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最新!ベトナム中部「ホイアン旧市街」の楽しみ方
ベトナムの中部旅行に欠かせない「ホイアン」は、ユネスコ世界遺産に登録された旧市街が観光の象徴です。近年は隣町のダナンも観光整備が進み、2都市観光がベトナム中部旅行の定番となっています。
そのホイアンですが、何の予備知識もないと、ただ闇雲に旧市街を歩き回るだけで終わってしまい、人によっては不完全燃焼で1日を終えてしまうかもしれません。
そこで、ここではホイアン旧市街の魅力と併せて、現地の楽しみ方・過ごし方をご紹介します。
目次
- ホイアン旧市街は昼と夜の2部に分かれている
- アンホイ橋対岸エリアを観光する
- ホイアン近郊の夜限定のエンタメ施設を満喫
- ビーチもホイアンで。南国バカンスを満喫
- ホイアン3大名物は絶対に旧市街で食べるべき!
- まとめ:ホイアンを楽しむコツは世界遺産散策以外にも目を向ける
ホイアン旧市街は昼と夜の2部に分かれている
ホイアンは旧市街全体が歴史保護地区に指定されています。そのため、寺院や集会所、博物館といった各施設の営業時間は自治体によって統一されており、17時半から18時の間にほとんどの観光スポットは閉館してしまいます。
そのため、寺院や博物館見学を目的にホイアン旅行を計画する場合は、午前中から日が沈むまでの時間で済ませなければなりません。
ただし、夜になるとホイアンはカラフルなランタンが町に明かりを灯し、昼間とは打って変わった幻想的な風景へと移り変わります。観光施設はすべて閉館していますが、お土産店や飲食店は引き続き営業しているので、お土産探しや町歩きをしたい人は、あえて夜のホイアンに訪れてみるのがおすすめです。
アンホイ橋対岸エリアを観光する
ホイアン旧市街南部バクダン通りには、トゥボン川に架かるアンホイ橋があります。誰もが自由に渡って対岸へ行くことができますが、ガイドブックにはあまり紹介されていないためか、旅行者の中には無視して橋を渡らない人も多いようです。
アンホイ橋対岸エリアのポイントは「歴史保護地区ではない」ことです。つまり、対岸は世界遺産ではないため、深夜まで営業しているお店もありますし、観光客が宿泊できるホテルもたくさん散らばっています。
ナイトマーケットは毎晩開催!
アンホイ橋を渡った先には、毎晩ナイトマーケットが開催されています。年々マーケットのエリアも拡大しており、毎日数多くの旅行者で賑わいをみせているので、ホイアンに来たら必ず訪れて欲しい観光地です。
また、マーケットの傍にはフットマッサージ店やオープンカフェも多いので、ベトナムらしい時間を楽しめます。この周辺にあるホテルに滞在すれば、毎晩歩いて世界遺産まで行くことができます。
ホイアン近郊の夜限定のエンタメ施設を満喫
ホイアンと言えば世界遺産ばかりがクローズアップされていますが、実は旧市街近郊にも見どころは多く、その1つが「夜のエンタメ施設」です。
ハイランダーの生活と文化「TEH DAR」
ホイアン旧市街近郊のドーム型屋内施設で夜に定期開催している「TEH DAR」は、ハノイやホーチミンでも市民劇場で開催されているルーンプロダクション社が運営。「TEH DAR」はベトナム高原地帯の住民の生活や文化に密着した様子を音と光で表現したショーとなります。
非常に完成度が高く、圧倒的なパフォーマンスは子供から大人まで時間を忘れて楽しむことができます。
日・越・中の古き時代を再現「インプレッションテーマパーク」
ホイアン旧市街からシャトルバスで行ける「インプレッションテーマパーク」は、日本・ベトナム・中国の古き時代の町を投影したエンタメ施設です。夜になると総勢500名のキャストが演じる「メモリーショー」が開演。ベトナム最大規模のエンタメショーを鑑賞することができます。
ビーチもホイアンで。南国バカンスを満喫
ベトナム中部旅行を計画している人のほとんどはビーチリゾートを満喫することが目的です。ビーチエリアと言えばダナンのミーケービーチが有名ですが、実はホイアンにもビーチエリアが幾つかあります。
おすすめは「アンバンビーチ」と「クアダイビーチ」です。アンバンビーチは欧米人観光客を中心に人気があり、砂浜にデッキチェアを置いてヤシの実ジュースを飲んだりと、理想の南国パラダイスを満喫できるでしょう。
一方でクアダイビーチは砂浜がないので海水浴に適してはいませんが、周辺には海鮮食堂やマリンショップがありますし、日本人も満足できる4つ星、5つ星のリゾートホテルもあります。ホイアン歴史保護地区まではレンタル自転車で20分で行くことができます。
ホイアン3大名物は絶対に旧市街で食べるべき!
ホイアンでは「カオラウ」、「ホワイトローズ」、「揚げワンタン」の3品が3大名物とされ、さらに「コムガー(チキンライス)」、「ミークアン」を合わせた5品で5大名物と言われています。
上記のうち3大名物はホイアン以外の場所では食べることは難しく、隣町のダナンであっても上記3品を扱うお店は滅多に見かけません。そのため、最低でも3大名物はホイアンで押さえておきたいところです。旧市街に点在するレストランには、決まって3品がセットになった名物コースがありますので、そちらを頼むのもおすすめです。
まとめ:ホイアンを楽しむコツは世界遺産散策以外にも目を向ける
今回は旧市街の豆知識や歴史保護地区以外のホイアン観光の楽しみ方を紹介しました。日本人旅行者にとっては日中なら寺院博物館の見学、夜は旧市街散策が定番となっていますが、実はそれ以外にも見どころはたくさんあります。
これからホイアン旅行を計画している方は、是非世界遺産以外の観光方法をスケジュールに組み込んでみてください。
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古川悠紀
- ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!