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【兵庫】達成感がハンパない!クセになる日本一低い小野アルプスの登山
「リフレッシュしたい」「体を動かしてスッキリしたい」「雑念を払いたい」
そんな人にオススメしたいのが、兵庫県小野市にある「小野アルプス」の登山です。
標高100~200mの9座の山が連なっている小野アルプスは、初心者・経験者ともに楽しめる登山スポット。特に「紅山」の登り甲斐がバツグンなんです。ロッククライミングさながらの岩場を登り切れば、爽快感や達成感がたっぷりと味わえますよ。
今回は、そんな小野アルプス登山の魅力をお届けします。
目次
- ハイキングからアルプス縦走まで!いろんな登山ルートが楽しめる♪
- 達成感がハンパない!ロッククライミングさながらの「紅山」
- 癒しに包まれる山道♪ 希少種の蝶々「春の女神」に出会えるかも
- 縦走すれば9座!いくつもの山を制覇できる満足感
- 終わりに
ハイキングからアルプス縦走まで!いろんな登山ルートが楽しめる♪
低山がいくつも連なっている「小野アルプス」には、さまざまな登山ルートがあることが特徴です。1時間半ほどの気軽な登山を楽しんだり、1日がかりでアルプスを縦走したりするなど、楽しみ方は人それぞれ。小野市観光協会がモデルルートを紹介しているので、自分に合ったコースを探してみてくださいね。
登山のスタート地点はいくつかありますが、無料駐車場やトイレ、自動販売機のある「鴨池公園」から歩き始めるのが便利。「鴨池公園」までは、山陽自動車道 三木・小野ICからは約20分、JR加古川線「小野町」駅もしくはJR加古川線・神戸電鉄「粟生」駅からは、徒歩約40分です。
登山初心者の筆者は、惣山と紅山を約1時間半で登る「小野アルプス魅力たっぷりコース」を歩くことにしました。
達成感がハンパない!ロッククライミングさながらの「紅山」
小野アルプス登山のハイライトと言っても過言ではないのが「紅山」。岩場をよじ登って、登頂したときの達成感がすごいんです!
急勾配なうえ、山頂がはるか彼方に見える岩場を前に、無口になる筆者。
が、登り始めてみると、岩はかなりデコボコしており、思いのほか岩を掴んだり足をかけたりしやすい。疲れても途中で2ヵ所くらい、岩のくぼみに腰かけて休憩できる場所もあります。
岩のくぼみをめざして、ガシガシとしかし慎重に登っているうちに、登り始めたときの怖さはいつの間にかどこかへ。そして、無心で登ること約10分。無事、山頂に到着しました!
思わずガッツポーズをしてしまうほどの達成感!登ってきた険しい岩場を見下ろせば、「自分って案外やれるのかも」と小さな自信がつくこと間違いなしです。
癒しに包まれる山道♪ 希少種の蝶々「春の女神」に出会えるかも
山頂が「達成感」だったのに対し、山道には「癒し」が溢れています。
コバノミツバツツジやヤマブキが咲き乱れていて、とっても華やか。
さらに、希少種の「ギフチョウ」に出会えることも。この蝶々は、年1回、4月頃にしか現れないため「春の女神」とも呼ばれているのだそうです。近年は個体数が減ってきているうえに生息地が限られているので、見られたらラッキー!
上空では、ウグイスの鳴き声がこだまし、思わずうっとりしてしまいます。
キビタキやオオルリなど、バードウォッチャーなら一度は見てみたい鳥にも出会えるようで、大きなカメラを片手にシャッターチャンスを狙っている人も見かけました。鳥が好きな方は、双眼鏡をお忘れなく。
縦走すれば9座!いくつもの山を制覇できる満足感
1日でいくつもの山を攻略できるのも、小野アルプスならでは。
筆者が歩いた「小野アルプス魅力たっぷりコース」では、約1時半の間に惣山と紅山の2座に登頂。さらに、紅山の山頂から約10分のところにある「夫婦岩」を訪ねれば、3座の山頂を訪れたことになります。ここはパワースポットであるとともに西紅山の山頂でもあるんです。
低山とはいえ、山頂は山頂。こんな短時間の間にたくさんの山に登れるのは、満足感がありますよ。
「小野アルプス縦走コース」を歩いた場合、約5時間(全長7.9km)で、9座もの山に登頂することに!登り終えた後の充足感は計り知れません。縦走中に疲れても、途中で下山できるルートがあるので、安心してチャレンジできそうです。
終わりに
登山でしっかりと体を動かした後は、「白雲谷温泉ゆぴか」で疲れを癒すのもおすすめですよ。
岩盤浴やリラクゼーション、食事処、広々とした休憩室を備えたモダンな造りの温泉で、特に、森林を眺めながら入浴できる露天風呂は、癒し度満点。「白雲谷温泉ゆぴか」までは、「鴨池公園」から車で約10分、JR加古川線「市場」駅からは徒歩約15分です。
爽快感や達成感を味わいたくて、登るのがクセになる小野アルプス。
皆さんも、紅山を登り終えた後の高揚感を一緒に味わいませんか?
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にっしー
- 国内外と転々としながら、好きなことをしている関西人。お茶の産地を旅するのがライフワーク。