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【岩手】今熱い!WBC大谷選手、宮沢賢治の故郷・花巻へ
まだまだWBCの余韻が残る今、大活躍した大谷翔平選手の出身地でもあり、詩人・童話作家 宮沢賢治の故郷でもある、花巻へ初めて行って来ました。
花巻といえば??岩手県の温泉地なイメージですね!!
さらに、今話題の2人が育った街というのは有名な話。
そこには都会を忘れてどこか温かい気持ちになれる素敵な風景がありました。
少し前の訪問ですが、花巻駅から近いおすすめスポットをご紹介します!
目次
まずは花巻駅周辺を散策
賢治の広場
賢治の広場には、手作りの大きな立体絵本や、昔の生活道具やレジ、ワープロ、学校の机など、たくさんの物が展示してあります。(入館無料)
子供に昔の暮らしを伝えられ、また大人の私でも知らない物があり、勉強になりました。
一緒に行った80代の祖父母は、ここでたくさんの話をひ孫である我が子達に説明。
良い機会に感謝です!古き良き物もあれば、今の暮らしがいかに便利なのかを改めて感じます。
カフェも併設されているので、散歩した後の小休憩にもおすすめ!
私が行った時は、観光案内の方がいらっしゃって、パンフレットも置いてありました。
その横には、花巻祭りの展示もありました。
花巻祭りとは?:毎年9月第2土曜日を中日にして3日間開催。430年を超える歴史の祭りで、炎ゆらめく美しい風流山車、世界記録を達成した100基を超える勇壮な神輿、古来より踊り継がれてきた鹿踊・神楽権現舞、そして優雅な花巻ばやし踊りなど、花巻の伝統文化がそこかしこで咲き乱れます。
手作りで非常に細かい模型の数々に感動!いつか実際のお祭りを見てみたいな~!
花巻駅から徒歩15分程でした。駅前から「上町」バス停までの利用で5分程です。
せっかく花巻に来たらマルカンビル大食堂へ
賢治の広場から徒歩1分。1973年開業の昭和レトロなデパートの大食堂。なんと席数は560席です。マルカンビルの6階にあるので、大きな窓から花巻の長閑な風景をのんびり眺めて食事ができます。
マルカン百貨店の閉店により2016年に閉店するも、クラウドファンディング等により2017年に復活!そこからテレビに度々登場した話題の食堂なんです!
私が挑戦したのは名物メニュー「マルカンラーメン」。
ピリ辛あんかけの熱さと辛さのWパンチで、汗と涙がすごいことに!!
太麺であんかけもボリュームがすごいので、食べても食べても麺が汁を吸い、さらに増えていき、お腹パンパンでなんとか完食!
なぜか途中から意地になって食べていました。笑
こちらも名物メニュー「ソフトクリーム」。10段巻きでバランスを取りながら箸で食べるんです。笑
運ばれて来た時には斜めでした。。難しい!笑
味はさっぱりめなので、この大きさでもサラッさらっといけちゃいます。
ウェイトレスさんの服装も味があって良いので、訪れた際はぜひ注目してみてくださいね!
メニューも豊富で、テーマパークにある様なワクワクする食堂でした。
宮沢賢治童話村
宮沢賢治が書いた童話の世界に入り込める様なスポットで、入口の銀河ステーションからワクワク♪
園内には綺麗な庭園や展示室が点在。「賢治の学校」「ふくろうの小径」「賢治の教室」「山野草園」「妖精の小径」の5エリアに分かれています。
賢治の学校
5つの部屋に分かれていて、まるで幻想空間のよう。
<ファンタジックホール>
<宇宙の部屋>
ふくろうの小径
マイナスイオンたっぷりの森の散歩道です。時期によってライトアップもあります。
<写真映えスポット。私はセンス良く撮れませんが、おすすめです>
賢治の教室
童話に登場する「植物」「動物」「星」「鳥」「石」について、それぞれのログハウスに分かれていて楽しく学べます。
ひと回りするとかなり歩くのでここで休憩。花巻の空気と静かで綺麗に整った芝生を眺めてゆっくり流れる時間を楽しみました。
園内はベビーカー、車いす対応のためスロープがたくさんありました。
この旅で宮沢賢治についてたくさんのことを知り、映画『銀河鉄道の父』を早く観たいなと思いました。
アクセス
- 車:新花巻駅から車で約3分、花巻駅から約15分
- バス:JR新花巻駅から約2分、JR花巻駅から約17分、土沢線「賢治記念館口」バス停下車
※土沢線では観光客に向けてバス利用で宮沢賢治記念館等5施設の入館料が無料になる優待券を配布しているのでバスの利用がお得です!!
花巻駅には宮沢賢治を感じる休憩所があり、そこにはほっこりする風景もあり、なんだか温かい駅でした。
WBCで沸く花巻市!新花巻駅には大谷選手の品が間近に!
新花巻駅に移動すると、駅構内には大谷翔平選手の記念品が数多く展示されていました。
駅構内(改札外)に展示されていて、入場は無料です。
<こんなに多くの選手が輩出されていることに驚きです!!>
作家にスポーツ選手に、花巻って改めてすごいところですね!!
今回の宿泊は花巻温泉郷「ホテル紅葉館」
花巻温泉で、おいしい料理に温泉でのんびり。
新花巻駅からバスで15分程のところにありますが、景色は一変します。
ホテル周辺には散策路もあり、おいしい空気たっぷりの温泉郷でした。
ホテル紅葉館では、花巻の伝統舞踊「鹿踊り」が見られました。
迫力満点!!鬼の様な風貌に子供達は怖がると思っていたら釘付け。ホテルで見られるなんて貴重です!
ビュッフェでは岩手のおいしいご当地グルメが楽しめたり、食事や温泉など様々なところでは子供へのサービスが良かったり、とても良い宿でした。小さいお子様連れでも安心です。
一緒に行った祖父母も大満足!年齢問わず、おすすめの宿です。また花巻を訪れた時には、こちらのホテルに行きたいと思います。
ホテル紅葉館
- 住所:岩手県花巻市湯本1-125
- TEL:0198-37-2111(受付時間 9:00~19:00)
- 公式サイト:ホテル紅葉館
花巻エリアに訪れる際の注意点
JR花巻駅とJR新花巻駅は離れていて、徒歩移動は不可です。
- 花巻駅:JR東北線、釜石線
- 新花巻駅:JR東北新幹線、秋田新幹線、釜石線
両駅間の移動はバスまたは電車ですが、どちらも本数が少ないので、JRの時刻表と岩手県交通の時刻表等で事前に調べておくと良いです。
映画『銀河鉄道の父』の公開で今再注目されている宮沢賢治、そしてWBCの興奮がまだ忘れられない大谷選手の故郷には、まだまだ周りたいところがあり、見どころがたくさんある場所でした。
数々の著名人を輩出しているだけでなく、長閑な岩手の風景や綺麗な空気でとても良い場所です。
ぜひまた行きたいと思います。
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mAriel
- おてんば1女のママ。寝る時間を削ってでも街を歩いていたい!食べることが生きがいです.国内外問わずガイドマップにはない情報や親子旅のアレコレをお伝えします!