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【2025年版】ギリシャ・アクロポリスのチケット最新情報と絶景インスタ映えスポット6選

「一度は見てみたい絶景」として、世界中の人々を魅了し続けるギリシャのアクロポリス。青い空の下にそびえ立つパルテノン神殿はアテネの象徴、まさに圧巻の一言です。
ギリシャ観光に来たら必見の世界遺産アクロポリスですが、2025年4月からチケット事情が大きく変わったことをご存知でしょうか?
- 「7遺跡に入れる共通チケットが廃止され、個別チケットのみになった」
- 「チケット料金が大幅値上げになった」
など、旅行者にとっては気になる変更点が。
この記事では、2025年最新のアクロポリスチケット情報はもちろん、絶対に見逃せない観光の見どころ、注意点、そして、SNS映えする絶景スポットまで、徹底解説します。
ギリシャ旅行を計画しているあなたは必見!この記事を読めば、スムーズに観光でき、最高の思い出を作れること間違いなしです。
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<アクロポリス周囲を囲む散歩道>
目次
- (1)2025年4月からのアクロポリスチケット最新情報
- 1. 2025年アクロポリス単独チケット料金
- 2. チケット購入方法:オンライン予約がお勧め!
- 3. アクロポリスチケット購入時の注意点
- 4. アクロポリス以外の他施設、遺跡の料金は?
- (2)これだけは見ておきたい!アクロポリスの見どころ
- 1. パルテノン神殿:アテネの絶頂期を象徴するアテナ女神を祀った神殿
- 2. エレクティオン:繊細な美しさを誇る、優美なイオニア式神殿
- 3. プロピュライア(前門):アクロポリスへの荘厳な入り口
- 4. アテナ・ニケ神殿:勝利の女神を祀る、優美な神殿
- 5. イロド・アティコス音楽堂
- 6. アクロポリス博物館:遺跡の歴史を深く知る
- (3)知っておきたい!アクロポリス観光の注意点
- (4)必見!アクロポリス絶景インスタ映えスポット6選
- 1. パルテノン神殿東側(奥)角 × 青空
- 2. エレクティオン神殿の 繊細な少女像と
- 3. アレオスパゴスの丘からアクロポリスの近景を
- 4. フィロパポスの丘からアクロポリスとイロド・アティコス音楽堂を
- 5. ローマンアゴラ外側から風の塔、プラカ、アクロポリスを
- 6. A for Athensホテルのルーフトップレストランからの絶景
- まとめ:アクロポリスで素敵な思い出を!
(1)2025年4月からのアクロポリスチケット最新情報
まず、2025年4月から変更になったアクロポリスのチケット情報から見ていきましょう。
重要な変更点は以下の2点です。
・共通チケット廃止: これまで販売されていた複数の遺跡に入場できる共通チケットが廃止され、公式には、アクロポリス遺跡のみの単独チケットのみとなりました。
・大幅な価格改定: チケット料金が大幅に値上げされました。
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<アクロポリス正面入り口付近>
1-1. 2025年アクロポリス単独チケット料金
2025年4月現在のアクロポリス遺跡のチケット料金は以下の通りです。
- 通常チケット: 30ユーロ
- 割引チケット: 15ユーロ (EU圏内の65歳以上)
- 無償チケット:0ユーロ(18才以下、要証明書)
割引チケットでの注意点ですが、65歳以上のシニアチケットはEU内の国民に限定されているため、日本人は65歳以上であっても割引が効きませんので、通常価格のチケットを購入してください。
また、18歳以下は無料ですが、チケット上のQRコードをスキャンして入場する必要があるので、無料でも入場には0ユーロのチケットが必要です。
0ユーロの無償チケットはオンラインでも取得可能なので、大人の分と一緒に取得してQRコードを見せられるようにしておきましょう。また、年齢を証明するためパスポートも持参して下さい。
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<このようなチケットがメールで送られてくるのでチェック!>
1-2. チケット購入方法:オンライン予約がおすすめ!
