【ドイツ】冬のドイツ旅行で気を付けたいこと7選

11月に入ってドイツの街ではクリスマスの雰囲気が感じられるようになりました。スーパーマーケットではクリスマス商品が並び始めています。ベルリンでは10月末に始まるクリスマスマーケットもあり、すでに多くの人で賑わっています。このようなクリスマスマーケットを目当てに、多くの人が日本からドイツに訪れるでしょう。

そんな冬のドイツ旅行で気を付けたいことを紹介します。ぜひ参考にしていただき、クリスマスマーケット訪問などに役立ててください。

目次

1. 日の出が遅く、日没が早い

冬

冬のあいだドイツでは日の出が遅くなり、日没が早くなります。

例えば、12月ではドイツの大部分で、日の出は8:00前後、場所によっては8:30前後になります。一方日没は16:30前後、場所によっては16:00前後となります。特に驚かされるのは日の出の遅さでしょう。朝起きても暗いことがほとんどなので、朝から動くことが難しくなります。それだけでなく、日照時間が8時間前後と短いため、活動時間が限られるでしょう。

そのため、短い日照時間を考えた旅行プランにすることをおすすめします。

2. 冬期の営業時間に気を付ける

観光地

冬期に入ると日照時間が短くなり、気温も低くなります。そのため小規模な施設や屋外施設では、冬期休館になるところがあります。また休業日を増やして週末のみオープンするところもあれば、開館時間を短縮するところもあります。

いずれにせよ、冬のドイツに観光施設を訪れるのであれば、事前に必ず営業時間、休業日を確認してください。

3. 気温がマイナスになる日が多い

冬のドイツ

ドイツで本格的に気温が下がるのは1月から2月にかけてです。その期間に日中でも-5℃以下に下がることがあります。クリスマスマーケットが開催される11~12月の間は日中にマイナスとなる日は珍しいでしょう。とはいえ、11月や12月で10℃を越える日は多くありません。何より曇りの日が続くため、体感気温は実際の気温よりも低く感じられるでしょう。

そのため、防寒対策を考えた服装は必須です。手袋、マフラー、ニットキャップ、厚手の靴下など、万全を期した服装で旅行することをおすすめします。

4. 路面が凍るので滑りにくい靴にする

冬のドイツ

1月や2月、場合によっては12月でもマイナスの日が続きます。

そこで問題になるのは路面の凍結です。橋など外気の影響を受けやすい場所では凍結している場合が多いです。市内中心部であれば、小石を撒くなど転倒事故が起きないよう対策が取られます。しかし、全ての場所で行われるわけではありません。旅行となれば、普段より歩くことになります。そこで滑りやすい靴を履いていくと、怪我をする可能性も上がります。また滑らないように歩けば、時間もかかり、普段より疲れるでしょう。だからこそ滑りにくい靴にするようにしてください。

5. 市内の移動の場合、バスの利用を避ける

バス

市内など近距離を移動する場合、公共交通機関を使うことになります。その場合、バスを使うこともあるでしょう。しかし、冬にバスの使用はおすすめできません。

バスは、渋滞、事故、デモなどによる通行止めなど交通事情に影響されやすく、遅延することが多いのです。それだけでなく運休することもあり、寒空の下で長時間待たされることもあります。そのため地下鉄など別の移動手段があれば、極力バス以外の移動手段を取りましょう。また別の移動手段がなければ、タクシーの利用を検討しても良いでしょう。

6. 長距離移動の場合、電車の乗り換えを減らす

ホーム

ドイツで都市間を移動するなら、鉄道で移動することが多いでしょう。もし、冬に鉄道で長距離を移動するなら、乗り換えの少ないルートを選びましょう。大きな駅でない限り、駅構内にお店はほとんどありません。大きな駅であっても、夜間は店が開いておらず、暖を取ることは簡単ではありません。また、冬季には雪などで電車の運行が乱れることがあり、乗り換え時間が延びることもあるのです。乗り換えなしの場合には、運行が乱れても車内で復旧を待つことができます。しかし、乗り換えの場合、屋外で遅延する電車を待つことになるのでしんどくなるでしょう。

7. クリスマスには多くのお店が閉まる。公共交通機関の本数も減る

クリスマスマーケット

クリスマスマーケットに訪れる場合、クリスマス当日に訪れたい人もいるでしょう。

しかし、ドイツではクリスマス当日は祝日であり、家族と一緒に過ごす人が多く、外出する人は少なくなります。そのため、多くのお店や観光施設がお休みとなるのです。

クリスマスマーケットもその例外ではありません。また開いていても営業時間を短縮するため、時間を気にする必要があります。観光施設だけでなく公共交通機関にも影響が出ます。移動する人が少ないため、鉄道や地下鉄なども間引き運転となるのです。ですので、クリスマス当日は移動しにくく、訪れられる場所が少ないので気を付けて下さい。

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K.Hayashi

大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化について多くの記事を執筆中。

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