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【ソウル益善洞】最新情報!行列のできる店、ひとり釜飯が熱い!
目次
ソウル益善洞(イクソンドン)とは
もともとは棲洞宮(ヌドングン)という小さな宮のあった場所で、王族の住む一帯だったそうです。1920年にソウルの人口が急増し、居住空間が不足したために韓屋(当時の朝鮮家)が整備されました。そして100軒余りの韓屋がひしめく密集地帯が、100年経った今も残っている「ソウルで最も古い韓屋村」になります。
>>【韓国】こんなに近くにあったオシャレなスポット「益善洞韓屋村」
コロナ後の益善洞
地元韓国人に人気のスポットなために、大きな打撃は喰らってない様子の益善洞...と言いたいところですが、そもそもお店の移り変わりが激しいので、以前あった店がもうない!なんていうことはよくある話です。
今回は、以前書いた記事の、行列ができるお店が!なんと変わっていたという衝撃的な事件に遭遇しました。な、な、なんで~?
>>以前書いた記事:オシャレな「益善洞(イクソンドン)」の行列トンカツ店へGO!
しかし、韓国では行列ができる店であっても、建物の持ち主が「出て行け」と言えば出ていかざるを得ないと言う、理不尽な不動産事情があります。残念ですが、どこへ引っ越したか探さねば。
それでも熱い益善洞
日本では高級パンがそろそろ下火になっていると聞きますが、韓国は今が全盛期かもしれません。こちらの高級パン店はパンの焼き上がり時間に合わせて行列ができています。
最近はレトロブームでもあって、昔ながらの外観をそのまま使ったり、店内をわざと日本で言う大正・昭和風にしたり、味のあるお店が増えています。(そもそも益善洞自体がそうだとも言えますが。)このお店は学生が大好きな「トッポッキ」などの粉食(ブンシク)のお店です。
こちらも人気のお店『ホホ食堂』日本式トンカツのお店です。今回はここに入ろうか、悩みましたが結局『釜飯』を選択しました。さあ!ご紹介しましょう。
行列必須!ひとり釜飯『タムソッ』
この場所は以前、カフェだったと記憶していますが、いつの間に釜飯屋さんになっていたのか。
11時オープンですが、10時半くらいから、もう並び始めています。並ぶ際はドアの前にある記入帳へ名前、注文メニュー、電話番号を記入します。最近の行列のできる店は、だいたいこのパターンなので、ドアの前をよく見てください。これを忘れると並び損なので、ご注意ください。そして名前を韓国語で書けるようになっておいてくださいね!
『タムソッ』辛いナス釜飯
さあ、ご紹介しましょう~!
今回「辛いナス釜飯」11,000ウォンと「アワビ釜飯」15,000ウォンを注文しました。
韓国では、というか地方はわかりませんが、少なくともソウルでは、あまりナス料理をみかけません。でもスーパーで売っているので使われているのでしょうが、食堂などで出てくるナス料理で美味しいものに出会ったことがなく、このお店ではナス釜飯が一押しということで、大好きなナスしかないでしょう~!というわけで、こちら!「辛いナス釜飯」です。
甘辛ソースで味付けしてあるナスは、ナスじゃない食感です。ネットのコメントには肉みたい!?なんて言うのもありました。私的にもこれこれ~!これがナスだよね~!うんまい!でも、ナスは熱々なので火傷に気をつけてください。また"辛い"と言う割に辛くはないです。どちらかと言うと味が濃いと言った印象です。あっさりしたのが好みなら普通のナス釜飯をおすすめします。
『タムソッ』アワビ釜飯
アワビと言えば、アワビ粥と言うくらい、ソウルでは日本人に人気のメニューですが、ここに来てアワビ釜飯も人気になるかもしれませんね!
アワビはなんと、社長のご両親が養殖をしているとのことで新鮮です。また鮮度も水分も逃さないように酒、大根、昆布で蒸すという、ひと手間もふた手間もかけた一品です。蓋を開けるとゴマ油の香りがフワッと漂って、食欲をそそります。
ここの釜飯は圧力鍋で炊いているので普通の釜飯より美味しいです。しかもコシヒカリを使ってるようで、美味しいはずです!
そして、釜飯と言えば「ヌルンジ(おこげ)」ですね。ご飯をお茶碗に取り分けたら、最後はお湯を入れて蓋をします。そしてご飯を楽しんだ後に「ヌルンジ(おこげ)」を楽しむのが韓国人の大・大好きな食べ方です。
焦げたお米がふやけて、お粥のような状態になっています。正直「ヌルンジ(おこげ)」までは、食べ切れないほど量が多いですが、お茶代わりに汁だけ飲むのもおすすめです。
その他メニュー
- サーモン釜飯 17,000ウォン
- ステーキ釜飯 17,000ウォン
- うなぎ釜飯 19,000ウォン
- すき焼き 15,000ウォン
うなぎ釜飯もステーキ釜飯もとっても魅力的!次回、ぜひ食べてみたいです。リピート決定です!
タムソッ 益善洞直営店
- 地下鉄3, 5,号線 鐘路3街駅 6番出口から徒歩3分
- 住所:ソウル市鐘路区水標路28通り 21-3
- 電話:(フリーダイヤル)1533-0857
- 営業時間:11:00~22:00
- 公式サイト:タムソッ
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COZ
- 初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。