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【アメリカ】円安で大変な今、お土産を安くゲットする方法を教えます
相変わらず、円安が続いていますね。少し円高に傾いたと思えば、また元に戻ってしまう。今後、多少円高になったとしても、1ドル120円ぐらいにならなければ、まだまだ日本人にとって、海外旅行は厳しいものでしょう。
海外旅行に行って一番困ったこととして、お土産にかかる費用を挙げている人たちがいました。「会社へのお土産としてお菓子を3箱買ったら、1万円位した」や、「お土産代を使いたくないので、誰にも言わずにこっそり旅行に行った」などと言った声も聞かれました。そこで今回は、お土産を安く買えるお店やおすすめのリーズナブルなお土産を紹介します。
目次
- 免税店はあまりおすすめしない
- ドラッグストアで会社やばらまき用のお土産購入
- スーパーマーケットのクッキーはお得
- トレーダージョーズは、お土産の宝庫
- もらって困らないエコバッグ
- ディスカウントデパートは正規店よりずっとお得
免税店はあまりおすすめしない
ニュースに出ていた男性が嘆いていた、会社へのお土産のお菓子。円安と物価高で、自分のための食費や観光費用だけでも大変なのに、たいして高級品でもないビスケット3箱のお土産のために、1万円近くを使うのは痛いですね。彼はきっと、空港や町の免税店で買い物をしたのでしょう。
免税店というのは税金がかからないというだけで、もともとの販売価格が安くありませんので、買い忘れで仕方なく買う場合や他店で割引がない高級ブランド品を買うのでもない限り、あまりおすすめしません。
免税店で売っているお土産用の箱入りご当地チョコレートなども、ゲート近くの売店の方が少し安かったりすることがある上に、アメリカの免税店に必ずと言ってよいほど置いてあるリンツやギラデリなどのチョコレートは、町のドラッグストアに行けばずっと安く売っているので、免税店で値段を見るたびに驚いてしまいます。
正規価格で売っているワインやウイスキーなども、町のディスカウント酒店などで買った方が、税金を払っても安い場合がほとんどです。ちなみに、お酒の免税範囲は1本あたり760mlのボトルが3本までと規定されています。町のお店で買ったお酒は、スーツケースに入れて預ければ問題なく、正々堂々と持って帰る事ができます。
その際は、万が一割れた場合に備えてボトルをビニール袋に入れ、タオルや衣類でぐるぐる巻き、スーツケースの真ん中あたりに衣類に挟んで入れましょう。私の知る限りでは、ボトルがスーツケースの中で割れたという話は1度も聞いた事がありませんので、しっかり布で保護すれば大丈夫です。
ドラッグストアで会社やばらまき用のお土産購入
チョコレートやクッキーなど、菓子類のお土産を安く買うなら、お勧めはやはりドラッグストアです。
先ほど紹介した空港でよくみかける高級チョコレートもドラッグストアで買えばとてもリーズナブルな値段で売っています。ばらまき用にぴったりな大袋入りの個別包装されたチョコレートもとても安く買えます。
その昔、私が海外旅行初心者の頃、ハワイ旅行に行くといつも免税店でお土産に買っていたビーフジャーキーもドラッグストアなら驚くほど安く売っています。
メイベリンやロレアル、カバーガールなど化粧品もとてもリーズナブルな価格で販売されているので、若い女の子へのお土産にぴったり。マスカラや口紅、マニキュアがおすすめです。
スーパーマーケットのクッキーはお得
日本からニューヨークに遊びに来た私の友達がスーパーでよく買って帰っていたのは、ベーグルです。ベーグル専門店のフレッシュベーグルと違い、スーパーのものは少し日持ちするうえ、日本に帰る前日か当日に買って帰れば、日本に帰ってから食べても十分おいしいそうです。
日本でもベーグルを売っているお店はありますが、やはり本場ニューヨークのもっちりベーグルとは全然違うそうです。私は日本でベーグルを食べたことがないので、その点は何とも言えません。
