【2022年】沖縄県・離島「石垣島」でドライブ!

ハイビスカス

その昔、琉球王国だった名残りなのか、それとも美しく青い海の色のせいなのか、日本に居ながらにして異国にいるような気分になれるビーチリゾート地、沖縄県に属する八重山諸島にある「石垣島」へ初めて行ってきました!

石垣島は、沖縄本島(1,199平方キロメートル)、西表島(289.3平方キロメートル)に次いで、沖縄県で3番目に大きい島なのだそうです。島の面積は約225平方キロメートルで、大阪市(223平方キロメートル)とほぼ同じ大きさの模様です。ちなみに2022年9月時点での石垣島の人口は49,651人、大阪市の人口が2,756,527人ということで、人口密度で考えても、とてもゆったりしている印象です。

今回は初めての石垣島ということで、レンタカーを借りて、島を一周してみることにしました。島の周囲は、約140kmということで、約3時間で回ることができます。とはいっても、ただ走っているだけではなく、気になる場所に立ち寄りながらですので、やはり丸々1日を使って楽しみたいですね!高速道路はありませんので、ETCカードは不要です(笑)

それでは早速、行ってみましょう!

目次

石垣島の岬「御神埼(おがんざき)」と「平久保崎(ひらくぼざき)」

御神埼灯台
<石垣島、最西端の「御神埼灯台」!>

石垣島の中心エリアから約30分で、石垣島西海岸に突き出た屋良部(やらぶ)半島の北端にある石垣島最西端の「御神崎」の岬に到着します。西に沈む夕日を眺めるスポットとしても人気なのだそうです。また、岬の沖合には、オニイトマキエイ(マンタ)が見えることで有名なダイビングスポットもある模様!

灯台から少し見下ろす形で岬があり、巨大な切り立った岩など、神聖な印象を受けます。春には、野生のテッポウユリが咲き誇るエリアの模様です!起伏がありますので、強風の時や天候の芳しくない時には、足元や持ち物に気をつけながらご訪問くださいね。

御神埼岬
<石垣島、最西端の「御神埼岬」!>

また、1952年12月8日にこの沖合で海難事故があり、岬にはその慰霊の碑や観世音菩薩像が沖に向かって航行の安全を見守っています。

「御神埼岬」の観世音菩薩
<海を見守る「御神埼岬」の観世音菩薩>

御神埼灯台

  • 住所: 沖縄県石垣市崎枝
  • 駐車場:約10台 (無料)
  • 公式サイト:御神埼灯台

御神埼岬から石垣島の北側道路を約1時間走ると、最北端の「平久保崎」の岬に到着します。

平久保崎灯台
<石垣島、最北端の「平久保崎灯台」!>

ちなみに「平久保崎灯台」は、2016年7月12日に日本財団・総合海洋政策本部・国土交通省が主催した「海と日本プロジェクト」の一環で発足した「恋する灯台プロジェクト」で認定された灯台なのだとか?!2016年から2019年の間に全国約40の灯台が認定を受けているもようです。この岬から海原に沈みゆく夕陽を恋人同士で眺めれば、2人の心も1つに溶け合う時間を過ごすことができる...そんなロマンスの聖地ということです!

>>>恋する灯台プロジェクトについてはこちら

高台から眺める海は、とても広々とした鮮やかなブルーのサンゴ礁も見渡せて、素晴らしい絶景を楽しむことができます!

平久保崎灯台

  • 住所:沖縄県石垣市平久保234-50
  • 電話:0980-82-1535 (石垣市観光文化課)
  • 駐車場:約8台 (無料)
  • 公式サイト:平久保埼灯台

どちらの岬も、公共の交通機関(バス)を利用しての訪問は難しそうです。レンタカーではない場合は、タクシーの利用もしくは現地ツアーなどを探してみてもいいかもしれません。

またドライブをしているといろんな海岸が登場します。気になるところへ少し立ち寄ってみることができるのもドライブの楽しみかと思います!

石垣島の「乳製品」

石垣島の農産物トップ3は、1位が肉用牛、2位がサトウキビ、3位がパイナップルなのだそうです。

1位の肉用牛ですが、そのほとんどが生後8ヶ月ごろには子牛として日本全国に出荷され、各地で神戸牛や松坂牛といったブランド牛として流通されるのだとか!

石垣島には、「石垣牛」と言うブランド牛がありますが、石垣牛と名乗るには、八重山郡内で生産・育成された登記所及び生産履歴証明書を有し、八重山郡内で生後おおむね20ヶ月以上肥育管理された純粋の黒毛和種の去勢及び雌牛である必要があるのだそうです。そのブランド牛も昨今の人気で、以前は石垣島内10店舗程度だった焼肉屋さんも、今では40店舗以上に増えているのだとか!ご興味ありましたら、お試しくださいね!

