ベトナムの高原リゾート「ダラット」1日モデルプラン

ダラットの自然風景

ベトナム中南部「ダラット」は、ホーチミン発1泊2日から行ける高原リゾート地です。これまでベトナム人に人気の観光地でしたが、昨今は2度目のベトナム旅行でダラットに足を運ぶ日本人旅行者も増えてきました。

そこで、ここではダラットの魅力を余すことなく体験できる1日モデルプランを紹介します。是非実践してみてください。

目次

9:00 ダラットモデルプランはここから始まる。湖畔で朝食タイム

ダラット

ダラットはフランス領だった時代にフランス軍人の療養地として山中に開拓されたのが歴史の始まりです。旅行者が滞在する中心市街地はそれほど広いわけではありませんので、観光スポット間はタクシーを使うか、レンタルバイクを利用すると良いでしょう。

ダラットでは、ぼったくりにあったという話はほとんど聞かないので、タクシーの運転手と交渉して1日チャーターするのもおすすめです。

ブルーウォーターカフェ

ダラット中心市街地に広がるスアンフーン湖の湖畔に建つ「ブルーウォーターカフェ」は、名実ともにダラット観光の象徴とも言えます。お店の入れ替わりが激しい中心市街地において10年以上営業続けています。

湖沿いのオープンエア席と冷房完備の室内席どちらも選べるほか、飲料だけでなくシカ肉やイノシシ肉などダラットの名物料理も食べることができますので、朝食をここで済ませるのも良いですね。

Thanh Thuy Blue Water Cafe

  • 住所:02 Nguyễn Thái Học, Phường 1, Đà Lạt, Lâm Đồng 670000 ベトナム
  • 電話番号:+842633531668
  • 営業時間:6:30~22:00
  • 休業日:無し

10:00~ ダラット駅でディーゼル列車と記念撮影

ダラット駅

続いて向かうのは観光スポットの「ダラット駅」。ここでは旧ソ連のディーゼル機関車と一緒に記念撮影ができます。実際にディーゼル列車に乗って隣町に向かうこともできますが、今回の観光はダラット駅まで。

観光スポットでありながら入場料は無料となります。駅構内にはお土産を売る露店が並び、また列車内でカフェ営業しているお店がうかがえ、なんとも旅行気分を味わえます。

チョコレートブランド

ちなみにダラット駅の裏手には、ダラット発のチョコレートブランド「THE CHOCO」の直営カフェがあります。ウッド調の落ち着いた内装で、100%チョコレートのドリンクや各種フレーバーの生チョコを食べることができます。チョコ好きは必見です。

お値段は生チョコが600円程度とまあまあ値が張りますが、近年ベトナムではこのような高級チョコレートが流行っているので、ぜひ普段食べている日本のチョコと味を比較してみてください。

Đà Lạt Bishop Mission

  • 住所:WCVQ+4H7, Đ. Trần Quốc Toản, Phường 1, Đà Lạt, Lâm Đồng, ベトナム

11:30~ ダラットのランチは大人気「ダラット産鶏肉料理」をほお張る

Tiem Nuong U Nu

ダラットは高原リゾート地のため、魚介ではなく畜産物が名物となります。ここ「Tiem Nuong U Nu」で食べられる鶏肉料理はオリジナルソースが絶品の人気店。夜になると非常に混み合うので、ランチの時間帯に訪れるのがポイントです。

屋根付きの屋内席とオープンエア席があり、暑くなければぜひ外でBBQ気分で食事してください。

鶏肉料理

こちらがお店一番人気の鶏肉料理。今回はアルミホイルで包み焼きされたものを注文しましたが、七輪で焼くバーベキュースタイルもオーダーできます。基本的にダラット旅行では、このようなバーベキュースタイルで焼き肉を楽しむのがメインとなります。

Tiệm Nướng Ú Nu

  • 住所:39 Đường Trần Đại Nghĩa, Phường 8, Đà Lạt, Lâm Đồng 670000 ベトナム
  • 電話番号:+84981234102
  • 営業時間:10:00~23:00
  • 休業日:無し

13:30~ ダラットと言えばコーヒー!本格バリスタ・カフェで焙煎珈琲を楽しむ

バリスタ・カフェ

標高の高い高原地帯に広がるダラットでは、一昔前からコーヒー豆の栽培が盛んにおこなわれています。そこで近年流行っているのが、本格的な焙煎珈琲が飲めるカフェです。

コーヒー豆の種類やフレーバー、抽出方法を指定すると、バリスタが丁寧にコーヒーを淹れてくれます。

ちなみにダラットのような高原地帯で栽培されるコーヒー豆はフルーティーな味わいが特徴とのこと。飲みなれない人からすると酸味が強いと感じるかもしれませんが、これもベトナム旅行の貴重な思い出となるはずです。