チケットは、以下の方法で購入できます。
アクロポリス遺跡公式サイトからのチケット事前購入(推奨)
特にシーズン中、アクロポリス入り口のチケット売り場は長蛇の列となります。事前にオンラインでチケットを購入すれば、当日券売所に並ぶ必要がなく、入場時間を確約できるので安心です。
特に繁忙期や、クルーズ船の団体客が押し寄せる午前中は、オンライン予約なしでは入場できない可能性があります。
アクロポリスは、1時間毎のタイムスロットを選んで、入場時間を予約する必要があります。例えば、10時-11時のスロットのチケットを購入した場合、9:45から11:15まで有効となり、その時間帯以外は無効となりますので注意!
公式サイトで、時間スロットの前に緑色の丸のマークがある時間帯は購入可能、オレンジ色のマークが出ていたら残数わずか、グレーのマークは売り切れです。ただし、時間変更やリファンドができないため、スケジュールが固まってからのチケット購入をおすすめします。当日は、タイムスロット開始時間の30分前位には入り口に並びましょう。
6-8月の真夏には、日中の温度が40度位になることもあります。熱波の日の見学は危険なため、遺跡が閉鎖になることもあるのです。2024年は、6月に数日、12時から17時まで遺跡が閉鎖になったことがありました。その場合は、同日の17時以降に入場ができたようです。真夏は、早朝か夕方のチケットにした方が良いでしょう。
- 公式サイト:Hellenic Heritage e-チケット
現地チケット売り場
アクロポリス遺跡の入り口にあるチケット売り場で購入する方法です。入り口は、正面とアクロポリス博物館前の2か所。
窓口と機械で購入する方法がありますが、機械の場合はカード払いのみとなります。現地の天気や体調などによって入場時間を決めたい場合はこの方法がおすすめです。
繁忙期は長蛇の列に並ぶ必要があり時間のロスですし、暑い時はそれだけで体力を消耗します。また、入場制限人数を超えると、入場できない可能性もあります。
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<正面よりすいているアクロポリス博物館前の入り口>
Getyourguide やViatorなどのサイト
ちょっと割高ですが、英語のオーディオガイド付き、ライセンスガイド付き、他のアクティビティーと組み合わせたチケットなども、オンラインで事前購入可能です。
- 公式サイト:Getyourguide
- 公式サイト:Viator
公式サイトでチケットが売り切れになっていても、こちらではチケットが購入できる場合もあるので、チェックしてみましょう。また、公式サイトでの共通チケットは廃止になったのですが、こちらではオプションで共通チケットも購入できます。
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<近代オリンピック発祥の地、パナティナイコスタジアム>
共通チケットでは、ゼウス神殿、古代アゴラ、ローマンアゴラ、ハドリアヌスの図書館、アリストテレスの学校、パナティナイコスタジアムなどの入場券を組み合わせることが可能です。
1-3. アクロポリスチケット購入時の注意点
6~8月の暑い時は、思ったよりも体力を消耗します。無理をせず、自分のスケジュールに合わせて、余裕を持った時間帯を選びましょう。
予約が完了するとメールにチケットが届きますので、スマートフォンなどでQRコードを表示できるようにしておきましょう。WiFiがつながらない、バッテリー切れなどのハプニングに備えて、スクリーンショットや紙に印刷したものを持参すると安心です。
割引(無償)チケットの場合、身分証明書の提示を求められる場合があります。パスポートなどの身分証明書を用意しておきましょう。
1-4. アクロポリス以外の他施設、遺跡の料金は?
