2022年FIFAワールドカップ、2023年AFCアジアカップなど、世界的サッカーイベントの開催国として近年大注目を浴びている、カタールの首都ドーハ。

ここ最近で認知度はかなり上がったと思いますが、現地の基本情報や観光地については、ご存じない方がほとんどではないでしょうか？実はドーハには、サッカースタジアム以外にも魅力的な観光地が数多くあります！

この度2024年3月に実際にドーハに行ってきましたので、ドーハの知られざる魅力をご紹介させていただます！

目次

• ドーハについて
• おすすめの観光地5選！
• 最後に

ドーハについて

ドーハとは？

アラブ首長国連邦のドバイの対岸、クウェートの南東に位置する、アラビア半島から突き出した、日本の秋田県とほぼ同面積の小国「カタール」。中でも首都ドーハは、カタールの人口のほとんどが住んでおり、過去建物と豪華で高いビルが立ち並ぶ現代的な建物が入り混じったエキゾチックな街並みになっています。

また、観光開発も進んでおり、アラブの雰囲気のある文化的な博物館や美術館など観光スポットも多く、急速に近代化を成し遂げ「近未来都市」への発展を遂げました。治安についても中東と聞くと悪いイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、危険情報も一切出ておらず（2024年5月現在）、実際に街を歩いていても不安に感じることは全くありませんでした。

【カタールの基本情報】

• 人口：約269万人（2022年時点）
• 首都：ドーハ
• 言語 ：アラビア語（公用語）、英語
• 宗教：イスラム教
• 通貨：カタールリヤル(QAR）・・・1カタールリヤル＝約42円（2024年5月現在）
  日本での両替は不可の為、現地空港またはホテルで両替となります。また、カタールではアメリカドル使用できますので、お持ちいただければ便利です
• クレジットカード：VISA・マスターであればOK。（※JCBは使えない店舗多い）
• 電圧/プラグ：240V/BFタイプ
• チップ：基本的にチップの習慣はありませんが、お気持ちで渡すといいかもしれません
• アルコール：カタールでは公共の場での飲酒が禁止されております。（※一部の高級ホテル内のレストランやバーでのみ販売されています）

気候について

ドーハの観光のベストシーズンは、日本が寒くなる11月～3月となっています。この時期は平均気温が20度前後まで下がるので、とても過ごしやすくなります。砂漠気候なので雨もほとんど降りません。ただ涼しいとはいえ、日中は日差しが強い日もあるので、日焼け止め、帽子、サングラスなど紫外線対策も忘れないようにしてください。

逆に夏場はとても暑く、日中は45度を超える日も出てきます。

おすすめの観光地5選！

さあ、それではおすすめの観光地をご紹介させていただきます！

1. カタール国立博物館

円盤のような丸い屋根が連なる外観が特徴的で、その見た目から砂漠のバラとも呼ばれており、どこから撮影しても写真映えするような建物です。設計は、建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した、フランスを代表する建築家「ジャン・ヌーヴェル」が担当しました。館内は、「はじまり」、「カタールでの生活」、「国家構築」3つのエリアに分かれており、カタールの歴史を知ることができます。

中でも、大量の真珠が手作業で埋め込まれた真珠のカーペットは必見です。

一番最後は、日本にあるチームラボのような部屋があります。まさに古代と現代が融合した博物館で、とても見応えがありました。

【カタール国立博物館の基本情報】

• 住所：Museum Pk St, Doha, カタール
• TEL：+97444525555
• 営業時間：土曜～木曜 9:00～19:00/金曜: 13:30～19:00
• 公式サイト：カタール国立博物館

2. カタラ文化村

その名の通り、カタールの文化を楽しむ屋外型の複合施設です。広大な敷地の中に、ホテルやモスク、古典的なギリシャの円形劇場、レストラン、豪華ショッピングモールなどさまざまな施設があります。私が訪れた日からちょうどラマダンに入ったので、人はほとんどいませんでしたが、普段はファミリーや観光客で賑わっています。ショッピング・観光・食事全ての要素が詰まっているので、半日滞在しても退屈しないのではと思います。

こちらはゴールデンモスク。名前の通り金ピカのモスクで、見るからに高級感が漂っています。

円形劇場。すぐそばにはビーチが広がり、ダウ船が並んでいます。ここでイベントが開催される日もあるようです。

こちらは鳩の塔。カタラ文化村のシンボルにもなっています。一見巨大なサボテンのように見えますが、中は鳩の巣になっていて、鳩の糞を集めるために建てられました。

【カタラ文化村の基本情報】

• 住所：Doha, カタール
• 公式サイト：カタラ文化村

3. スークワキーフ

ドーハ最大の見どころと言っても過言ではないスークワキーフ。

スークとは小さなお店が軒を連ねるアラブの伝統的な市場のことで、メイン通りには主にレストランやカフェ、シーシャバーなどが並び、路地に入ると衣類、雑貨、香水、金製品、スパイスなど、 さまざまなジャンルのお店が所狭しと並んでいます。ショッピングはもちろん、歩くだけでも楽しめるスポットです。特に夜はかなりの賑わいを見せ、活気に溢れています。

また、カタールでは鷹狩りの伝統文化があり、ファルコンスークと呼ばれるエリアには鷹のショップや鷹の病院があります。一番高い鷹でなんとお値段1,000万円とのこと！さすが世界一裕福な国と言われるだけあります。。。他にも鷹狩りに使用するさまざまな道具が販売されています。

カタールならではの観光ポイントなので、ぜひ立ち寄ってみてください♪

【スークワキーフの基本情報】

• 住所：Doha, カタール
• 公式サイト：スークワキーフ

4. ザ・パール

カタールの国家プロジェクトとして造られた、ウェストベイに浮かぶ人口島「ザ・パール」。カタールが石油で潤う前に栄えていた真珠産業のメモリアルとして「ザ・パール」と名付けられ、高級ヴィラやマンション、ショッピングモール、そして5つ星ホテルが円状に立ち並んでいます。その美しい景観から「カタールベニス」とも呼ばれております。

5. エデュケーションシティ

ドーハ郊外にあるカタール財団が運営するエデュケーションシティ地区には、世界トップクラスの建築物と芸術施設があります。

【エデュケーションシティモスク】

壁のところどころにイスラム教の聖典コーランの装飾が施されており、長さ78mと85mの2本の翼のようなミナレットが特徴的なモスクです。

【カタール国立図書館】

敷地面積42,000平方メートルの広大な建物。館内には100万冊以上の書物が所蔵されており、中央の広場からは階段状に綺麗に配置された本棚を見渡すことができます。

また、地下部分には深さ6mの遺跡のような空間が広がり、貴重な古書などが展示されています。全体的に白を基調としたデザインでとても清潔感があり、落ち着いた雰囲気なので、館内を歩くだけでとてもリラックスできます。

最後に

いかがでしたか？？

ドーハは、近代的な建築物や伝統のスークなど、現代と古代の魅力が交わるとても見応えのある都市です。主要な観光エリアがコンパクトにまとまっているため、観光地間の移動距離が少なく済み、余裕のある行程を組むことができるのもドーハの魅力の1つです。また、近年急速に近代化が進み、街が新しくなり、そして綺麗なので、安心して観光を楽しめます。

ぜひ皆様も、一度ドーハに足を運んでみてはいかがでしょうか？？

気になる方は、ぜひ下記のツアー詳細をご確認くださいね。

>>～現代の魅力と古代の伝統が交差する国～感動のドーハ 5日間　※外部サイトに遷移します

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