また、昨今はコーヒー豆を栽培している様子を見学する現地ツアーも多く見受けられます。興味ある方はネットやダラット市街地のツアーデスクを訪ねてみてください。

Mew Roastery - Specialty Coffee

  • 35A Đường Võ Trường Toản, Phường 8, Đà Lạt, Lâm Đồng, ベトナム
  • 営業時間:8:00~17:00
  • 定休日:火曜日

15:00~ ダラット大聖堂周辺で大衆グルメを堪能

Banh Can(バンカン)やBanh Duc(バンドゥック)

続いてはスアンフーン湖南方のダラット大聖堂に向かいましょう。ダラット大聖堂の傍には学校があり、いついっても学生で賑わっているエリアとなります。

この界隈には多くの食堂があり、Banh Can(バンカン)やBanh Duc(バンドゥック)のようなB級グルメを食べることができます。いずれも小奇麗なレストランでは取り扱わない大衆グルメですし、ホーチミンでは食べることは滅多にできません。

ダラット大聖堂

  • 住所:15 Đ. Trần Phú, Phường 3, Đà Lạt, Lâm Đồng 670000 ベトナム

16:30~ 子ども連れ家族におすすめ!ダラット産いちご狩り体験

ダラット産いちご狩り

夜まで少し中途半端な時間なので、一旦ホテルに戻って休憩するのも良いでしょう。もし高級ホテルやリゾートホテルに宿泊しているならば、ホテルライフもしっかり楽しんでいってください。

一方で子ども連れ家族におすすめは、こちらのいちご狩り体験です。カゴを渡されて好きなだけ摘んで、最後に量って重さに応じて料金が決まる仕組みです(入場料はないので摘んですぐに食べたら駄目です)。

ベトナムという異国の地でいちご狩り体験というのも、なかなかリゾート感があっていいのではないでしょうか。

Vườn Dâu Tuấn

  • 住所:82 Đường An Bình, Phường 3, Đà Lạt, Lâm Đồng, ベトナム
  • 電話番号:+84977756960

18:00~ ダラットならではのディナータイム。西洋の田舎の雰囲気たっぷり!

ダラット レストラン

上述したように、ダラットはフランス人によって開拓された町なので、いまでも西洋建築のフレンチヴィラや、ヨーロッパスタイルの洒落たお店があちらこちらにあります。現在でも多くのフランス人がダラットに暮らしていて、ご覧のような西洋風のお洒落なお店を営業しています。

Vカフェ

このようなお店ではフレンチもしくはイタリアンスタイルのビーフステーキやシチューが人気なほか、ダラット産の新鮮な野菜を使った料理もおすすめです。

予約なしで気軽に来店できるので、事前にいろいろ調べてみてください。ちなみにこちらの「Vカフェ」では不定期で生演奏を鑑賞できます。

Vcafe Restaurant Dalat

  • 住所:17 Đường Bùi Thị Xuân, Phường 2, Đà Lạt, Lâm Đồng 660000 ベトナム
  • 電話番号:+84903342442
  • 営業時間:7:30~22:00
  • 休業日:無し
  • SNS:facebook

19:30~ 1日の締めは「ダラット市場&ナイトマーケット」を散策

ダラット市場&ナイトマーケット

夜になるとダラット市場周辺ではナイトマーケットが開催され、毎夜多くの観光客と地元民で賑わいます。ナイトマーケットは市場の外周から始まり、スアンフーン湖へと続く一本道のハイバーチュン通り沿いまで続きます。

ダラット市場の内部は20時前後で閉まってしまいますので、もし市場の中も見学したい場合は、少し早めに訪れてください。

ダラット市場&ナイトマーケット

ダラットのナイトマーケットでは服飾雑貨やアクセサリーの夜店が多い一方、通り沿いにはテント張られ、食堂が並ぶようになります。鍋や七輪での焼き肉などを食べることができますし、あらかたのベトナム料理、ダラット料理もここで押さえることができます。

ディナー時にお腹いっぱい食べていないのであれば、ここでもう一度晩餐を楽しんでください。

Da Lat Night Market

  • 住所:Đường Nguyễn Thị Minh Khai, Phường 1, Đà Lạt, Lâm Đồng, ベトナム
  • 電話番号:+842633821586
  • 営業時間:16:00~0:00
  • 休業日:無し

まとめ ダラット観光モデルプランを考えるポイント

ダラット観光では、今回紹介したようなオープンエアでのバーベキューやカフェ巡りをメインとしてスケジュールを組み立てるのがおすすめです。このほか自然景勝地も多々あるのですが、距離が離れているため、短期旅行者にとっては移動時間が少々もったいなく感じます。

そのため、全部タクシー移動できるような近場のお店を巡るようにして、当日のスケジュールを考えてみてください。

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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