スーパーマーケットでの私のおすすめは、缶詰やクッキーです。1万円も出さなくてもウォーカーズのショートブレッドが5ドル台で、ロータスのビスコフが4ドル台、日本の某大手通販で約2,500円で売っているテイツのクッキーも5ドル台で買うことができます。
トレーダージョーズは、お土産の宝庫
トレーダージョーズは、ロサンゼルス発の人気スーパーマーケット。物価高の今にあっても、まだまだリーズナブルな品が揃う店です。このお店は、日本企業の駐在員の妻、いわゆる駐妻のお気に入りのスーパーで、主婦が喜びそうな商品が色々と揃っています。
駐妻さんたちも、夏の里帰りには、日本へのお土産をここでゲットするそう。ちなみに、アメリカ在住の日本人の間では、短縮して「トレジョ」と呼ばれています。
かさばらなくてうれしいのは、調味料。かわいい瓶に入っていて、お値段は1ドル99セントからなど、とてもお得です。アメリカで大人気のスリラチャやまぶすだけのサーモン専用のシーズニング、ポップコーンや野菜にかけるRanchのシーズニング、ふりかけ、発酵黒ニンニクパウダーなど、どれも2ドル台で、お料理好きなお友達に喜ばれそうです。
石鹸もおすすめで、オートミール&はちみつソープが、なんと1ドル99セント。これは驚きの価格です。
かわいいパッケージに入ったオリジナルのお菓子や色々な種類のティーやコーヒー、ジャム、ドライフルーツなども、おすすめです。
でも、なんといってもトレジョで1番人気のお土産は、エコバッグなのです。つくりも頑丈でデザインもかわいく何種類もあって、値段もとてもお手頃です。この写真のエコバッグは、なんと99セント。
トレーダージョーズは、ニューヨーク市内だけでも9店舗ほどあります。
Trader Joe's (アッパーウエストサイド店)
- 住所:670 Columbus Ave., New York, NY
- Phone: (212)678-1680
- 営業時間:8:00~21:00
公式サイト:Trader Joe's
もらって困らないエコバッグ
持ち帰るのにかさばらなくて実用性のあるエコバックは、もらっても困らないお土産。主婦のみならず、若い女性も、1人暮らしの男性もエコバッグなら使えるので、ちょっとおしゃれなエコバッグを贈ると喜ばれます。
アメリカの人気スーパーのエコバッグなどを、日本で持っているとちょっとかっこいいですよね。色々なお店がさまざまなデザインのエコバッグを販売しています。スーパーやドラッグストアだけでなく、ブティック、美術館や博物館などのショップでも売っていて、先ほど紹介したトレーダージョーズの他、ホールフーズやMOMA(近代美術館)などのエコバッグはとても人気があります。
ディスカウントデパートは正規店よりずっとお得
オフィシャルのお店で買えば高いナイキやアディダスなどのスポーツウェア、トミー・ヒルフィガーやエディー・バウアーなどのデザイナーズブランド、ディズニーやメジャーリーグなどの商品でも、マーシャルズ(Marshalls)やバーリントン(Burlington)、ターゲットなどのディスカウントデパートでは安い価格で購入する事ができます。衣類だけでなく、ありとあらゆるものが揃っています。
Marshalls
- 住所:620 6th Ave., New York
- Phone: (212) 741-0621
- 営業時間:9:30~21:30(日曜10:00~20:00)
Burlington
- 住所:707 Sixth Ave, New York, NY 10010
- Phone: (212) 229-1300
- 営業時間:8:30~21:30
Target
- 住所:112 W 34 St., New York
- Phone: (646)968-4739
- 営業時間:8:00~23:00
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ナツコ・H
- 世界で活躍するジャズ奏者の夫のマネージメント、CD収録曲の作曲を手がける。NYの日系新聞でニュース記事執筆中。法律翻訳家。93年よりNY在住。