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高級ブランドショップ?なチキン店『PURADAK CHICKEN(プラダッチキン)』
目次
PURADAK CHICKEN(プラダッチキン)とは?
2014年にオープンしたチキンチェーン店で、2020年にはチョン・へインのCMでも話題沸騰し、いまだに人気を誇るお店です。
特に話題になったのは、その高級感あふれるパッケージ。ブランドバックと見まがう程の、黒を基調とした箱に黄色(金)で印刷したロゴや細部にまでこだわったデザイン。しかも、よく見るとただの黒じゃないんです!革のような質感まで印刷されています!なんというこだわりよう...!それもそのはず、プラダッという店名は、プラダ+ダッ(鶏)をもじったと巷では言われています。
公式では、PURA(純粋) + DAK(鶏) = PURADAKとして、「正直で純粋に最高のチキンを調理し、お客様に提供するという気持ちを意味します。」とされています。
チキンといえば配達
韓国では、チキンは配達といっても過言ではないほどに、多くの配達専門チェーン店があります。店舗で食べるスタイルもありますが、それが稀なほどです。今回は、梨泰院店でテイクアウトをしました。このテイクアウト用の袋が!なんとびっくり布製!むちゃくちゃカッコイイです。知ってなければ、まさかチキンが入ってるとは思いもしませんね。これが欲しくてプラダッチキンをオーダーする人も多いと聞きます。
さて、梨泰院店はお店で食べられるように席を設けてはありますが、ゆっくり食べるような雰囲気ではありません。ちなみに、明洞店は食べる方が専門のようです。観光で来られる方は、店舗で食べたいかテイクアウトかを決めてから、お店を選ばれたらいいと思います。
調理法にもこだわりが
初めはパッケージばかりに目がいきますが、調理法にも手を抜いていません。2014年にオープンして以来今も人気を誇る理由は、単純に美味しいからです。毎年何百件というチキンチェーン店が生まれては無くなっていくという、チキン激戦区の韓国で何年もそのブランドを維持するのは容易ではありません。
プラダッチキンのこだわりは、自然豊かなソウル近郊で育てた新鮮な鶏肉(HACCP認証)を使用し、210度のオーブンで焼いた後素早く揚げるという2段階のオーブンフライという方式です。この調理方法がゆえに、中はジューシー、外はカリッと仕上がっています。また、ソースにも多様性があって飽きの来ない味を誇っています。
さらに、通常チキンに付属するのはチキンムゥ(大根)という白い大根の漬物ですが、これも黄色(金)にしてデザインを統一させるというこだわりようです。
こだわりソースも健在
筆者は、シンプルなフライドチキンが好きです。味が濃いソースがかかっているのは好みません。しかし、なぜか惹かれてしまうプラダッチキンのソースたち。
ベストメニューの「ブラックアリオ(BLACK AGLIO)」は醤油ベースの黒光りするソースの上に揚げたニンニクがのっています。これは美味しそう!と直感がささやきます。
こちらもベストメニューの「コチュマヨ」は、マヨネーズベースのソースにコチュ(唐辛子)の漬物がのっています。これもやはり美味しい予感しかしない。
そして今までの私なら一番手が出なかった白い粉がふりかかったチキン「コーン・ソメイジング(CORN So Amazing)」(また造語かな?)は、チキンの概念が吹っ飛んでる気がする一品。
とにかく、この3つが気になって仕方がない。
迷いに迷った挙げ句、「コーン・ソメイジング(CORN So Amazing)」18,900ウォン&「ブラックアリオ(BLACK AGLIO)」と「コチュマヨ」が半々になっている「ブラックトゥンバ」21,900ウォン&チーズボール4,900ウォンで注文確定しました。
韓流ドラマロケ地のすぐ側
プラダッチキン梨泰院店は、韓流ドラマ「梨泰院クラス」で有名になったあの場所のすぐ側です。Nソウルタワーが一望できる歩道橋の上はフォトスポットになっています。
PURADAK CHICKEN(プラダッチキン) 梨泰院店
- 地下鉄6号線 緑莎坪駅 3番出口を出てから道路を渡り5分
- 住所:ソウル市龍山区梨泰院529
- 電話:02-793-9206
- 公式サイト:PURADAK CHICKEN
PURADAK CHICKEN(プラダッチキン) 明洞店
- 地下鉄2号線 乙支路入口駅 5,6番出口から徒歩5分
- 住所:ソウル市中区明洞7通り21 アールヌーボーセントム1F
- 公式サイト:PURADAK CHICKEN
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COZ
- 初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。