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世界最貧クラスの国ブルンジの魅力的なグルメ4選
前回はブルンジのカフェをご紹介しましたが、今回は食べ物に注目してご紹介したいと思います。
>>前回の記事『世界最貧クラスの国ブルンジの魅力的なカフェ4選』はこちら
目次
- 1. ちょっとリッチに中東料理<Beirut restaurant & lounge bar Bujumbura>
- 2. レストランも食材探しも楽しめる<WAKA WAKA>
- 3. やっぱり定番のインド料理<Taj mahal>
- 4. 優しいお母さんの味<AURA CAFE>
- 番外編<ブルンジでしか味わえない絶品グルメ>
1. ちょっとリッチに中東料理<Beirut restaurant & lounge bar Bujumbura>
ここは中東料理が食べられるレストランです。名前の通りバーも併設されていて、左に入るとレストラン、右に入るとバーになっています。
レストラン内には中東の美しい景色の写真が飾られています。バーの方の写真はありませんが、そちらもインテリアにこだわっているようでした。
<フムス(左側2種類、約900円)、サラダ(右下、約500円)、ケバブ(右上、約1,300円)>
代表的な料理であるフムス(ひよこ豆のペースト)をはじめ、タブーレ(パセリのサラダ)といった日本にはない変わったサラダなどが提供されています。おすすめはケバブで、出来立ては周りがカリカリ、中はジューシーでとても美味しいです。
少し値段設定は高めですが、キッチンの様子を見せてくれたり要望を聞いてくれたりと、気さくなスタッフさん達がいます。
Beirut restaurant & lounge bar Bujumbura
- 営業時間:火~日曜 10:00~24:00
- 公式SNS:Facebook
2. レストランも食材探しも楽しめる<WAKA WAKA>
ここは街の中心地にあり、地元の人もよく知るレストランです。
外観も店内も、アフリカンスタイルの陽気なイメージで統一されていて、オシャレです。高床式住居の様な形の2階部分がレストランになっています。
<ハワイアンピザ>
<マルゲリータピザ>
ケバブやステーキなども提供されていますが、メインはピザです。上の写真のハワイアンピザにはなんとマンゴーが使われているなど、日本ではあまりない具材や味付けのピザが食べられます。
1階部分はイタリアの食材を販売するお店になっていて、チーズや生ハムといった、レストランで提供されるピザに使われている食材も買えます。チーズはキロ当たり700円弱で買えるのでかなりお買い得です。
<ハーブ味のチーズ>
<スーパーで買えるチーズ(両手いっぱいくらいの大きさです)>
ちなみにブルンジは酪農が盛んで、チーズや牛乳が安いです。WAKA WAKAではありませんが、この夢の様なチーズの塊はなんと約500円で買えます!
WAKA WAKA
- 営業時間:7:00~19:00
- 公式SNS:Facebook
3. やっぱり定番のインド料理<Taj mahal>
こちらはインド料理のお店です。
東アフリカにはインド人の人口が多いため、インド料理は比較的多く、外国人にとっては外食の定番のようです。カレーは辛めのため、辛いもの好きにおすすめです。サラダ、軽食、カレー、ドリンク、ナン、それぞれバラエティが豊富です。
Taj mahal
- 営業時間:8:00~22:00
- 公式SNS:Facebook
4. 優しいお母さんの味<AURA CAFE>
最後はブルンジでは数少ないアジアン料理屋さんです。
写真の2階部分がレストランで、看板も小さめなので少しわかりづらいかもしれません。
<ベトナム風春巻き(約660円)>
ベトナム人のオーナー夫婦が経営しているため、バインミーやフォーなどをはじめとする本格的なベトナム料理が食べられます。
<KFC クリスピーチキン(約1,250円)>
ベトナム料理以外にもピザやサンドイッチといった一般的な洋食もあります。東アフリカにもKFCが進出していますが、写真のメニューはそのKFCのクリスピーチキンを模した料理です。本物とは少し違って甘みがあり、とてもサクサクしていて美味しいです。
最近は仕事に慣れてきたためブルンジ人従業員に営業を任せているようで、ベトナム人オーナーがいない日が多いそうですが、どの料理も彼女が作ったものの方がより美味しいようです。特にKFCクリスピーチキンは彼女しか作れないため、電話して確認してから行くのをお勧めします。
ここはケーキも有名で、デコレーションケーキでサプライズパーティーを開くお客さんも多いようです。朝食から夕食まであるので、どんなときでも楽しめるお店です。
AURA CAFE
- 営業時間:8:00~23:30
- 公式SNS:Facebook
番外編<ブルンジでしか味わえない絶品グルメ>
ここからは、ぜひ食べていただきたいブルンジグルメを紹介します。
ムケケ
こちらはムケケと呼ばれる淡水魚です。
ブルンジはタンガニーカ湖に接しており、日本同様、魚をよく食べる国です。ムケケやンダガラ、サンガラといった淡水魚がよく取れます。どれも日本でいう白身魚で美味しいです。写真ではムケケとバナナチップス(揚げた甘くないバナナ)を一緒に提供されています。
VW(ヴェーウェ)
これはヴェーウェと呼ばれる串焼きです。牛肉と玉ねぎなどの野菜を一緒に叩いてミンチ状にして串焼きし、ロイコという日本でいうコンソメのような粉をまぶしています。
<調理の様子>
ミンチ状にしているので柔らかく、たくさん入った野菜の食感も感じられてとても美味しいです。ロイコも悪魔的な癖になる味のため、ハマること間違いなしです。
東アフリカの料理は、違いはあっても似たものが多いですが、このヴェーウェはブルンジだけです。(筆者調べなので他の国にもあるかもしれませんが、少なくとも珍しいです)
ウブロべ
<ウブロべ(左)とアボカド(右)>
最後はウブロべというブルンジの主食です。東アフリカでは、ウガリというトウモロコシの粉をお湯で練って作る餅のようなものを主食としてよく食べます。こちらのウブロべはそのウガリを寝かせて発酵させたものになります。
ウガリは家庭料理ですが、ウブロべは日持ちがするため販売されています。
ウガリより酸味があり、よりしっとりとしています。癖のある味なので苦手な人も多いようですが、日本でいう納豆の様なものでハマる人はハマってしまいます。近隣諸国ではあまり見かけませんでしたが、ガーナでもバンクーという名前で食べられているようです。
いかがでしたでしょうか?あまり名前は知られていませんが、自然に恵まれているブルンジは東アフリカ内でも料理が美味しいと評判です。機会があればぜひ訪れてみてください。
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Reiya
- 大学を2年休学し、2021年の3月から2022年5月まで東アフリカ(ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、ケニア)を旅する。インターンのために行ったアフリカだったがその魅力に引き込まれ、旅中に見つけたおススメのスポットや楽しい文化を紹介する。食べることが大好きなため、食べ物紹介が多め。