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夏のニューヨークならでは、無料音楽イベント特集
ニューヨークの長い冬が明けると、5月末メモリアルウィーケンド辺りから9月のレイバーデーにかけて街全体は活気的になります。長年住んでいても感動するのは、さすがアートの街ニューヨークだけあるフリーコンサートの豊富さ!です。
ずっと観たかった音楽アーティストをこういった無料イベントを通して経験できるのは、音楽好きにたまらない。今回はニューヨークの夏に無料で行われる音楽イベントを紹介します。
夏のニューヨークを訪れる際は、ぜひ参加してみてください。ほとんどが公園や文化施設で行われるので、お子様連れでも参加可能です。
目次
セントラルパークを中心に開催される例年恒例サマーステージ
サマーステージは毎年、セントラルパーク内にあるRumsey Playfield(ラムゼイ・プレイフィールド)というコンサート会場を中心に、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドとニューヨーク市の5つの区12箇所の公園を含める会場で、85件ののフリーコンサートが開催されます。
コンサートは野外会場、無料、食べ物持参OK、ピクニック感覚で参加することが可能です。基本的にチケットの配布はないので、当日会場オープン30分くらい前に向かっておけば入場できます。
ただし、会場の人数制限を超えると入場制限がかかる可能性もあるため時間に余裕を持って参加することをおすすめします。
ジャズやヒップホップ、レゲエ、インディーロック、サルサ、アフロビート、ソウル、ポップ、グローバル、コンテンポラリーダンスなど多種多様のジャンルで、子どもから大人まで充分に楽しめるイベントとして知られています。
基本情報
- 公式サイト:Summer Stage サマーステージ
芸術総合施設・リンカーンセンターで盛り上がる サマー・フォー・ザ・シティ
マンハッタンのアッパーウェストエリアに位置するオペラ、バレエなどで知られる芸術総合施設 リンカーンセンター。ニューヨークの芸術発信地的な施設で、子どもから老若男女に人気です。
リンカーンセンターでは、公園を含めるこの総合施設内で、夏の間サマー・フォー・ザ・シティというイベントが行われています。リンカーンセンターの凄さは、ジャズやサイレント・ディスコ、野外フィルムスクリーニング、子どもたち向けアートイベントなど、幅広いイベントが開催されています。
私も今年初めて参加したんですが、リンカーン施設の敷地内で数々のイベントが同時開催され、ダムロスチ・パークでのコンサートが音楽イベントとして規模がが大きいです。無料イベントですが、毎週月曜日にリンカーンセンターの公式サイト上で、その週に開催されるイベントのRSVPが可能です。
この予約制度は、入場を保証される訳ではないですが、ウォークインで来る人よりも先に入場を優先されるため、できるだけ確保しておきたいところです。会場オープン前は長蛇の列ができるため、予約していても会場オープンの1時間前には到着しておきましょう。飲食ベンダーもあるので、食事もできます。
基本情報
- 公式サイト:Lincon Center リンカーン・センター
ブルックインで定番の夏イベント セレイブレト・ブルックリン
ブルックリンのプロスペクトパークで定番の夏の行事といえば、ブリック主催のセレブレイト・ブルックリン。毎年更に進化し続け、豪華な音楽アーティスト達が参加しています。
ヒップホップ、レゲエ、アフロビート、ジャズ、ロック、ダンスミュージックなどを中心です。若手の人気音楽アーティストやブルックリンの音楽シーンで現場を沸かすアーティストなどが参加し、マンハッタンで行われるサマーステージやサマー・フォー・ザ・シティとは少し違ったテイストの音楽イベントではないでしょうか。
RSVPを前もってすることが可能なので、前もって予約しとく価値はありです。会場にてビールやバーガーなどの販売もあり。
基本情報
まとめ
今回はニューヨークの夏に見逃せない音楽イベント特集。夏のニューヨーク旅行を計画する際、これらの情報をウェブサイトでチェックし旅行の日程を決める価値があると思います。
移民の街ニューヨークならではの多種多様な音楽を無料で経験することが可能です。イベントによって持参できる私物が異なってくるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
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Yayoi
- ニューヨークを拠点に音楽、レコード、芸術、カルチャーなど様々な情報を発信するライターです。