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【バンコク徘徊日記】レトロなフアタケマーケット
バンコク周辺にはオールドマーケットと言われる古い木造長屋を使ったマーケットがあります。前回のアユタヤと同様に、今回も列車を利用して気軽に日帰りで行ける「フアタケ」をご紹介します。
▼前回の記事:【列車でいくアユタヤ】1泊して観光ツアーでは行かないお寺に行ってみた
目次
- 1. またまたバンコク中央駅から列車で出発
- 2. とってものどかなフアタケ駅に到着
- 3. 市場へ向かいます
- 4. レトロな市場を歩く
- 5. 素敵な花のギャラリー
- 6. ゲストハウスも
- 7. ランチのカフェ食堂で名物猫とご対面
1. またまたバンコク中央駅から列車で出発
フアタケマーケットはバンコク都のお隣、サムット・プラカン県にあります。
タイの玄関、スワンナプーム空港の近くです。タクシーでも1時間程度で行けますが、往路は列車で行くのが楽しい。2021年10月、間もなく移転と噂されるも結論のでないまま列車が運行されているバンコク中央駅、フアランポーン駅から出発しました。
2. とってものどかなフアタケ駅に到着
列車もスムーズに行けば所要1時間。途中、ビジネス街のアソーク駅、週末には線路端に朝市が開催されるクロンタン駅などを過ぎ、車窓がすっかり田園風景になった頃フアタケ駅に到着です。
運のいいことに今日は爽やかな晴天。まだ雨季が終わらず、連日悪天候だったので雨降りは覚悟していました。日ごろの行いの良さかな。
駅には周辺の観光案内板がありました。読めないけどなんだか楽しそう。
3. 市場へ向かいます
駅から市場までは徒歩約20分。のんびり歩いて行ってもよかったのですが、駅前にバイクタクシー発見。
1台だけだったので思い切って2ケツ。こんなことができるのもタイならでは。もちろん自己責任です。良い子のみなさんは真似しないでくださいね。
4. レトロな市場を歩く
フアタケ市場は細い運河沿いに建てられた古い木造長屋を利用したいわゆる観光向けのオールドマーケット。フアタケとはワニの頭、という意味で看板にもワニのキャラクターが使われています。
フアタケ オールドマーケット
- 住所:Soi Lat Krabang 17, Khwaeng Lat Krabang, Lat Krabang, Bangkok 10520 タイ
- 営業時間:06:00~17:00
- Facebook:Huatakhe
市場の中はそれほど大きくはありませんがなかなかいい雰囲気。
食堂、カフェ、ギャラリー、ショップなどが並んでいます。
コロナ禍で店は営業していないのでは、と心配していましたがほとんどの店がオープンしていて安堵。みなさん頑張っています。
5. 素敵な花のギャラリー
フアタケ市場を一躍有名にしたのは「花の祭典」というイベント。花を使ったディスプレイと写真撮影ができることで特に若いタイ人女性の間で大ブレイクしました。
<花の祭典:Hua Takhe MarketのFacebookより>
こんな写真が撮れちゃいます。
<花の祭典:Hua Takhe MarketのFacebookより>
イベント期間以外でも花のギャラリーは見学可能です。イベントが早く復活できるといいですね。
6. ゲストハウスも
市場の中にはゲストハウスもあってこれまたいい感じ。
一階がカフェ、二階が客室です。カフェもお洒落!木造の建物は癒しの空間。次回は宿泊して朝晩の情景を楽しみたい。ケーキも美味しそう。
274 Bed And Brews
- TEL:+66 97 078 0252
- Facebook:274 Bed And Brews
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7. ランチのカフェ食堂で名物猫とご対面
ランチは一番人気のカフェ(Si Yaek Huatakhe Cafe)で。鴨ローストのバミー(中華麺)が美味!鴨肉は厚みがあって、噛むとじんわり肉汁が香ばしく、麺は固めでコシがあります。
有名店だけあってお客さんで一杯。早めに行くか、ランチタイムを外していくのが良いかもしれません。
>>Si Yaek Huatakhe CafeのFacebookページはこちら
お店の人気の秘密は食事だけではなく、もうひとつ。それは看板猫たち。食堂に動物がいるなんて。。。と日本では言われてしまいそうですが、タイの食堂ではマイペンライ(問題なし)。
我々が猫好きだと言いうと店主がテーブルまで1匹を連れてきてくれました。
みんなに写真撮られても気にせずマイペース。
この猫たち、店主がカヤックで運河のごみ取りをするときに一緒に乗ってお手伝いするということでテレビ番組に取り上げられたことがあるそうです。
<看板猫たち:Si Yaek Huatakhe CafeのFacebookより>
帰りは運河の反対側から大通りに出てタクシーにて。
タイでは古い商店街をお洒落に改装して新しい観光地にするプロジェクトが、若い人たちによってあちこちで展開しています。フアタケはその成功例のひとつ。彼らのセンスの良さに感心しつつ、これからも応援の意味を込めて紹介していきたいと思います。
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まめ緒
- タイのバンコクに単身赴任していた10年間、週末に風情ある街角を徘徊しつつ、ローカルご飯を食べるのが楽しみでした。タイ各地と東南アジア周辺国の面白スポットをご紹介します。