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【タンザニア】喜んでもらえるプチ土産
お土産選びって、なかなか難しいですよね。燃料費が高額で、すでにお金をたくさん使ってしまっている旅行中、お土産代はなんとか抑えたい。でもせっかくあげるからには、心から喜んでもらえるものを選びたい...。
今回は筆者おすすめ!日本の方にも喜んでもらえて、お値段リーズナブルなタンザニア土産をご紹介いたします。
目次
外国人用スーパーは庶民の味方!
タンザニアのお土産といえば、マサイ族の絵や木彫りや布、他にも原色カラーが美しいアクセサリやカバン、サファリの動物を模した品々などなど...カラフルで力強いものが多くあります。とっても素敵なのですが、問題はお土産を渡すお相手の趣味に合うかどうか...。あげたい方の雰囲気との兼ね合いもありますし、お相手の方のことをあまり知らないと、選ぶのが難しいですよね。
そこでやはり万人に受け入れてもらいやすい、消費できるものをチョイスしたくなりますよね。そんな時に味方になってくれるのが、外国人向けのスーパーです。地元タンザニアは裕福な国ではないので、見た目より中身を重視します。タンザニアの方が利用するスーパーでは、魅力的なパッケージやキレイな包装など、地元の人に対してそこにお金をかける会社はありません。
対して外国人向けのスーパーでは、外国の人に受け入れてもらいやすい商品をたくさん仕入れてくれています。凝ったデザインだったり、ナチュラルな色合いやポップで明るい絵などを取り入れていたり、外国ならではのスタイリッシュな外装だったり...見ているだけでワクワクする可愛いものがたくさん!
お値段も交渉の必要がなく、値札が出ていますので、安心して買うことができます。外国語を使って値段のやり取りをするのは、体力と気力がいるものです。たくさんの人に話しかけて相場を見極め、ふっかけられる値段を下げさせる。けっこう大変ですよね。力を他のことにセーブしておきたい方にも、スーパーでのお土産仕入れはおすすめです。
それ1つでサマになるお土産
1つだけでもサマになり、わぁーっと喜んでもらえるお土産を筆者の独断と偏見でピックアップしました。こちらの情報は全て10月初旬のものなので、実際買うときは事前にお店に最新情報を確かめてくださいませ。
コーヒー豆
なんといってもタンザニア土産として最強なのが、キリマンジャロコーヒー豆です。生産量のほとんどが輸出用で、外国人のために生産されていると言っても過言ではないプロダクトです。いろんなサイズのコーヒー豆が売っていて、プチギフトとしてもいけますが、やはり王道に250gや500gのものを買うと、それだけでサマになります。
豆のままのものと粉になっているものの2種類があり、どちらもお相手の好みによって選択していただけます。特にポップなデザインの缶に入ったものやタンザニアの布に包まれたものは見た目もステキ。自宅でキレイにラッピングすれば、目も見張るような豪華なお土産に!お値段はそれぞれ違いますが、250gは日本円で約390円〜、500gは約700円〜とリーズナブルです。
お酒
オシャレなボトルのお酒を1本お土産に...なんて、なんだか素敵です。タンザニアには地元で作っているお酒があります。ワインやスピリット、ブランデー、クリームリキュールと種類は少なめですが、奮闘しています。パッケージもアフリカを思わせる可愛い絵があったり、馴染みやすいポップな装丁になっています。
実は、近隣の南アフリカやヨーロッパから美味しくて安いワインが昔から輸入されてます。タンザニアのワインが出てきたのはここ10年のこと。最初はあまり加工されていない素朴なお味のものが多かったのですが、最近は味も見た目も洗練されてきています。輸入品よりお安めなので、結構おすすめ。お値段は約630円からです。
スピリットやブランデーはクセがなく、飲みやすいです。筆者はスピリットはスプライト、ブランデーはコーラで薄めて、ライムを絞って飲むのがお気に入り。お値段は750mlで600円前後。200mlの小さめなものもあり、約180円から。
南アフリカのアマルーラを思わせるタンザニアのクリームリキュールは、女性におすすめ。アマルーラよりあっさりしていて、ミルクと合わせて美味しくいただけます。名前は「ザンジ」で、タンザニアの世界遺産ストーンタウンがあるザンジバル島をイメージしたものだとか。750mlで約1,350円。小さめのもあるので、お試しに買うのもいいかもしれません。
カシューナッツ
日本でも人気のカシューナッツですが、実はアフリカのカシューナッツ生産量のうち、20%がタンザニアで生産されています。しかも、タンザニアのナッツは大粒で味が濃いと近隣国でも有名なのです。実際ケニアの友人が遊びに来てくれた時、この味に感動して大人買いして帰っていたことがあります。
最近は目をひく魅力的な包装のものも増えていて、それ一袋だけでお土産として満足感の高い逸品です。旅の途中で食べやすい50gのものから、お土産用に1kgも入った大きなパッケージが売られています。150gで約340円〜、1kgは2,000円前後のものが多いようです。日本では味わえない美味しさなので、ぜひ!
