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モスクワにヨーロッパ一高い観覧車がオープン
こんにちは!モスクワ在住のチェブラーシカです。
9月の第2土日曜日は「モスクワの日」です。2022年は875周年でした。0と5のつく周年に、盛大にイベントをする習慣があるので、875周年のモスクワの日も盛り上がりました。モスクワの日に、ヨーロッパ一高い観覧車がオープンしました。
今回は、モスクワにできた新しい観覧車を紹介します。
目次
モスクワの日
1147年にユーリー・ドルゴルーキーが会合をしたという記録が残っており、それがモスクワの始まりと言われています。
そして、9月の第2土日はモスクワの日となっていて、市内中でイベントが開催されました。市内の博物館は、無料で公開された所も何か所もありました。また、トヴェルスカヤ通りが歩行者天国になり、特設ステージも設置され、コンサートが行われました。
ダンスやバレエや体操をするグループ、子どもたちが遊んだり学んだりできるスペース、スポーツを体験できるスペース、交通機関の展示のスペースなどがあり、2日間大いに盛り上がりました。
夜には花火も上がり、地下鉄は夜通し運行していました。
また、875周年の贈り物ということで、ВДНХ(ヴェー・デー・エヌ・ハー)にヨーロッパ一高い観覧車がオープンしました。
ВДНХ(ヴェー・デー・エヌ・ハー)に関連した記事を以前書いていますので、下記リンクから読んでみてください。
観覧車
私がロシアで今まで乗った観覧車といえば、ソビエト時代に作られた囲いがないものばかりでした。
これはこれでスリルがあります。ガラス越しではないので、写真をきれいに撮れていいです。
2021年8月にВДНХへ行ったときに見たのは建設中の観覧車でした。
あれから約1年。
2022年9月10日にオープンしたヨーロッパ一高い観覧車はこちらです。
名前は、『モスクワの太陽』です。
今までロンドンにある観覧車が135mでヨーロッパで一番高かったのですが、モスクワにできた観覧車は140mの高さです。1周するのに18分40秒かかります。全景を写真に収めるのも一苦労の大きさです。
特別料金と予約が必要ですが、結婚式や誕生日イベント、デートなども観覧車で行うことができます。
床が透明になっている箱もあります。もちろん通常の箱よりも料金が高くなります。
私も張り切ってオープン初日に出掛けてみました。
実際に観覧車の下に行くと、下から見ているだけでも高いなあ、大きいなあと思って、足が震えてきました。私は高所恐怖症なので乗るのを断念しました。
庶民の平均月収から考えるとチケットの料金が高いので、当日乗る人たちはどんな人たちだろうと思い、入り口に行ってみました。
オープン時刻を過ぎても入場が始まらず、30分くらいして入場が始まりました。
私は入場が始まったところで家に帰りましたが、ニュースを見たら乗りたい人が殺到し、オープン後数時間で観覧車は止まったようです。ネットでのチケット販売も一時休止され、乗車人数が落ち着くまではチケットの購入枚数が制限されることになりました。
観覧車の周辺にレストランやお店などがオープンする予定ですが、現在準備中のお店が多いので、国際情勢が落ち着いた頃がちょうどいいと思います。
新観覧車:モスクワの太陽
- 住所:Prospekt Mira, 119, Moscow
- 電話番号:88005502119
- 営業時間:12:00~22:00
- 定休日:月曜
- 最寄り駅:ВДНХ(ヴェー・デー・エヌ・ハー)駅
- 公式サイト:モスクワの太陽
まとめ
観覧車のチケット代金はかなり高いので、乗るなら天気のいい時がいいですよね。
ちなみに今年の9月は、気温が低く天気も悪い日が多く、このようにきれいに晴れたのは、9月10日のオープン日だけでした。公式サイトを見ていると、-10度から+40度までは稼働するようですが、-10度以下の日もある冬場は、動いたり動かなかったりするのだろうなあと思います。また、強風などの悪天候も影響を受ける場合があると思います。もし旅行中に晴天で乗れたら、幸運の持ち主だと思います。
ヨーロッパ一高い観覧車を試してみたい方はぜひ乗車してみてください。
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チェブラーシカ
- 高校3年生の時に好きになったロシア。音楽、文学、歴史、美術、バレエ、料理、ロシア人気質などに興味をもちました。でも、ロシア語を専門に学んだことはありません。ロシアが好きでいろいろ知るうちに、2016年12月にロシア人男性と結婚し、2017年4月からロシアに住むことになりました。普通のガイドブックには載っていない情報をお届けします。