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【列車でいくアユタヤ】1泊して観光ツアーでは行かないお寺に行ってみた
アユタヤへはバンコクにいらした方々のアテンドで何度も行きました。その際は観光バスツアーを利用、つまり毎回同じお寺を見学していたのです。
しかし、アユタヤ遺跡群は広大で定番コースでは行かない名刹も多い。そこで、たまには自分のために行ってみようと思い立ったのでした。
目次
- 1. 鉄道で行くアユタヤ いざ出発駅へ
- 2. アユタヤ駅に到着
- 3. ホテルへ直行
- 4. お寺見学開始
- 5. 二番目のお寺はちょっと遠い
- 6. 暑さにやられて休憩したカフェがお洒落だった
- 7. 三番目のお寺は現役
- 8. 見学の後は
1. 鉄道で行くアユタヤ いざ出発駅へ
アユタヤへの行き方は複数ありますが、往路は鉄道を利用することに。実は私は乗り鉄。列車の旅をするチャンスがあまりない東南アジアでは欲求不満の日々だったのです。2019年11月、旅情たっぷりのバンコク中央駅、フアランポーン駅から出発です。
このレトロな駅構内。電車に乗らなくてもつい立ち寄ってしまう素敵な空間です。今回は実際に乗車するのでもうワクワク。
フアランポーン駅は、2022年より主な機能を新駅のバンスーへ移管します。当初はその後博物館になるという話でしたが、最近では近郊列車の発着は残すという新たな案がでています。
2. アユタヤ駅に到着
約一時間半でアユタヤ駅に到着。
駅舎を出るとたくさんのトゥクトゥクが待っています。客引き合戦。効率よく希望の場所へ行きたいときはここで交渉して利用するのが良いでしょう。
ただ、今回はパス。通りを渡ってまっすぐ進みます。
徒歩数分で川にでました。アユタヤの中心部は中州のようになっていて、川に囲まれています。ここで渡し船に乗船。
ローカルの人達が利用する船で、人数がある程度揃ったら出発。3分くらいで対岸に着いてしまいます。
3. ホテルへ直行
船着き場からは、レンタルバイク屋が並ぶ通りを過ぎ、歩いてホテルまで。アユタヤって結構大きな町なんですね。道が広いし車の数も多いです。徒歩の人はほとんどいない。
15分歩いて本日の宿に到着。池を囲んだコテージが並ぶゲストハウスです。ここで荷物を預け、自転車を借りました。無料です。
Baan Luang Harn Guesthouse
- 住所:9H6F+37V, Hua Ro, Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 タイ
- TEL:+66 87 072 1657
- Facebookページ
4. お寺見学開始
さて、行きたかったお寺へGo!
まずはワット・ラーチャブラナ。
8代目の王様が、王位継承争いで決闘死した二人の兄のために立てた寺院。後に地下からたくさんの財宝が発掘されたそうです。
クメール様式の塔に昇ると神殿の全貌が見える。大きな神殿だったのですね。
5. 二番目のお寺はちょっと遠い
お次は、中州を突っ切った川の反対側にあるワット・チャイワッタナラム。
ここは保存状態がよく、フォトジェニックなお寺としてタイのインスタグラマーにも人気のあるところです。ほんとに、素晴らしい。
6. 暑さにやられて休憩したカフェがお洒落だった
炎天下を自転車でここまでやってきて、遺跡の中をたくさん歩いたので暑さに体力消耗。
11月は乾季ですが、まだまだ気温は高くて熱中症寸前に。無理は禁物。どこかで休憩を。。。と目の前にカフェ発見!
行き当たりばったり入ってみたら、アラびっくり。とってもお洒落。こんなカフェがアユタヤの町はずれにあるとは。嬉しい驚きです。
甘酸っぱいパッションフルーツのシェイクにアイスクリームとベリーが乗ったパンナコッタ。疲れた体に沁み入るおいしさ。エアコンも効いていて一気にクールダウン。元気回復しました。
A Lovely Table
- 住所:41/1 Phra Nakhon Si Ayutthaya District, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 タイ
- TEL:+66 83 086 3899
- Facebookページ
7. 三番目のお寺は現役
さて三つ目のお寺はワット・タンミカラート。
獅子の像に支えられた仏塔が印象的。アユタヤ王朝より300年前に既に建てられており、1000年の歴史があるそうです。
高い柱の残る大きな神殿。他のアユタヤ王朝寺院とは異なる形です。
なんだかエジプトやギリシャの遺跡を見ているよう。訪れる価値高し。この寺院は遺跡ではなくまだ現役のお寺。お坊さんがいて、参拝もできます。
アユタヤ歴史公園は日帰り観光だけではもったいないですね。奥が深い。
8. 見学の後は
さてさて、日も暮れてきたので、遺跡の正面にあるテラスレストランで夕飯。夕焼けに浮かび上がる廃墟がなんともいい雰囲気。近くにはナイトマーケットもあるので、食後にちょっとひやかして宿に戻りました。
アユタヤは夜歩くのはちょっと危ない。道が暗くて人がいないのと、野犬が多いのです。トゥクトゥク利用が良いでしょう。
宿のコテージのテラスで一杯。バスツアーの観光客も帰ってしまい、町は静寂に包まれています。自転車で駆けまわったので足がパンパン。でも心地よい疲れです。
翌朝は、また自転車で朝のマーケットへ行ってからプールで泳ぎ、昼前に乗り合いバンでバンコクに戻りました。
午前中に発つと渋滞にハマることもなく楽チン。帰路も電車利用は可能ですが、遠くから出発しているのでたいていの場合予定時刻通りに来ないという試練があります。アユタヤ一泊旅行。おすすめです。
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まめ緒
- タイのバンコクに単身赴任していた10年間、週末に風情ある街角を徘徊しつつ、ローカルご飯を食べるのが楽しみでした。タイ各地と東南アジア周辺国の面白スポットをご紹介します。