3.大量買いできる!プチプラなお土産
たくさんの人に買っていかなきゃ...という時、プチプラなものがあると助かりますよね。ここでは大量買いできる、見た目もお値段もいい商品をご紹介します。
ドライフルーツやナッツ
タンザニアといえばあま~いトロピカルフルーツです。人工甘味料などを使用せず、ただただ素朴に仕上げたドライフルーツはお土産にピッタリ。小さなサイズ35gで約95円と、配る用のお菓子に最適です。日本で見るものより甘さ控えめ、ちょっと硬めなので、健康志向の方におすすめです。
酸っぱいのがお好きな方であれば、乾燥させたバオバブの実に甘酸っぱいパウダーがかけられた「ウブユ」がいいかも。こちらは飴のように舐めて、最後まで口に残る実は捨てます。プラムや梅干しを連想させるこのフルーツ、話題も集められて一石二鳥です。約95円です。
タンザニアではカシューナッツだけでなく、ピーナッツもよく食べられています。生で、ローストして、茹でて...。地元の人の生活に欠かせないピーナッツですが、これを固めたおこしのようなお菓子がお茶請けとして愛されています。ゴマと混ぜてあったり、ゴマだけのものもあって、なんだか日本にもありそうな素朴な懐かしいお味です。大きさによりますが、こちらも約95円〜となっています。
紅茶
コーヒーだけでなく、紅茶も美味しいタンザニア。最近、可愛いパッケージのハーブティーが増えています。レモングラス、カモミール、ハイビスカス、ミントなど有名どころから、最近話題のモリンガやルイボスまで、様々な種類があって、選ぶのも楽しいです。
オシャレな缶に入ったデザインのものもあり、プチギフトに最適です。マンゴーティーやバニラティーなど、熱帯ならではのフレーバーも用意されています。25パック入った箱のもので約200円〜、愛らしい布やチャックのついた袋、缶などはもう少しお値段上がって約350円〜1,500円などです。
トロピカルジュース
タンザニアの美味しい美味しい果物は持って帰れませんが、ジュースなら大丈夫!小さな紙パックのカラフルなジュースは、お安いですし配るのにもおすすめ。筆者はトロピカルフルーツミックスが一番好きですが、マンゴー味、パイナップル味、グァバ味など、こちらならではものもたくさんあります。
お値段は200mlで約30円〜。1L入りの大きいものでも約180円ですから、お買い得です。この紙パックジュースと、上記のお菓子をセットにして配るのもいいかもしれません。見た目もポップで、喜ばれること間違いなしです。ただ100%果汁ではないので、健康に気を遣う方にはやめた方がいいかもしれません。
ハチミツやジャム
タンザニアではさまざまな地域でハチミツを作っています。場所によって咲いている花が違うので、ちょっとずつ風味が変わるようです。アカシアやマンゴーなど、熱帯地方ならではの花から蜜が採られているので、日本とはまた違ったテイストです。こちらの方が味が濃く、トロッとしています。変なクセや匂いはなく、日本人にも受け入れやすいかと思います。
こちらも可愛いパッケージのものが増えていて選ぶのに迷いそうです。小さい250gのもので約270円〜、500gで約400円〜手に入れることができます。ちなみに筆者が気に入ったスタイリッシュな見た目の400g入り瓶詰めは、550円でした。
ハチミツと共にチェックしておきたいのが、タンザニアの太陽をいっぱい浴びた果物を使ったジャムです。パッション味、バナナ味、パイナップル味、マンゴー味...などなど、トロピカルな地方でしか楽しめないお味がいっぱい!それぞれのフルーツをミックスしたものもあり、目移りしてしまうほどの種類の多さ。
ナチュラル系のパッケージのものも多く、見た目も万人受けしそうで◎。350gで約290円〜となっています。筆者が気になったのは、「エキゾティック・マンゴーパッション」ジャムです。きちんとパッションの種の粒々も入っていて、パンに乗せたらフルーティーで美味しい!!「ゴールデンアフリカン」というシリーズは、実がたっぷり入っているのでおすすめです。
4.終わりに
タンザニアのリーズナブルなお土産特集、いかがだったでしょうか?
お酒やジャムなどは瓶なので、割れないような工夫が必要となりますが、そうして持って帰るだけの価値があるかと思います。筆者は汚れてもいいタオルで巻き、袋に入れてきつく蓋をし、さらに衣類で巻き込み、クッション性のあるものを360度に置いています。
タンザニアの美味しいお土産、どうぞお試しくださいませ!
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