石垣島内をドライブしていると牛が放牧されている光景を目にします。肉用牛(黒毛和種)とは別に乳製品も盛んなので、いくつか乳製品のお店をご紹介したいと思います。

まず1つ目は、御神埼(おがんざき)へ行く途中にある「ミルミル本舗 本店」。

ジェラート
<「ミルミル本舗 本店」のジェラート>

少し高台にあるこちらの店舗は、名蔵湾を臨むテラス席が用意されていて、遠くには西表島やキレイな海を眺めながらジェラートを堪能することができます。

通常12種類のジェラートが用意されていて、その中から2種類を選ぶことができます。人気No.1は、やっぱりミルク味。伊盛牧場の新鮮なミルクを利用しているそうです。季節によってスペシャルなフレーバーのジェラートにも出会えるかもしれませんね。

もし、本店に行くことができなくても大丈夫です!石垣島空港にも支店がありますよ!本店の方にはお土産屋も隣接しているので、そちらでお土産を物色するのも便利です。

ミルミル本舗 本店

  • 住所:沖縄県石垣市新川1583-74
  • 電話:0980-87-0885
  • 営業時間:10:00〜19:00
  • 公式サイト:ミルミル本舗

平久保崎に向かう途中にもキッチンカーのような形式で乳製品のショップが出ていました。立ち寄ってみると、キッチンカーは無人でご用の際には坂の下にある牧場の方へ手を振ってくださいとの看板が!手を振ってみると、気づいたスタッフの方が車でキッチンカーまで移動してきてくださっての注文です!眼下に見える牧場で採れるミルクで、牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、チーズ等を作っていらっしゃるとのこと。

キッチンカー
<「石垣島ミルククラウン」のキッチンカーとマンゴーラッシーソフト>

石垣島ミルククラウン

石垣島の中心市街地に戻ってからですが、初めてみたキャラクター"ゲンキくん"。八重山ゲンキ乳業さんの乳製品や、ゲンキくんのグッズを取り扱っている「石垣さかい商店」では、石垣島産の新鮮しぼりたて生乳を使用しているゲンキシェイクも楽しめます。ミルクがしっかりしていて美味しいです。グッズも可愛いのでお土産として買って帰るのにも最適です!

八重山ゲンキ乳業 ミルクシェイク
<「八重山ゲンキ乳業」のミルクシェイク>

石垣さかい商店 (八重山ゲンキ乳業)

  • 住所:沖縄県石垣市美崎町9-1
  • 電話:0980-82-8676
  • 営業時間:10:00〜21:30
  • 公式サイト:石垣さかい商店

こちらは竹富島や西表島といった離島へ行く際に利用する「ユーグレナ石垣港離島ターミナル」内に入っている売店「七人本舗」で販売されている「マリヤシェイク」。石垣島内にある「マリヤ乳業」の新鮮なミルクシェイクを楽しめます。またこちらでは、マンゴー、パッションフルーツ、チョコ、ユーグレナ、シナモンを無料でチッピングしてくれたり、変わり種では、沖縄ならではの「泡盛シェイク」もあります!結構アルコールがしっかりしているようですので、車を運転されている場合には販売してもらえません(笑)

また人気のお店のようですので、なくなり次第、販売終了です。ご注意ください。

マリヤシェイク
<「マリヤシェイク」のシェイク(プレーン)>

七人本舗 (マリヤシェイク)

  • 住所:沖縄県石垣市美崎町1 ユーグレナ石垣港離島ターミナル内
  • 電話:0980-83-0105
  • 営業時間:6:30〜18:00
  • 公式サイト:七人本舗

このほかまだまだお店はありそうです!お店によって味が異なるので、食べ比べも楽しいですよ!

石垣島でのおすすめ

ビーチリゾートで有名な石垣島ですが、海に囲まれた島ならではのサンゴ礁に育まれた海水を100%減量として精製された塩を販売している「石垣島の塩」もおすすめです!

御神埼(おがんざき)へ行く途中にある「石垣の塩」は、施設奥の名蔵湾の海水を利用し、施設入口付近に置いてある甕の中に海水を入れ、約3〜8年もの歳月をかけて塩にした「珠塩」と言う特別な塩や、満月や新月の夜の海水で作った特別な塩もあります。

ちなみに各所のお土産屋さんに行くと「石垣の塩」とのコラボ商品を目にすることがあります。

石垣の塩
<「石垣の塩」の入口>

石垣の塩甕
<「石垣の塩」の特別な塩を精製するのに利用している甕>

商品
<「石垣の塩」の店内にある商品>

石垣の塩

  • 住所:沖縄県石垣市新川1145-47
  • 電話:0980-83-8711
  • 営業時間:9:00〜18:00
  • 公式サイト:石垣の塩

併設して、名倉湾の沖合から採取した「純水海水」のみを利用したミネラルテラピー、「ソルトスパ 美塩(びあん)」もありますので、リラックスのための訪問も可能ですね。因みに宿泊施設もある模様です。

ソルトスパ 美塩(びあん)

  • 住所:沖縄県石垣市新川1145-83
  • 電話:0980-83-3112(要予約)
  • 営業時間:10:00〜18:00
  • 公式サイト:ソルトスパ 美塩

また、石垣島の朝食としてオススメなのは「ゆしどうふ食処 とうふの比嘉」です。呑み助の友人曰く「二日酔いの後、最高!」なのだとか(笑) ただし、お店は朝6時半からオープンなのですが、開店直後には既に長蛇の列。

