中>

ただしトレーラー牽引している車やトラックも多く、縦列駐車が必要になる場面も多いので、運転に自信のある人だけにおすすめです。

他店より10%安く!

同じ商品が他店で安く売られている場合は、その他店価格よりもさらに10%値引いてくれます。

朝食サービス

これは店舗にもよりますが、週に一度朝食を無料サービスしていることがあります。ただしこれはTradie向けのものであり、つまり建築や電気、配管工など基本的に職人さんを対象としています。

とはいえ証拠を見せろとは言われないので、一般人でも食べているような気がしますし、私も仕事ではないときに通りかかったらマフィンをもらったことがあります。

朝に店の端からベーコンのいい匂いがするな~と思ったら、そっちの方へ歩いてみるのもありかも!

地域に根付いたソーセージシズル

オーストラリアでは資金調達をするときに募金箱を用意するのではなく、簡単な食べ物や飲み物を販売して、その利益を資金に回すということをします。

その代表の食べ物として、鉄板で焼いたソーセージと玉ねぎをパンにはさんだとてもシンプルなホットドッグのようなものがあり、これをソーセージシズルといいます。

ソーセージシズル
<これで3.5ドル>

バニングズでは週末にソーセージシズルの場を提供しており、地域の学校やスポーツクラブなどがソーセージシズルを販売しています。

週末に買い物に来たお客さんが気軽に買えてお腹も満たされ、地域に貢献できるっていいシステムですよね!そんな機会を無料提供しているバニングズが、みんなに親しまれているのは当然のことです。

まとめ

ここまで読んでもらえたら、バニングズがただのホームセンターではないことが伝わったかと思います。オーストラリアのベストカスタマーサービスランキングでは常に上位に食い込んでおり、オーストラリア人に愛されたお店なのです。旅のついでにちょっと寄ってみるのもいいかもしませんね!

Bunnings Alexandria

  • 住所:8/40 Euston Rd, Alexandria NSW 2015 オーストラリア
  • 電話:+61293362400
  • 営業時間:6:00~21:00 土・日曜 7:00~19:00
  • 定休日:無し
  • 公式サイト:Bunnings Alexandria   

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