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東京都で唯一の村「檜原村」(島除く)の素敵なカフェ、レストラン、宿などおすすめをご紹介します

東京都で唯一の村(島しょ部除く)である檜原(ひのはら)村。
西部の多摩地域に属し、面積は東京都の市町村の中で3番目に広いところです。
面積の約90%が森林で占められており、緑や清流、滝など自然豊かな土地ですなのが、そこで営まれているカフェ、古民家宿、昔ながらの製法を守り続けているこんにゃく製造会社など、魅力に溢れた施設がありますのでご紹介します。
目次
古民家カフェ 晴ノ舎
江戸時代に建てられた登録有形文化財を活用して古民家カフェ 晴ノ舎は営まれています。
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<晴ノ舎の入り口>
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<晴ノ舎の内部>
千葉県出身の土井さんは地域おこし協力隊として檜原村に派遣され、この土地にすっかり魅せられてしまい、移住を決意。
土井さん曰く「この地の農家さんは野菜作りがとても上手なんです」。
その農家さんたちが丹精込めて作った野菜を使って作った渾身のランチプレートがこちら。
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<晴ノ舎渾身のランチ>
土井さんは檜原村のどういった点に魅せられたのか・・・
なぜ檜原村の農家さんたちは野菜作りが上手いのか・・・
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
>>【檜原村】古民家カフェ「晴ノ舎(ハレノヤ)」の地元産野菜を使った渾身のランチメニューとは?
古民家宿 山城(神社の社務所に泊まる)
檜原村にある九頭竜神社。
長野県の戸隠神社奥社から分社化したこの神社は社務所に泊まることができます。
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<九頭竜神社 社務所兼古民家宿「山城」>
一日一組限定の宿。
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現在の天皇陛下が皇太子殿下だった頃、訪れたことがあり、歴史に名を残す名士も訪れた由緒正しき宿です。
宿のご主人は第25代神主さん。
どんな宿なのでしょうか。
詳しくはこちらをご覧ください。
>>【檜原村】神社の社務所に泊まれる??? "1日1組"限定の古民家宿「山城」
井上食品(バッタ練り製法で作るこんにゃく)
「こんにゃくなんて珍しくない」そう思っていませんでしたか?
私はそう思っていました。
こんにゃくはこんにゃく芋から作られます。しかし現在スーパーで売られているこんにゃくのほとんどが、こんにゃく芋を製粉した粉を固めて作られているのです。
この井上食品の特徴は生のこんにゃく芋からこんにゃくを作っています。
手間とコストがかかるので、現在やっている会社はとても少ないです。
さらに井上食品は「バッタ練り製法」という昔ながらの作り方でこんにゃくを作り続けています。
見学に来た同業者が「やはりこんにゃくはこれで作った方がうまい。うちもこの作り方に変えよう」というそうですが、実際にやってみると「無理だ、とてもうちの会社ではバッタ練り製法はできない」
そう言われるほど手間がかかる方法です。
でも、このバッタ練りで作ったこんにゃくは粉から作ったこんにゃくとは似て非なるものでした。
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<井上食品の工場内部>
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<煮こんにゃく>
私が生まれて食べたこんにゃくの中で断トツ一番の美味しさでした。
舌ざわりと味のしみ込み方が違うのです。
くわしくはこちらの記事をご覧ください。
>>【井上食品】こんにゃく嫌いの子供が「おいしい!」と言った昔ながらの製法で作るこんにゃくの味
さいごに
いかがだったでしょうか。
檜原村と聞いても山の中の田舎としかイメージがありませんでした。
確かに面積の約90%が森林ですから自然に溢れたところなのですが、そこには素敵なカフェ、歴史と趣溢れた宿、昔ながらの作り方を愚直に受け継いでホンモノのこんにゃくを作り続けている人など心打たれる人たちがいました。
意外に都心から遠くないので、日帰りでも訪れることができます。
週末のおでかけプランチョイスのひとつに加えてみてはいかがでしょうか?
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シンジーノ
- ローマと北京に駐在歴あり。海外渡航歴は36か国。日本は47都道府県踏破。「お客さんが”笑顔”で買いに来る商品」を扱う仕事がしたいと旅行会社に入って三十余年。今はその経験を基により多くの人に「旅の魅力」を伝えるべく“たびこふれ”にいます。モットーは「その土地の温度が伝わるような血の通った記事を書く。」旅はカタチには残りませんが生涯忘れられぬ宝物を心に残してくれます。たびこふれを通じて、人生を豊かに生きる力を秘めた旅の素晴らしさをお伝えしていきます。




