とうふの比嘉
<「とうふの比嘉」の案内看板>

とうふの比嘉
<「とうふの比嘉」の外観と列に並ぶ人たち>

店内といっても写真にあるようにとても開放的な建物です。ゆしどうふは、個人的には香港などにある「豆腐花」と言うデザートがあるのですが、それの甘さを抜いた感じのもの。お豆腐よりも柔らかく、とてもあっさり、優しい味です。

メニューは定食スタイルなのですが、ご飯のトッピングとして、とろろや生卵等、付け加えることが可能です。

お年寄りゆし豆腐セット
<「お年寄りゆし豆腐セット」(おから、卵焼き、ご飯)>

食べ終わってお店を出る時には、すでに「本日終了しました」になっていました。

とうふの比嘉
<「とうふの比嘉」の外観と列に並ぶ人たち>

とうふの比嘉

  • 住所:沖縄県石垣市石垣570
  • 電話:0980-82-4806
  • 営業時間:6:30〜15:00 (売切れ終了。日曜定休)

コーヒーが大好きな私は、旅先でいつも美味しそうなコーヒーやさんを探します。

今回は、とうふの比嘉からもほど近くにある自家焙煎の「NUTSTOWN COFFEEROASTERS / 石垣島 焙煎 コーヒースタンド」へ!

お店を見つけた瞬間「おっしゃれ〜!」とか「カッコいい〜!」とか言ってしまいます。

NUTSTOWN COFFEEROASTERS
<「NUTSTOWN COFFEEROASTERS」の外観>

朝早くから開店しているので、目覚めのコーヒーを飲んでからその日1日の予定を組むのもアリですね!

お店で飲むのもいいですしテイクアウトにするもよし、そして何よりもコーヒー豆(豆もしくは粉)を持って帰ることができるのも旅の思い出となるかもしれません。

スタリーナイト
<「NUTSTOWN COFFEEROASTERS」オリジナルブレンド「スタリーナイト」>

NUTSTOWN COFFEEROASTERS コーヒー
<「NUTSTOWN COFFEEROASTERS」のコーヒー>

NUTSTOWN COFFEEROASTERS / 石垣島 焙煎 コーヒースタンド

  • 住所:沖縄県石垣市大川538-2 u-viento 1階
  • 電話:0980-87-0979
  • 営業時間:09:00〜18:00
  • 公式SNS:Instagram

「NUTSTOWN COFFEEROASTERS」で焙煎を委託しているコーヒーショップもありました!

VOLTS COFFEE 730
<「VOLTS COFFEE 730」の外観>

こちらも外観からおしゃれな感じで、コロナが終息すれば夜もオープンしてワインを飲みながらのイベントも開催していきたいのだそう。早くそうなってくれるといいですね!

VOLTS COFFEE 730 (ボルトコーヒー)

  • 住所:沖縄県石垣市大川293-1
  • 営業時間:7:00〜18:00
  • 公式SNS:Instagram

石垣島へのアクセス

石垣島は島ですから、基本アクセスは飛行機です!直行便もありますが、沖縄(那覇)経由の方がエリアによっては便数があるかもしれません。

島内のアクセスは、電車等は開通していないので、公共の交通機関はバスになります。滞在型や離島へ足を伸ばす方であれば、公共の交通機関利用で問題ないかと思います。島内のタクシーやレンタカーには限りがありますので、繁忙期であれば、事前に予約をしておかれることをお勧めします。

マンホール好きな私が今回見つけたのは、こちら!

1つ目は石垣市の花「サキシマツツジ」のマンホール。もう一つは、石垣市の鳥「カンムリワシ」と市の木「ヤエヤマコクタン」のデザイン!

マンホール
<石垣島のマンホール「サキシマツツジ」>

マンホール
<石垣島のマンホール「カンムリワシとヤエヤマコクタン」>

マンホールには、その土地の特色を見ることができるので、楽しいです!

そして今回は、強面の「交通安全」タスキをしているマスコットが!こちらのマスコットは、石垣市公認キャラクター「ぱいーぐる」!「ぱい」とは、沖縄の言葉で「南」のこと。「ぱい(南)」と「いーぐる(鷲)」を組み合わせたネーミングなのでしょうね!

ぱいーぐる
<石垣島のマスコット「ぱいーぐる」>

>>石垣島公認キャラクター「ぱいーぐる」公式サイトはこちら

まとめ

初めての石垣島は、滞在すればするほど面白い発見だらけでした。海に囲まれているためなのか、お天気も移りやすく天気予報もあまり参考にならなかったりします。季節によっては日中と夜との寒暖差もありますので、服装にはご注意くださいね!

今回は夏休みのハイシーズンを終えてからの訪問だったからかお店が臨時休業している場所が多かったので、ご訪問時には必ず事前にお問い合わせされるのをおすすめします。

石垣島内には、他にもまだまだ美味しいお店や石垣島から日帰りでも行くことのできる離島へも訪問しましたが、それはまた別の機会に!

ビーチリゾートだけではない見どころ豊富な石垣島へ、ぜひ足を運んでみてくださいね!

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