他の遺跡や博物館の料金も2025年4月から大幅改定になりましたので、ご参考までに下記しておきます。
アクロポリス博物館
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<アクロポリス博物館入り口>
アクロポリス博物館は別料金(20ユーロ)です。博物館は、サイトからオンライン購入できます。アクロポリス遺跡と続けて入場したい場合は、事前購入しておいた方が安全です。
その他の遺跡
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<アクロポリス博物館の入り口前では、地下の遺跡が見える>
ゼウス神殿(20ユーロ)、古代アゴラ(20ユーロ)、ローマンアゴラ(10ユーロ)、ハドリアヌスの図書館(10ユーロ)、アリストテレスの学校(5ユーロ)、国立考古学博物館(20ユーロ)、ケラミコス(10ユーロ オンライン購入不可)、パナティナイコスタジアム(10ユーロ)
オンラインでチケット購入できるところも多いですが、アクロポリスとアクロポリス博物館以外は、多少並ぶかもしれませんが、当日現地購入でも大丈夫だと思います
(2)これだけは見ておきたい!アクロポリスの見どころ
世界遺産にも指定されているアクロポリス遺跡には、数々の歴史的建造物が点在しています。ここでは、絶対に見逃せない主要なスポットを厳選してご紹介します。夏季の入場は、早朝か夕方が良いでしょう。
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<ギリシャ建築の最高傑作、パルテノン神殿>
2-1. パルテノン神殿:アテネの絶頂期を象徴するアテナ女神を祀った神殿
アクロポリスの丘の上にそびえ立つパルテノン神殿は、アテネの守護女神アテナを祀る堂々としたドーリス式神殿。紀元前5世紀に、アテネの政治家ペリクレスによって着工、アテネのペンデリコン山の大理石で作られた、ギリシャ建築の最高傑作。
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<彫刻のオリジナルは博物館で見よう>
神殿内部の彫刻や金と象牙で作られた巨大なアテナ像は彫刻家のフィディアスが担当、当時は極彩色で装飾していた。幅約31メートルX奥行約70メートルで、約10メートルの列柱が46本。黄金比を用い、柱の太さや床面の高さなどを微妙に調整しながら、全体がバランス良く最も美しく見えるような工夫がされている。
中世にはキリスト教、トルコ支配時代はイスラム教寺院、その後爆薬庫などに使用され、17世紀にヴェネチア軍に破壊されてから放置していたが19世紀になって復元。
アクロポリスの丘
2-2. エレクティオン:繊細な美しさを誇る、優美なイオニア式神殿
エレクティオン神殿は、パルテノン神殿の北側に位置する神殿で、多くの神を祀っているため、複雑な構造。 6体の少女像 (カリアティディス) が列柱の役割を果たしているのが特徴的。
髪の毛や衣装のドレープなど、繊細な彫刻が施された少女像の現物は、アクロポリス博物館で見学することができる。神殿横には、女神アテナと海神ポセイドンがアテネの支配権を巡って争い、アテナ女神が勝利した象徴として、オリーブの木が植えられている。
2-3. プロピュライア(前門):アクロポリスへの荘厳な入り口
プロピュライアは、アクロポリスの正門にあたる場所。 紀元前5世紀、建築家ムネシクレスによるもの。ドーリア式とイオニア式の大理石の列柱が並ぶ姿は、荘厳そのもの。アクロポリスの聖域への入り口。
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<前門の階段は摩耗して滑りやすいので注意!>
2-4. アテナ・ニケ神殿:勝利の女神を祀る、優美な神殿
アテナ・ニケ神殿は、プロピュライアの右手に位置する小さな神殿。 勝利の女神アテナ・ニケを祀っており、イオニア式の列柱が特徴的。勝利の女神が飛んで逃げないように、翼のないニケ像があったといわれる。
2-5. イロド・アティコス音楽堂
161年に、アテネの政治家・大富豪イロディス・アティコスが妻を偲んで建設し、市に寄贈。当時は屋根で覆われていた。直径約38メートルの半円形上の階段席には約5000人収容可能。
1951年に修復され、現在では夏のアテネフェスティバルの会場として、コンサート、演劇などに使用されている。
2-6. アクロポリス博物館:遺跡の歴史を深く知る
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<アクロポリス遺跡のすぐ横にある斬新な設計の博物館>
アクロポリス博物館は、アクロポリス遺跡や周辺から出土した貴重な遺物が展示されている。 パルテノン神殿のフリーズやペディメントの彫刻 や、カリアティディス(エレクティオン神殿の少女像)のオリジナルを間近で見ることができる。眺めの良いカフェのテラスでお茶するのもおすすめ。
アクロポリス博物館
- 住所:Dionysiou Areopagitou 15, Athina 117 42 ギリシャ
- 電話:+302109000900
- 開館時間:火・水・土・日曜 9:00~20:00、月曜 9:00~17:00、金曜 9:00~22:00
- 休館日:木曜
- 公式サイト:アクロポリス博物館
(3)知っておきたい!アクロポリス観光の注意点
