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ぶらぶら歩きたい街、西村(ソチョン)をめぐろう!おすすめコース
目次
西村(ソチョン)
『西村(ソチョン)』とは、朝鮮王宮の景福宮(キョンボックン)の西側に位置するエリアのことです。
景福宮駅2番出口を出てすぐ左側には『世宗マウル飲食文化通り』があり、美味しいお店がひしめくグルメスポットとなっています。そのまま進むと、大通りの左右にも有名グルメ店やおしゃれなカフェが点在しています。歴史のある古い街並みですが、近代アート的なカフェなども多く、見て歩くだけでも楽しいエリアです。
景福宮駅2番出口をそのまま真っ直ぐ進むと『通仁市場(トンインシジャン)』、『青瓦台(チョンワデ)サランチェ』へと続きます。今回は、順を追ってそのコースを紹介します。
通仁市場(トンインシジャン)
景福宮駅2番出口から徒歩10分にある通仁市場(トンインシジャン)は『西村(ソチョン)』エリアにある在来市場です。約200mほどのアーケードには、生鮮食品や惣菜店、雑貨や金物など生活必需品が並びます。
そもそもは地元韓国人の台所ですが、少し変わり種の『キルム(油)トッポッキ』や仁王山(イヌァンサン)の麓にある『水聲洞渓谷(スソンドンケゴッ)』の入口でもあったことで、観光客も多い場所でしたが、2012年に登場した『お弁当カフェ』が大ヒットし、コロナ禍前の狭い通路は、人で溢れ返っていました。
<キルム(油)トッポッキ>
通仁市場(トンインシジャン)
- アクセス:地下鉄3号線 景福宮駅 2番出口から徒歩10分
- 住所:ソウル市鐘路区 弼雲大路6通り3 通仁市場
お弁当カフェ
お弁当カフェとは、1枚500ウォンのコインを購入し、市場内の加盟店でお惣菜を選べるというもの。コイン購入の際に弁当容器が渡されますので、そこに好きな惣菜を入れてもらいます。韓国の市場で見かけるお惣菜は一口食べてみたいと思ってもなかなか手が出ませんが、こうやって小分けに注文できるのはとってもありがたいです。また選ぶ楽しみもあります。
コインの購入や飲食は「顧客満足センター」で行われています。弁当に惣菜を詰めたら「顧客満足センター」の2階でご飯やスープなどを購入して食べることができます。(コロナ後、再開しているか未確認)
水聲洞渓谷(スソンドンケゴッ)
ここは私的には、ソウルで内緒にしたい場所No.1です。どうしてこんなところにこんな風景が広がっているのか不思議で仕方ない場所『水聲洞渓谷(スソンドンケゴッ)』。
普通、こんな風景を見たいなら車で1~2時間かかる場所へ行かなければならないイメージがありますが、都心のど真ん中、すぐ側にこんな避暑地がひっそりと隠れていたなんて!
初めて見たときは本当に目を疑いました。
通仁市場の裏側
ここへ行くには、通仁市場(トンインシジャン)裏側から歩いても10分、もしくは緑のマウルバス鐘路(チョンノ)09番に乗って終点になります。もし時間があるなら、仁王山(イヌァンサン)の登山もおすすめです。
<仁王山(イヌァンサン)登山>
水聲洞渓谷(スソンドンケゴッ)
- アクセス:地下鉄3号線 景福宮駅 2番出口から徒歩15分、地下鉄3号線 景福宮駅 3番出口からマウルバス 鐘路09番 乗車→水聲洞渓谷終点下車
- 住所:ソウル市鐘路区玉仁洞185-3
西村(ソチョン)散策
ここは、ぶらぶら歩いていても楽しいエリアです。さまざまな発見があるので時間があれば路地裏までくまなく歩くことをおすすめしますが、ここで一部ご紹介しましょう~
もっともっと見どころはたくさんありますが、あとは、ご自分の目で確かめに行ってください!
青瓦台(チョンワデ)サランチェ
青瓦台(チョンワデ)は、1948年に韓国の大統領府として建てられ、歴代大統領の執務室や迎賓館などが敷地内にあります。その名の通り、青い瓦屋根の建物という意味から、欧米では米国のホワイトハウスにならって「ブルーハウス」と呼ばれています。
現・尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が大統領府を龍山(ヨンサン)国防省の建物へ移転したことから、現在では「旧大統領府」として一般市民に開放されています。※要予約(火曜休館)
<この先は要予約>
青瓦台(チョンワデ)サランチェ
- アクセス:地下鉄3号線 景福宮駅 4番出口から徒歩15分
- 住所:ソウル市鐘路区孝子路13通り45
- 営業時間:9:00~18:00
- 公式サイト:青瓦台(日本語)
三清洞(サムチョンドン)へ
景福宮駅2番出口から出発して『青瓦台』まで来たら、あともう少しでオシャレな街として人気の『三清洞(サムチョンドン)』です!ここまで歩ける方は、大変お若い!
三清洞で食事やカフェで休憩をしてまだ体力のある方は、もう少し進めば『仁寺洞(インサドン)』です。そこまで行けば、丸1日コースですね。体力に自信のある方には一度、巡ってほしいコースをご紹介しました。
以下に地図で解説してみました。参考にしてください。
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COZ
- 初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。