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タンザニアのショッピングモールでお買い物しよう!
長めの旅行に行くと、現地で必要物を調達したり、お酒やおつまみを買っておいて夜ホテルで楽しんだり...なんてこともありますよね。連日満杯のスケジュールに、少しゆっくりしたい...お買い物を楽しみたい...と思うこともあるかもしれません。
今回はそんな時にピッタリ!1カ所だけで全てが揃う、ダルエスサラームの有名なショッピングモールをご紹介します。(以下の情報は全て、2023年9月1日現在のものになります。)
目次
ショッピングモール「ムリマニ・シティ」
タンザニアの貿易都市ダルエスサラームには、いくつかのショッピングモールがあります。ここ10年のうちに次から次へと建てられ、主要なものは5つほどあります。ただコロナの影響もあり、寂れた印象になっているところも多いです。
そんな中で、オープン当初から人気で、拡大し続けているショッピングモールがあります。その名も「ムリマニ・シティ」(Mlimani City)です。スワヒリ語で「山上の都市」という意味で、30,000平方メートルもの広い敷地を有しています。映画館も併設されていて、外国人だけでなく地元の若者にも大人気です。
ここは2006年11月にオープンしたモールで、南アフリカやインドのブランドが多く参入して始まりました。15年以上経った今では、店舗が当初の約3倍の規模に拡大し、子ども用の遊具施設もここ2~3年で設置されるようになりました。日本のような遊園地施設のないこの国にメリーゴーランドが...とビックリしたのを覚えています。
現在は服飾店やスーパーはもちろん、アップルストアや書店に至るまで、色んな専門店が出店しています。子ども連れのご家族も一日中楽しめるようになっていますし、旅に必要なものを全て揃えることも簡単にできます。お土産ももちろん手に入りますので、旅程の隙間にこちらへ来てもいいと思います。
お腹を満たすレストラン
モールにはだいたい有名店が入っていますので、どのレストランでも間違いなしです。少しご紹介します。
ファストフード店
日本でもお馴染みのお店ケンタッキー、サブウェイ、ピザハットが、分かりやすい正面玄関に並んでいます。
メニューは若干日本と違いますが、味はあまり変わりません。お値段は日本よりお安めで、たとえばケンタッキーのツイスターセット(ポテト+ソーダ)は約820円、サブウェイのベジデライト(レギュラー)が約380円、ピザハットのBBQチキンピザ(L)は約1,300円です。
マリーブラウン(Marry brown)
フライドチキンを中心とした南アフリカからのファストフード店。筆者一番のお気に入りファストフードなので、上記と別で記載しています。ポテトもチキンもサクサクジューシー、それでいてお値段がケンタッキーより安いのです。ジャンクなものが食べたい時は、ぜひお試しください。小さなベーカリーも併設されていて、帰りにパンを買うこともできます。
サマキサマキ(Samaki Samaki)
こちらはちょっと豪華に美味しいものを食べたい!という時におすすめなレストラン。「サマキ」はスワヒリ語で魚のこと。その名の通り、魚介類が美味と有名なお店です。カクテルやミルクシェイクなど、ドリンクも充実しています。魅惑的な魚料理でタンザニアのビールを1杯...なんていうのもいいですね。
グラノコーヒー(Grano coffee)
味わいの深いコーヒーが飲めると人気のカフェです。可愛いケーキやおしゃれな軽食がいつでも楽しめ、ショッピングで疲れた身体を癒すのにぴったりのお店です。フレッシュジュースなどの健康的なドリンクも豊富で、ゆったりした店内はついつい長居してしまいそう。
アイスクリーム店
子どもたちが虜になるアイスクリーム屋さんは、このモールに2つあります。1つはさまざまなフレーバーが楽しめ、試食しながら決められるジェラートドリーム。もう1つは最近参入したサーティーワンアイスクリームです。ただ名前は「DR sweets」と変えられています。アイス片手にショッピングを楽しめちゃいます。
多種多様のお店たち
スーパー
スーパーと言っても、大型家電や生活用品も扱っているので、小さなホームセンターに近い品揃えのいいお店が入っています。代表的なのがインド系のスーパーマーケット「shoppers」、南アフリカ系の「Mr Price」です。困ったらここに行けば、大抵なんとかなります。
携帯電子機器ショップ
各携帯電話会社の代理店、サムスンやistore 、ソニーやパナソニックなどの電子機器ショップも出店しています。電子機器に何か不具合が生じたら、こちらに相談に来ることができます。ただ日本ほど品揃えがよくないので、修理などは1日で終わらない可能性があります。お店でよく確認した方がいいでしょう。
雑貨店
細々とした生活雑貨や、服飾雑貨など、色んな種類の雑貨店が入っています。日本とはまた違ったラインナップで、見るだけで楽しめそうです。日本の300均一のようなお店も入っていて、お買い物しやすいです。
お土産店
買い出しのついでに、現地のお土産を買ってしまえたら楽ですよね。少ないですが、タンザニアの特産品を売っているお店があります。あのタンザナイトを買える宝石店もあります。帰国直前の時やもう観光地で見る体力がない...なんて時に便利です。
子どもの遊び場
建物内にも外にも子どもたちが楽しめるスペースが設けられています。
外には小さな遊園地やゴーカートがあり、それぞれ乗り物ごとで支払います。乗り物1つにつき約170円でショッピングに飽きた子どもを遊ばせることができます。建物の中では、動物を象った乗り物で遊べたり、週末や祝日だとピエロが顔にペイントしてくれるイベントなどもあります。
映画館
通常はアメリカ映画とインド映画が上映されます。
日本での公開より若干早めの印象です。字幕はありませんので、英語やヒンディー語で観ることになります。曜日によってお値段が違い、月350円・火水460円・木290円・金土日580円くらいです。ポップコーンなども美味しいので、ボーッと休日を楽しみたい時におすすめです。
その他
他にも洋書を取り扱っている書店、疲れた身体をほぐしてくれるマッサージブース、各銀行のATM、体調不良の時に親身になって相談に乗ってくれる薬局、すぐ作ってくれる眼鏡屋さん、フォトブース...などなど、さまざまなお店があります。
終わりに
タンザニアのショッピングモール、いかがだったでしょうか?地元の人も暑い日に涼みに行ったり、買わないけれどブラブラしたり...と、行くだけで楽しめる場所となっています。予定が合えばぜひ、遊びに行ってみてください!
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