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【フランス】ボルドーで見つけた7つの好きなところ
秋旅行でミラノから飛行機で1時間半のフランス・ボルドーへ行ってきました。ボルドーといえば、やっぱりワインが有名。お酒が飲めない私でもボルドーを楽しめるの?と少々不安で行きましたが、答えは、めっちゃ楽しいです。
ワイン好きの方ならシャトー巡りやワイン博物館が目的地となるでしょうが、ワインが飲めない私なりの目線でボルドーに実際行って体感した、好きなこと&気に入ったポイントをご紹介したいと思います。
目次
- 1. 水鏡がうつくしい
- 2. カヌレの発祥地
- 3. 美味しいブランジェリーがある
- 4. 市場グルメが新鮮で美味しい
- 5. トラムとバスが充実し、移動が便利
- 6. おしゃれな雑貨屋さんが多い
- 7. 街がかわいい
- 最後に
1. 水鏡がうつくしい
ボルドーのイメージ写真でよく使われているこの場所に行くのがとても楽しみでした。ブレス広場の築300年の重厚な建築物を美しく見せる2006年に誕生した反射池の水の鏡。
水と霧が交互に噴射され、幻想的な風景が広がります。実際見ても写真に撮っても感動的で、この水鏡がもっといろんなところで普及すればいいのにと思いました。
<朝の水鏡。青空と重厚な建物が水面に写り美しいです>
<夕日と霧が幻想的なコンビネーションに>
<イルミネートされた建物が映える夜>
Miroir d'eau
- 住所:Pl. de la Bourse, 33000 Bordeaux
- 営業時間:24時間
- 入場料:無料
- 公式サイト:Miroir d'eau
2. カヌレの発祥地
日本でも大人気のカヌレが、ボルドー発祥というのはご存知でしょうか?発祥地とあって、ボルドー専門店が街中にたくさんあり、各店の味の違いを食べ比べるのも楽しいです。
ミニサイズなら1個50セントくらいからあり、朝食やおやつ、小腹満たしに軽く食べれてちょうどいい。外はカリッ、中はモチッとした食感、そしてバニラやラム酒が口の中で広がるカヌレは、3日ほど日持ちがするのでおみやげにも最適ですね。
<私のお気に入り店はミニ、小、大のサイズ、ラム酒とバニラ味がありました>
<カヌレと大好きなレモンケーキをおやつに食べられて大満足>
<イートインスペースも充実していて、毎食後ここに通ってしまうほど気に入ったカヌレの専門店。街中に数店舗あります>
Cassonade Cannelés & Spécialités
- 住所:11 Rue du Pas-Saint-Georges, 33000 Bordeaux, フランス
- 営業時間:10:30~19:30
- 定休日:無休
- 公式サイト:Cassonade Cannelés & Spécialités
<赤を貴重にしたCanelés Baillardranも街中や駅構内、空港などたくさん店舗がありました>
Canelés Baillardran
- 住所:10 rue Porte Dijeaux Angle, Promenade Sainte Catherine, 33000 Bordeaux
- 営業時間:8:30~20:00
- 定休日:無し
- 公式サイト:Canelés Baillardran
3. 美味しいブランジェリーがある
私は日本でもパン屋巡りをライフワークにする、パン好きなのであります。元々フランス系のパンが好みですので、ボルドーでブーランジェリーに行くことが最大の目的でした。
店構えからかわいいボルドーのブーランジェリー。店内には小麦とバターのいい香りが漂っています。地元の人が並ぶお店に行き、クロワッサンやパンオーショコラ、クイニーアマンを美味しくいただきました。
<ローカルも並ぶ人気店。バケットなども美味しそうでもっと買いたかった>
<お店の佇まいもおしゃれです。味もピカイチ>
La Boulangerie des Amis
- 住所:15 Rue Teulère, 33000 Bordeaux
- 営業時間:8:00〜14:00、16:00〜19:00、土曜は9:00〜17:00、日曜は9:00〜13:00
- 定休日:月・火
- Instagram:La Boulangerie des Amis
<パンもケーキも多彩なお店。日曜の朝、地元の人が行き交っていました>
<イートインスペースがあり、パンの香りに包まれながら焼きたてパンを食べたれる至福の朝>