アクロポリス観光をより快適に楽しむために、以下の点に注意しましょう。
・暑さ対策: 特に夏場は日差しが強く、気温も高くなります。帽子、サングラス、日焼け止めは必須。入り口を入ってすぐにミネラルウォーターの自販機もありますが、水を持参し、こまめな水分補給も忘れずに行いましょう。
日中40度近くになる夏場は、早朝か夕方の訪問がおすすめです。
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<フィロパポスの丘に登ると木陰のベンチで休める>
- 歩きやすい靴:アクロポリスの丘は、階段や坂道が多く、足場が悪い場所もあります。特に、摩耗した大理石はすべりやすく危険です。歩きやすい靴で訪問しましょう。
- 貴重品の管理:スリや置き引きに注意しましょう。貴重品は身につけて、目を離さないようにしましょう。
- トイレ:アクロポリス内には、トイレがありません。訪問前に済ませておきましょう。
(4) 必見!アクロポリス絶景インスタ映えスポット6選
アテネに来たら、絶対に写真に収めておきたいアクロポリス絶景インスタ映えスポットを、アクロポリス遺跡内(1と2)と外(3~5)から、厳選してご紹介します。
4-1. パルテノン神殿東側(奥)角 × 青空
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<実は、奥の東側が神殿の正面で、工事の足場も少なく人が映りこみにくい。>
4-2. エレクティオン神殿の 繊細な少女像と
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<エレクティオン神殿の少女像は、角度や日差しによって美しさが違うのでチェック!>
4-3. アレオスパゴスの丘からアクロポリスの近景を
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<アクロポリス正面出口のすぐ横から階段で登れて、古代アゴラも見える絶景スポット>
アレオスパゴス
- 所在地:Theorias 21, Athina 105 55 ギリシャ
4-4. フィロパポスの丘からアクロポリスとイロド・アティコス音楽堂を
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<フィロパポスの丘はディオニソスレストランの横から登って5分ほど>
フィロパポスの丘
- 所在地:Athens 117 41 ギリシャ
4-5. ローマンアゴラ外側から風の塔、プラカ、アクロポリスを
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<ローマンアゴラに入場しなくても、外から撮影できる>
4-6. A for Athensホテルのルーフトップレストランからの絶景
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<モナスティラキ広場前なので分かりやすく、昼も夜も最高!>
Athensホテル
- 住所:Miaouli 2, Athina 105 54 ギリシャ
- 電話:+302103244244
- 公式サイト:A for Athensホテル
まとめ:アクロポリスで素敵な思い出を!
2025年4月からチケット料金が値上げされ、共通チケットも廃止されましたが、アクロポリスの魅力は変わりません。
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<A for Athensホテルのレストラン、夜はロマンチック!>
夕方や夜のライトアップも素敵なので、アクロポリスを眺めながら食事ができるルーフトップレストランに行くのも良いですね。
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<アレオスパゴスの丘から、夕方のアクロポリスも素敵>
事前にしっかりと計画を立て、この記事を参考にアクロポリス観光を満喫してくださいね。
アクロポリス遺跡
- 住所:Dionissiou Areopagitou St., Athens
- 電話:210-3214172
- 営業時間:夏季4月~8月 8:00~20:00(入場は19:30まで)
- 休業日:公式サイトで要確認(サイトで購入できる日は営業)
- アクセス:地下鉄M2線(赤ライン)のアクロポリ(Akropoli)駅から徒歩10分(アクロポリス博物館前の南口は徒歩3分)
- 予約サイト:アクロポリス遺跡
<注意事項>
- 最終入場は閉業時間の30分前まで。
- 夏季は熱波による閉鎖や冬季時の時間短縮、祝日前後に時間短縮することがあるため予約サイトを要確認。
- 休業日は2024年は、1/1、3/25、復活祭の日曜(移動休日)、5/1、12/25、26が休業日(2025年4月現在は明記無し)
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サラサ
- ギリシャ人と国際結婚後、2000年からアテネに移住。趣味は旅行と食べ歩き。フリーランスでウェディングコーディネーター、通訳アテンド、折紙講師、ライターなどをしています。サントリーニウェディングの「グリークメモリー」運営、著書「太陽とエーゲ海に惹かれて きらめきの国ギリシャへ」(イカロス出版)




























