秘境の絶景!タイ「エラワン滝」で体験する7段の楽園トレッキング

タイ西部カンチャナブリに位置するエラワン国立公園には「タイで最も美しい滝」と称されるエラワン滝があります。7段に分かれたこの神秘的な滝は、エメラルドグリーンの水と豊かな熱帯の自然が織りなす絶景。

各段ごとに異なる景色と雰囲気を持つ滝を巡るトレッキングは、冒険心をくすぐる体験になること間違いなしです。水泳も可能な自然の魅力が凝縮されたこの場所で、心と体をリフレッシュしてみませんか?

目次

エラワン滝で水遊び!家族連れにも人気の「泳げる滝」

エラワン滝で水遊び!家族連れにも人気の「泳げる滝」
<国立公園内でトレッキングと水泳が楽しめる!>

エラワン滝の魅力のひとつは、緑あふれる森に映える独特な青緑色の水。その幻想的な色合いは他の場所ではなかなか見られません。最初の滝「ライクンラン(Lai Kun Rang)」から2つ目の「ワンマチャー(Wang Mat Cha)」まではおよそ170メートルとアクセスしやすく、特にこのエリアでは家族連れの姿が多く見られます。

タイで多くの国立公園内では、水泳が可能な場所があります。エラワン滝は浅瀬も多いため、水泳可能となっており、水着を着て泳ぐ観光客もたくさん。自然の中で気軽に水遊びができるスポットとして人気です。

なお、滝の入り口付近でライフジャケットを借りることができます。水泳を考える場合、安全のために着用することをおすすめします。大人20バーツ、子供10バーツなので、格安ですね。また、遊歩道を歩く際は必ず衣服の着用が求められているので、水辺を離れるときは服装にご注意を。

迫力満点!高さを感じる第3の滝「パーナムトー」

<遊歩道は整備されている>

きっちりと整備された遊歩道のトレッキングルートを進むと、落差のあるダイナミックな滝「パーナムトー(Pha Nam Tok)」が姿を現します。出発地点から約220メートル地点に位置するこの3つ目の滝は、高さがあることで水の流れに迫力があり、訪れる人々を魅了します。

エラワン滝は段ごとに姿を変えるため、歩きながらも次はどんな滝に出会えるのか、期待が高まるポイントです。

無料のドクターフィッシュ

<大自然の癒し、ドクターフィッシュでリフレッシュ>

日本でドクターフィッシュといえばかわいい小魚をイメージしますが、ここでは20センチ前後の大きさの魚がケアしてくれます。ある意味、迫力がありますが、特に痛いことはありません。

とても元気な魚たちは、足を入れると一斉に集まって来ます。特別な料金は必要なく、時間制限もありませんので、好きなだけケアしてもらうことが出来ます。ここでフィッシュスパを楽しむのはいかがですか?

静寂の森を抜けてたどり着く、感動のクライマックスへ

<トレッキングを楽しみながらたどり着く最後の滝>

4つ目の滝「オクナンフィースア(Oke Nang Phee Sue)」から5つ目の滝「ブマイロン(Buar Mai Long)」までは約520mの道のり。距離が少しあるため訪れる人は少なくなり、森の中は静寂に包まれます。木漏れ日の差す緑の中、川のせせらぎと風の音だけが響く、癒しの時間が広がります。

少し歩いて6つ目の滝「ドンプルックサ(Dong Pruk Sa)」(1,420m)に到着。階段を登る場面もありますが、自然の中を抜ける爽快感は格別です。

そしていよいよ、最後の7つ目の滝「プーパーエラワン(Phu Pha Erawan」(1,550m)がゴール。青みがかった水と静かな雰囲気は、まさにエラワン滝のハイライトです。

各滝への道には案内看板が整備されており、迷う心配はありません。なお「Phu Pa Erawan」でも泳ぐことが可能ですが、足元の岩は滑りやすいので注意しましょう。

7つの滝を制覇するために!

<エラワン滝トレッキングの基本装備>

駐車場から最上部にある7つ目の滝「Phu Pa Erawan」までは、約1.5kmのトレッキングコース。人によって差はありますが、通常は約1時間〜1時間半ほどで到着できます。

第五の滝を過ぎたあたりから角度のある階段や岩場を歩く場所もあるので、足元にはくれぐれも注意してほしいものです。バンコクでは日常的にサンダルでも問題ないかもしれませんが、エラワン滝(Erawan Waterfall)では話は別。

7つの滝すべてを巡るには、サンダルでは足を痛める可能性があるため、クッション性のある運動靴などしっかりしたシューズがおすすめです。

また、自然の中を歩くため虫除けスプレーは必須。ペットボトルでの水分補給も忘れず、一般的なトレッキング装備を整えて出発しましょう。装備をしっかり整えれば、自然の中での素晴らしい体験をより快適に楽しむことができます。

まとめ

いかがでしたか?

タイ国内で「最も美しい滝」と称される、カンチャナブリ県のエラワン国立公園にあるエラワン滝(Erawan Waterfall)。

豊かな緑に囲まれた7つの滝は、それぞれ異なる表情を見せながら、訪れる人に癒しと感動を与えてくれます。

静かな森の中で水の音に耳を傾け、美しいエメラルドブルーの流れに心を奪われる!そんな贅沢な自然体験がここにはあります。

ぜひ、次の旅ではエラワン滝の7段の絶景を歩いてみてください。そして美しい水の中を泳ぐのもありですね!きっと、心に残る特別な時間になるはずです。

エラワンの滝

  • 住所:94GV+5HW, Tha Kradan, Si Sawat District, Kanchanaburi 71250
  • アクセス: バスまたはミニバン(ロットゥー)でカンチャナブリへ
  • 出発地:バンコク南バスターミナル(Sai Tai Mai)またはモーチット・バスターミナル
  • 所要時間:約3時間
  • 運賃:150〜200バーツ程度

自家用車またはレンタカーを利用する場合

  • ルート:バンコクから国道4号線を西へ進み、ナコンパトムを通過後、国道323号線を北西へ。カンチャナブリを経由し、国道3199号線を約58kmでエラワン国立公園の看板あり。
  • 所要時間:約3時間
  • 距離:約200km入場時間:8:00~16:30
  • 料金:1人300バーツ、車1台30バーツ

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大里康正

風彩光真 光と影の写真家、世界を歩く旅作家で、日本の全都道府県を3周し各地を観光取材。テレビ番組への写真提供、新聞社からの取材多数。現在はタイ在住。世界遺産を含めたタイの有名な見どころ、そしてあまり知られていない驚くような素晴らしい観光地も紹介していきますよ!

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