Boulangerie Jocteur
- 住所:76 Rue des Trois-Conils, 33000 Bordeaux
- 営業時間:7:30〜19:30 日曜 8:00〜19:30
- 定休日:月曜
4. 市場グルメが新鮮で美味しい
ボルドーを秋旅に選んだのは美味しい牡蠣を食べたいから!でした。ボルドー地方にはアルカション湾という牡蠣の産地があり、大西洋で育った美味しい牡蠣がボルドーでは食べられます。
新鮮さを求めるならやっぱり市場ということで、到着して市場に直行し、1日目は生牡蠣、2日目はムール貝と、新鮮な海の幸をいただきました。プリっと瑞々しい生牡蠣は、私が今まで食べた中で一番美味しいかも!と大感動。
<市場内にはイートインできるお店が軒を連ねています。平日は14時まで>
<今回牡蠣を求めて行った市場内の「Chez Jean-Mi」。新鮮に勝るものなしです>
<2日目はムール貝を求めて市場内の「Bistro Poulette」。ムール貝にポテトもついてきます>
Marché des Capucins
- 住所:Pl. des Capucins, 33800 Bordeaux
- 営業時間:6:00〜14:00 土・日曜 5:30〜14:30
- 定休日:月曜
- 公式サイト:Marché des Capucins
5. トラムとバスが充実し、移動が便利
ボルドーはトラムとバスが主要エリアを網羅していて、移動がとっても便利です。ボルドー・メリニャック空港からはトラムAに乗れば街中まで35分ほどで移動できます。
チケットは1回60分有効で1.9€、24時間チケットが6.5€、 48時間チケットが11€などがあり、空港の乗り場や各トラム駅にある券売機で購入できます。トラムもバスも清潔でとても快適。
<空港や街中を網羅するトラム。乗車したらマシーンにチケットをピっ!として>
<私たちは48時間チケットを購入し、サクサクと快適に移動をしました>
<トラム駅に設置の発券機。空港の発券機は行列必至ですので、予定にはゆとりを持って>
6. おしゃれな雑貨屋さんが多い
私が住むイタリアは意外に雑貨屋さんが少ないので、旅先で雑貨屋さんを見つけるとテンションが上がってしまいます。さすがフランス!キッチン雑貨やステーショナリー、ベビーのアイテムなど、デザインがとにかくかわいい。
ボルドーにも専門のショップもたくさんあって、見るのも選ぶのも買うのも楽しいです。
<イタリアもマルシェで卵を買う文化なので、卵ケースはとても欲しかったです>
<目的別のノート。表紙のデザインが書く楽しみに繋がりそう>
BONENDROI Bordeaux
- 住所:19 Rue Saint-James, 33000 Bordeaux
- 営業時間:10:00〜19:00
- 定休日:無し
- 公式サイト:BONENDROI Bordeaux
<ベビーアイテムをメインにしたお店。ギフトにしたくなるものばかりです>
<アイテムのかわいさプラスディスプレイにもキュンです>
<色合いの優しさがフランスだなと思います>
7. 街がかわいい
大鐘楼や大劇場、大聖堂といった歴史ある豪奢なランドマークも多く、世界遺産にも指定されているボルドーは歴史的な建物と現代のセンスが融合するステキな街。
ラタンの椅子が並ぶカフェやエントランスのおしゃれなショップなどが並ぶ街中を歩くだけでワクワクしてきます。また地元のランナーに混ざって川沿いを散歩するのも優雅な時間です。
<歴史ある建物の1階の店舗部分はさまざまなカラーリングが施されているのが印象的>
<傘の屋根も発見>
<ナポレオンの命令の元、建築されたガロンヌ川に掛かるピエール橋。夜のライトアップもステキ>
<フランスならではのラタンの椅子。お店ごとに配色が異なり、お気に入りを見つけるのも楽しい>
最後に
今回、2泊3日で街歩きと美食メインに堪能しましたが、周辺には自然も多く、砂漠やぶどう畑のハイキング、シャトー巡り、ゴルフ、リバークルージングなど、楽しいアクティビティが満載のようです。再訪して、さらなる魅力を発見できたらいいなと思っています。
パリからだとTGVで約2時間なので、パリ旅行の1dayトリップ先としても最適ですね。
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YUKITALIA
- 真のミラネーゼになるべく、2021年よりミラノに移住した雑誌の編集・ライター。王室&貴族とテルメが大好き。